「監督に満点を」ゴールデンカムイ Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
監督に満点を
今作は、アイヌのアシリパと傷だらけの杉本佐一の、殺さない派と殺す派のコンビの冒険物語。
明治末期の日本という大好きな時代が舞台。
西洋風の建造物が再現されていて良かったです。
熊と遭遇したり、敵に捕まったり戦ったりというシチュエーションは、既視感は否めませんが、俳優陣の魅力が引き出されていて映像も見ごたえがあり、BGMも迫力がありました。
アイヌ語の勉強にもなります。
山崎賢人さんの「味噌だっちゅ~の」など、会話も楽しめました。
監督の腕が良いと思いました。
実写版『キングダム』のスタッフたちも、紀元前の実写化より今作の方が資料も豊富で再現しやすかったのかなと思います。
邦画製作関係者が全体的に、コミックやアニメの実写化のコツを掴んできたのかもしれません。
続編ありきです。
エンドクレジット中のオマケの後に、さらにオマケがあって嬉しくて興奮してしまいました。
『ピンポン』(実写映画)のスマイル役をした井浦新さんがアチャを演じるのも嬉しい。
ナレーションの津田健次郎さんの声も最高。
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