「ロシアに、希望はあるか?」ヘィ!ティーチャーズ! KKKさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシアに、希望はあるか?
よくある新米教師苦労物語かと思ったら、違った。
ロシアの若者に、希望がないことを、リアルに示す映画であった。
若者に希望がない社会は、理不尽な対外侵略でそのエネルギーを放出するほかはない。
希望がない社会は、移民に雑な怒りをぶつけ、ロマを徹底的に差別する。
こういう社会だからこそプーチンが君臨し、プーチンがこれを徹底的に利用する。
善意の新米教師に、出る幕はなく、すごすごと、退散するほかはないのだ。
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