マドラス 我らが街

マドラス 我らが街

解説

「インディアンムービーウィーク2022 パート1」(22年6月10日~、キネカ大森ほか)上映作品。

2014年製作/150分/G/インド
原題:Madras

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映画レビュー

5.0熱い!俺らの街俺らの政党そして権利

2022年6月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最後まで気が抜けない。

インドの政治 コミュニティ 利害関係 家族縁故 なかなか抜き差しならない。
搾取の構造はしっかりできているから、なかなか政治的に市井の人がまともな考えと方法では突破できない
勝る熱い思いあれど権力者はまさかの上を行く

マドラスの、団地生活というのが、新鮮だ。

主人公が一目惚れし、恋の駆け引きとなる、女性の恋愛観がまた堂々たるインドっぷりで、本人は理路整然と威張っているが全くよくわからない思考、でも、インドやなあ。 まさかのお母さんのお眼鏡なかなう、のだがお母さんも支離滅裂なので似た者同士でよかったよかった。

踊り子群ではなく、ブレーク?ダンサーたちが演劇的に上手から下手へ、下手から上手へ行く感じが面白く。

コアとなる友情部分はあまりに悲しい。

壁に祭壇とかね、、ほんとに人の弱いとこを権力はついてくる。

インド大都会の団地コミュニティ、みんな長屋にいるみたいに暮らして、泣き笑い闘う、ユーモアもラブコメもあり、しかしかなり社会派。お見事な作品。キネカ大森さんありがとうございました。

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