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「【”欲しいモノを追い求めて何かを失った。”プロスケーターを目指す青年が父の仕事を継ぐか夢を追うか葛藤する姿を描いた青春ストーリー。】」ノースハリウッド NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”欲しいモノを追い求めて何かを失った。”プロスケーターを目指す青年が父の仕事を継ぐか夢を追うか葛藤する姿を描いた青春ストーリー。】
■高校を卒業しプロスケーターを目指すマイケル(ライダー・マクラフリン:「mid90s』でフォース・グレードを演じていた。そりゃあ、スケートボードが上手い筈だよ。)。徐々にプロスケーター達、ノーランやアイゼアや片思いのレイチェル(ミランダ・コスグローヴ)と過ごす時間が増え、高校からのスケート仲間の友達のジェイ、アドルフたちとの関係が微妙になっていく。
一方、スケーターを堅実な職業と認めない父親オリバー(ヴィンス・ヴォーン)は、息子が大学に行き、安定した職に就くことを望むのだが。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・重くなりがちなテーマを、飄々とスケボーシーンを巧く取り入れながら、マイケルが悩む姿を余り深刻にならないトーンで描いている。
・マイケルの想いを知りながら、スタンフォード大へ進むレイチェルが、彼に見せる優しさや、父のオリバーも息子の想いを知っているので、自分の職業を継ぎたくないというマイケルを優しく抱きしめたりするのである。
<今作は、派手さはないがプロスケーターになるという自分の夢を持つ青年の姿を、軽やかで優しいトーンで描いた青春映画である。>
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