「絵の繊細さが素晴らしい」雄獅少年 ライオン少年 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
絵の繊細さが素晴らしい
中国・広東の田舎で暮らす少年チュンは、家が貧しく両親は長い間広州に出稼ぎに行っていた。ある日、素晴らしい獅子舞を踊る女の子と知り合い、その子が自分と同じ名前だと知った事をきっかけに、獅子舞にあこがれるようになった。チュンはサル顔のマオを誘い、マオの知人ワン公と獅子舞のチームを作った。そして、町一番の獅子舞の踊り手だった干物屋のチャンを師匠にし獅子舞の技量を磨き広州の大会を目指す、という話。
まず、絵の素晴らしさに驚いた。ある時は実写かと思うほど繊細で、細部の通行人まできちんと描いている。中国の圧倒的な人手を掛けた作品に思えた。
同じ名前の少女も可愛かったし、師匠の奥さんが良かった。
見応えのあるアニメ作品だった。
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