「金塊だけど、『SISU』とは違うぜ‼️このラスト」ゴールデンカムイ グレシャムの法則さんの映画レビュー（感想・評価）
金塊だけど、『SISU』とは違うぜ‼️このラスト
203高地の戦場のシーンは、映画などでよく見る第一次世界大戦の塹壕戦のようでした。
ただ戦死者だけが積み上がっていく悲惨な状況が描かれますが、このヨーロッパの大戦では独仏英だけでも何百万人単位の人が亡くなっています（その結果、戦後の労働力不足が深刻になり、アフリカなどの植民地から移民か増えたという社会の変化もあったようです）。
日露戦争は、203高地の戦いを含め、戦死者は8万人超。戦場で亡くなるのはほとんどが若者です。
７万人収容の横浜日産スタジアムに詰めかけた20代30代の若者が203高地でほとんど戦死した、そういう恐ろしいほど愚かなことが起きるのが戦争。
これから始まる北海道戦争？はPTSDを抱えた強者（ツワモノ）どもの快復のための戦いのようにも見える。第７師団のメンバーの狂気は『沈黙の艦隊』で海江田に従った者たちとは明らかに精神構造が異質。
戦いを続けるためだけの忠誠心。
土方歳三も、『燃えよ剣』で描かれた土方なりの武士道とどこか繋がっているようにも見える。平和な江戸時代に礼儀や作法に成り下がったサムライ道ではなく、ただ実践的な剣術で道を極めたい。それが最大の動機のようでもある。
とまぁ、原作も知らず、続編があるとも知らず劇場鑑賞したわけですが、メチャクチャ面白かったです。
お風呂で拝見した、身体付きが逞しさを増した山崎賢人さん。
回復力の凄さは和製ウルヴァリン‼️
次作での活躍を大いに期待しています。
グレシャムさんから頂いた「前頭葉」コメントが、自分のアカウント問題解決によって消えてしまったことに今、気がつきがっかりです。どうもすみません。でもあの時の気持ち（感謝と笑い）は今でも心の中に残っています！
白土三平のカムイ伝、名前だけで読んでませんが、それと勘違いする可能性もあったかもしれない！
🔺pipiさんにとって、恐らくお父上にとっても大事な北海道でありアイヌです。素晴らしいと思います。
talismanさんへの前頭葉コメ、まさに「ジワる」というヤツで、じわじわと笑わせて頂きましたw
私の旧姓はアイヌ文化伝承・普及の第一人者の方と同じで、しかも祖父はその方と名前が一文字違い。年も近く、育ちや職歴も似ているので親戚なのではないか？（なんなら、兄弟なのでは？）と思うのですが、父は頑なに否定。
絶対に赤の他人で我が家とは関係がない、と。
あまりの否定ぶりに、父の意識のどこかにアイヌ蔑視があるんじゃないか？と疑念がよぎりました。
全国に1700人しかいない名字だし、当時って双子やら妾腹の子など「都合のよくない子」は戸籍に真実と違う申し出をするとか日常茶飯事だから役所書類だけではわからないですよねぇ。
まぁ、明治時代の方々の話なので真相は闇の中です。
私の父は樺太引き揚げ、祖父はシベリア抑留生還組。
日露時代ではないですが、北海道と戦争とアイヌが幼少期の記憶を刺激しますので、ゴールデンカムイ、色々と感慨深いです。
間に真に、全く気がつきませんでしたー！
グレシャムさん、ありがとうございます！思わずすごくうけて一人でバカ笑いしてしまいました！自分の疑問が如何にアホか改めてわかりました！でもたまに透明な液体がたら～っと垂れてくるので、おでこカバーを外してそーっと見たくなる気持ちが抑えられない！
