ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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公開を楽しみにしてました! だから初日、レイトショーにて。 こわい...
公開を楽しみにしてました!
だから初日、レイトショーにて。
こわいの、たのしいの、
うつくしいの、おもしろいの、
いたいの…
いろいろな感情がこれ一本で味わえます。
楽しみにはしていましたが、
これほど面白いとは思いませんでした。
うぁ、またやられた、と思いましたが、
続編あり、です。
先の楽しみが増えるのはやはり嬉しい。
でも、山崎賢人、
キングダムに続き、
続編モノばかりで大丈夫なのでしょうか…キャラも何となく被っているし😅
そして、
やはり美しくて強いヒロインは欠かせない。
アイヌ文化に興味がある人なら知っているであろう、
秋辺デボさんの登場も嬉しい。
あぁ、もう興奮し過ぎて
これ以上書くとネタバレ満載になってしまうのでこのへんにしておきます。
サヨナラサヨナラサヨナラ。
リスは美味しいらしい
原作未読。キングダムが面白かったので、ゴールデンカムイの山崎賢人にも期待して鑑賞。不死身の杉元の、普段の声や話し方はかわいい。山田杏奈も色白でかわいい。ヒグマと白狼は着ぐるみ感があってかわいい。子熊もかわいい。リスは可愛くても食べられてしまう。美味しいらしい。
想像の50倍よかった
アクションにちゃんと向き合う映画はいい映画。
マンガ原作の実写化ときくと
期待しすぎて失望しないように
期待をかなり抑えて観に行くが、
抑えた期待の50倍くらいよかった。
2時間で、どこまでやるのか
何を見せるのか気になっていたが、
監督も脚本家も色気を出さず、
丁寧にエピソードを再現し、
1作めはここらまでだろうというところでドンピシャ終了。
ただこの密度&ペースだと、
15〜20作くらい行ってしまうのでは???
シリアスなストーリーと
馬鹿げた見栄のバランスも悪くなく、
「かなり面白いなあ」と
その理由を劇場からの帰り道に考えていたが、
これは原作がメチャクチャ面白いんだな
ということに改めて思い至った。
このあと読み返すか…
文句を言っていた人にほど観に行ってほしい実写
原作全巻・アニメ全部視聴済、展覧会に行き聖地巡礼もした原作の大ファンです。
最初に実写化されると聞いた時はとにかく不安でしかなくてお願いだからやめてほしいと思っていたのですが、本当に良い意味で全部裏切られました。
まず醸し出される世界観がゴールデンカムイそのもので役者がちゃんとキャラクターとして生きている。
最初は気になっていた部分もエンドロールを迎える頃には世界観に没入して全く気にならなくなり…私は杉元役に山崎賢人は顔立ちのイメージが違いすぎて全然合ってないと思っていたのですがスイッチが入った時の目の据わり方が完全に「人を躊躇なく殺せる杉元」のそれと一致していてつくづく役者さんはすごいと感動しました。山崎賢人さん、疑ってごめんなさい!!自分の目で本編を見てみなければ何もわからないことを改めて実感した次第です。
これはとにかく早く続編を作ってもらわないと困る!
私も映画を見る前は批判的に思っていた立場だったので人の事は言えませんが、衣装が綺麗すぎるだのこのキャラにこのキャストは合ってないだの文句を言っている人達にほどこの映画を観に行ってほしい。実際に自分の目で確かめてから物を言ってください。この映画の凄さは見ればわかります。
原作ファン必見
山﨑賢人の使い回しやれやれしゃーなし感で観に行った自分をストゥで殴って欲しい。
超超超最高。自分史上実写化No.1決定。
キャラ再現えっぐい!!ヒグマこっわい!!
レタラかっわいい!!
鳥肌出るのに手に汗握るし、自律神経乱されっぱなし。これは独りで観ちゃうと帰り道興奮して独り言増え気味になるからぜひ原作ファンと共に行きたい映画
細かい事を言うなら杉元の身体の作り込みが甘いのと、秋辺デボさん演じるオソマのお父さんがとても棒読み、、お顔からしてアイヌの方を起用しているのはリアルっちゃリアルだけど余りに棒読みで急にドキュメンタリーかと思ったよ。
漫画だと戦争のグロテスクさが差程気にならなかったし杉元に心的影響がそこまでみられなかったが(1巻からおめめの煌めきは可愛かったからね)
健人さん演じる杉元はずーっと目が死んでるのがつれぇ、、そら戦争の真っ只中にいてたらリアルだとそうなるんだろうけど、、これはあれだね、次回作を重ねる毎にアシㇼパさんと過ごす日々で心が溶けてゆく表情に期待だよ健人さん。
これから観に行く人は
最後の最後まで絶対に席を立つんじゃない。
あの人もこの人もチラ見できるから
キロちゃんカッコよすぎて変な声でるから
ACIDMANのぎゃんぎゃんに痺れるエンディングで脳汁ドピュドピュ流すまでがこの映画だぜ
殺陣も変顔祭りも愛情たっぷり
野性味溢れるバックボーンとシリアス過ぎない各キャラクターの魅力がきちんと丁寧に実写化されていてとても楽しめた。
やはり杉元がアシリパを「さん」づけで呼ぶのはとてもいいし、頭のおかしい囚人、頭のいかれてる軍人もふりきっていて良かった。なによりも大好きなレタラかっこ良かった!これからかわいいレタラもお願いします。
まだまだ序盤も序盤、このクオリティで撮ってもらいたい。これからが楽しみです。
山﨑賢人さんがキングダムとキャラ被りしないように頑張って仕上げてきているのも好感が持てました。これからもキングダムとの両立頑張って欲しい。
長い作品なので押しキャラ応援しつつエンディングまで並走したいと思います。
続編ありきであることを最初に示してほしかった。
原作未読勢です。
原作〜アニメで話題になっていた要素(特筆すべきはグルメの要素)を間にねじ込んでエピソードを継いでいったような作りかなと感じました。
登場人物の情緒や心情の変化が尺の絡みもあり早足で没入感が薄かったなと感じました。物語後半で続編前提の作りであることが示唆されますので単独の映画として評価するのは非常に難しいかなとも思われます。
主演であったり原作の所在からキングダムと比較しながら見てしまった部分も多分にあったのですが。キングダムのほうが区切りであったり作りが丁寧でわかりやすく面白いかなと思ってしまいましたね。
最終的な評価は続編も含めて判断できればと思いますので星3とさせていただきます。
ぜひ映画館で観て!
原作未読です。とても面白かったです。山崎賢人くんの杉元佐一役が嵌まっていましたしアクションとコメディの絶妙なバランスであっという間に見終わりました。あと矢本悠馬くんがいい仕事をしています。気になる方はぜひ映画館で観てもらいたい作品です。
本物がいる。ビジュアルが神。
マンガとアニメで見たままの実写化を拝めるなんて!あのビジュアルでラッコ鍋はダメ!!やめて欲しい(批判じゃないよ)!!
静かに始まり高地での戦いから、いかに杉本が不死身の杉本となったかが原作を見ていない人でも分かりやすいだろうと思いました。動員とキャストの演技もだけどカメラも凄い。
初っ端マキタスポーツさんの存在感が地味にデカイ。
明治時代の小樽がそこにあった!どこからどこまでがリアルなんだろう。
戦闘シーンではそれはそれはアクションが映えますが、アシリパさんの一瞬一瞬が絵になりすぎて美しいしアイヌの村の温かさが素敵だった!
次々と登場してくる主要人物と人物名では、「いよっ待ってました!」と言いたくなる。
ヒグマに襲われていくシーンが杉本目線でかなりキツイ。映像化すると雪滑りの4名がとてもかっこよかったです。谷垣ニシパのシーンは結構端折られてました。けど、最後に一瞬だけ出てくるインカラマッ(美しすぎる。家永もいた!!)との絡みがいつか見られるなら全然良い。いゃぁドスケベマタギって実写化できるんだ...
鶴見中尉めっちゃ良い...脳汁の演出がうまい。
ダイヤモンドダストが綺麗で印象的。耳が真っ赤になっていたので、演者が北海道の屋外でどれだけ体を張っていたか思いを馳せています。
原作に忠実かつ杉本のエピソードが自然に繋がって良いです。絶対北海道で撮ると演者、スタッフを説得してまで再現する「ガチ勢」の監督に感謝。こうでなくちゃ!
続編匂わせがあった上、多分ヒットするから今後も山﨑賢人の仕事は絶えないでしょう。
長期的に撮るなら、不祥事、不幸でキャスト変更にならないように、また災害などで延期にならないよう祈るばかりです!
もう1回次はIMAXで見に行こ
ギラギラの生命力がほとばしる。ジビエを食べた時のようにチカラがみなぎる。
登場人物のひとりひとりに強くギラギラした生命力を感じる。
ジビエ料理を食べるとなんだかチカラがみなぎってくる。それに似た感覚を味わえる作品。
セリフ以上に顔面の表情で伝える。
そんな演出の意図を感じ、とても楽しめた。
そんな演出は、シリアスなシーン、気の抜けたシーンどちらにもハマっており。
終始飽きずに映画の世界にのめりこむことが出来た。
ちゃんとしたものを作ろうという意気込みは伝わる
もったいないなあ。
原作をきちんと咀嚼し、多少の改改変により
この映画の中だけで「アイヌの金塊の存在」に説得力を持たせ
杉本とアシリパだけでなく怪人ぞろいの各陣営の顔見せもきちんと済ませてるのだけど
なんというか、全体的にテンポが悪い
ロケーションもセットも
ビジュアルはどのシーンもすごく良いのだけど、
その圧倒的な風景の良さを見せたいのか
妙に抜け感のあるだだっ広いカットが多く
全体的に画面がだるくなってしまっているのもよくない
(個人的にはコタンの様子やフチの佇まいがとても良かった)
キャスト発表の時から不安視されていたアシリパ
演技のバランスやアクションなどの理由もあって
設定より年上になってるのだと思うのだけど、
そのせいで杉本との関係がやや生臭く見えてしまうのもよくない
(これは実際見てみるまで気付かなかった)
良い所、おっと思わせるところが多く
原作もの邦画にしては珍しく原作に真摯に向き合ってつくられたのが
とてもよく伝わってくる作品ではあるのだけど
本当に原作序盤までの内容なので続編を作って
せめて網走監獄までやってくれないと納得いかないぞ
最近の漫画実写化は外さないですね
明日天気が悪そうということで封切り日の夕方鑑賞。
大ファンというわけではないですが、原作既読でアニメも配信で一気観程度の普通のファンです。
この作品は原作の出来が良すぎるのでアニメでも若干辛いと感じてましたが、昨今の漫画、アニメの地位向上(?)のおかげしょうか、昔よくあった原作軽視の改変や目に見えて安っぽい部分など皆無で、ストーリーも原作準拠でセットもロケもCGもキャストもバッチリハマって上出来です。
とはいえやはり原作をベースに考えるとイロイロ不満が募り、頑張ってるけどちょっとと思うシーンも多く、特にギャグシーンはカット割りとかもう少し工夫がないとスベってる感が否めません。
あとこのペースだと何本作るつもりなんだろとも思いましたが、まあ中盤は本筋とはあまり関係のない端折れるエピソードもてんこ盛りなんで、チラ見のあった新キャストと共にストーリーもギャグもキレを増した次作以降の展開を期待しようと思います。
原作ファンだから楽しめた所と残念だった所がある
実写になることでゴールデンカムイのキャラクターが、よりリアリティを感じられるようになっていて良かった。白石は最初ビジュアルを見た時に、ん?となってしまったけど、スクリーンで見てみればお調子者で掴みどころのないところ、なんとなく憎めないところなんかがよく見えて好きになりました。北海道の風景や山や雪景色、コタンの空気など、漫画で丁寧な描写はされていても実写で目にするのとはまた違った印象があって、とても面白かったです。
ヒグマの迫力は凄かった。この漫画の序盤はヒグマの恐ろしさが肝になってるところがあるので、ヒグマがしっかり恐ろしく、偽物感もなくて叫び声でビクッとしました。
残念だったのは原作と比べてギャグシーンがあまりなかったところ、絵面的にグロテスクな部分は上手に隠していたところ。特に第7師団とヒグマが戦うところは、あんなにかっこいいシーンを見せないのか…とがっかりしてしまいました。音声だけで分かるようにしていたけど、主人公だけでなく師団の面子も皆戦場帰りの屈強な兵士だというのが分かる部分だと思って読んでいたので残念です。ギャグシーンの少なさもシリアスな部分との釣り合いを測ってるのかもしれないけど、その緩急がゴールデンカムイの良さだと思っていたので自分の思っていたこの漫画の良さが削られてたのが全体的に残念でした…ギャグ方面にやられてもつまらなくなってたと思うんで、戦争映画のような作りになっているのはとても面白かったんですけど。
アクションシーンは所々スローになる演出が苦手なんですが、部分的ならまだしもちょくちょく入るのがとても見辛くつまらなかったです。骨の音や血の赤黒さはちょっと引くくらい見えてよかったのにアクションがダンスを踊ってるような型になっていて、まだ邦画のアクションはリズム感を大事にしてるんだなと残念に感じました。
とても丁寧に作られているのは分かったんですが2時間かけて一番最初の、これから始まる!というところで終わらせるのはちょっとどうなんだろう。見終わって思うのはこの映画の一番の盛り上がり部分はどこなんだろう…というところです。起承転結の起の部分しか見れず終わってしまい、あまり満足感がなかったのも残念でした。続編があって、このままPG12のままだったらつまらなくなりそうに思えてきて次を見る気はしないかもな…見てもテレビで放送するなら、となりそうです。
コメディ・パートを、もう少しどうにかできなかったものか?
「キングダム」のような、たたみ掛けるようなアクションのつるべ打ちを期待したが、どうにもモタモタとテンポが悪く、最後まで話の流れに乗り切れなかった。
最大の要因は、度々挿入される、食事にまつわる杉元とアシリパのユル〜い会話で、特に、「味噌」に関するやり取りは、最後まで引っ張る割には面白くもなんともなく、見ていてシラケてしまった。
杉元と白石が川に落ちて寒がるシーンも同様で、コメディ・パートが、物語に緩急をつけるアクセントになっていないどころか、せっかく盛り上がりかけた物語にブレーキをかける役割りしか果たしていないのは、残念としか言いようがない。
肝心のアクションは、それなりに見応えがあるのだが、例えば、杉元は2頭の熊と格闘してもほとんどダメージを受けないのに、7師団の兵士の方は、たった1頭に3人が殺されてしまうなど、ご都合主義的な描写が気になってしまう。杉元には、優れた再生能力があるのかもしれないが、そもそも傷を負わないというのはおかしいのではないか?
最大の見せ場である、馬が引くソリの上での活劇にしても、「ソリから振り落とされてはならない」という暗黙のルールが実感できないため、ハラハラドキドキのスリルが感じられないし、逃げたいのなら早くソリから降りればいいのにとさえ思ってしまう。
アシリパが科す「殺すな」という条件も、せっかくのアクションを不完全燃焼にしてしまっているし、結局、杉元が人を殺してもウヤムヤになってしまうので、何のための条件だったのかという疑問が残る。
当然のことながら、続編が作られるのだろうが、1本の映画として見るならば、見せ場の一つとして、土方歳三の一派と杉元たちとの絡みがあってもよかったのではないかとも思う。
眞栄田郷敦や大谷亮平などの登場シーンも物足りなく、次回作以降に活躍の場が用意されているのかもしれないが、それにしてもキャラクターに魅力が感じられないし、どうしても役者の「無駄遣い」に思えてしまう。
全体としては、期待外れの感は否めないのだが、それでも、アシリパを演じた山田杏奈の存在感だけは、一つの収穫と言えるだろうか・・・
早く続編が見たい!
予告編で見てからずっと楽しみにしてました!
原作についてはアニメシーズン1とシーズン2の最初の方を見た程度なのでそこまで詳しくはない事前情報で見た個人的感想ですがこの映画すごく良かったと思います!特に矢本悠馬さんと勝矢さんはめちゃくちゃ良かった!しっかりと白石と牛山のキャラクターを掴み切った演技で素晴らしかった。
白石と牛山がばったり会うシーンからの土方が銀行から刀を奪うシーンは本当アニメ同様に再現されててめっちゃ興奮して見ちゃいました!
玉木宏さんと舘ひろしさんのビジュアルも演技も原作をしっかり再現されてる完成度でした。
山田杏奈さんは初めて演技を見ました。この方のアシリパさんは最初こそ話し方に違和感がありましたが、中盤あたりからはしっかり馴染んで見れました。彼女もとても良かったと思います。この漫画はシリアスなバトルや殺しの描写もありながら、所々にグルメ要素やギャグ要素もあるため、実写にあたりバトル以外のそこのグルメや笑いの見せ方や表現とかはすごく難しいし、下手したらすごく変になってしまうんではないかと見る前にはどうなるのか気になっていましたが、その部分もしっかりと原作に寄せて山崎賢人さんや矢本さんが頑張っていたと思います。アクションシーンも迫力ある見せ方で素晴らしかった。最後の方は畳みかける見たことない人がどんどん出てきた展開とかもっと見たい!早く続きが見たい!と、思わせる感じで本当にあっという間の2時間20分ほどでした。
最後のACIDMANのエンディング曲までものすごく良かった、この曲アニメ版でも使ってほしいほどゴールデンカムイの世界観にめちゃくちゃマッチしている。
本当に楽しみにしていたのでこれだけ最後まで興奮して見れてとてもいい時間を過ごせました。
再現度!
見た目はもちろんキャラの再現度凄い。
鶴見注意の気持ち悪さ不気味さ。
アシリパさんの変顔の可愛さ。
何とも言えない空気感。
熊はちょっと、、、。
狼は良くできてた。
杉本のコートが綺麗すぎなのが気になったけど、
アニメだと思えば許容範囲かな。
続編が楽しみ。
(裸シーンを期待している訳ではない)
映画を映画たらしめる境目はどこなのだろうか?
原作漫画があって、アニメ化された映像作品も先行していて、ということでそれらのファンに加えて伝奇ロマンや新選組やミリタリー好きも楽しめる幅の広い作品です。そういう意味では映画版で安易に決着をつけず次回以降に持ち越されたのはもちろん良いこと。
ただ良い素材であるだけに、評価が「原作に忠実」「再現度が高い」っていうことだけじゃあなあとは思う。やっぱり映画なんだから映画版だからこそ!という部分があって欲しい。
そこで苦言を二つ。杉元が兵隊3人に追われ熊穴に飛び込むところ、続いて穴からの杉元の視線で兵隊が熊に襲われるシーンとなる。面白いのだがそれはアニメの(恐らくは原作の)アイデアですね。ここについては視点を振る(極端に言えば画面分割するとか)などもう少し「映画としての工夫」が欲しい。
さらに一つ、後半の馬橇での戦い。まさしくここも原作を忠実に再現したということになるのだろうが、日本映画の現状の予算や時間的、人的制限や技術からしてどうしてもSFX、VFX丸出しのベタな映像になってしまうのですね。ここについても何か工夫は考えられなかったのだろうか。
映画は原作の単なる延長線にあるわけではない。ゴールデンカムイの世界を表現するために映画として新たにできることがあるはずでそれを追い求めることが映画を映画たらしめる。
すいません。悪口ばかりで。
この作品の映画としての魅力はやはり主演の2人でしょうね。杉元もアシリパも原作ではかなりクセのある描き方がされているが、山崎賢人と山田杏奈は淡々とナチュラルに演じている。これが映画全般に清涼感を与えるとともに、クセモノ揃いの脇役陣から際立てさせ、ストーリーを展開させていく推進力となっている。
やはり映画は役者次第だなと再認識したところです。そして最後の雪山に立つバディの姿を遠景で捉えたシーン。大自然の雄大さと美しさが二人の行く末を祝福しているようにみえる。これは映画ならではでの表現です。今後、シリーズが続くにあたっては、アクションも良いですが、こういった静かなシーンも大事にしていって欲しい。
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