別れる決心のレビュー・感想・評価
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これぐらいは描いて欲しい
「ありがちな話だな」と思って観てたの。刑事が容疑者に惚れるっていう。
それで刑事が容疑者を見逃す決断をするのがすごいね。
「いやー、そうきたか」と思って観てたら、そこから更にもう一つ事件を起こす。ここは、本当に凄い。
『あなたに会うにはこうするしか』って「八百屋お七かよ」って感じなんだけど。
この二人、寝ないんだよね。
刑事は奥さんとは寝てるんだけど、容疑者とは寝ないの。だから奥さん出てくんだな。
本当に愛し合ってるってたち悪いでしょ。
『同じ刑事の管轄で、前の亭主と今の亭主が死ぬ。それを聞いたら「なんてすごい偶然なんだ」と言うでしょう』に『私なら、なんて可哀想な女だと言う』はメチャクチャ良かった。
ハッピーエンドで終わらせられる話ではないから、ラストはまあ納得。
でも、そこをひっくり返して、なんとなくハッピーエンドかなというところにもっていく技が観たかったよ。
悲しい女性の物語
悲しい女性の物語。
堅物なエリート警官と夫殺害の嫌疑を掛けられた異国の未亡人。2人の出逢いと別れを警官の心情を交え描く。
彼女の立場、その美貌と行動により疑念の先に導かれ残されたものを巡る心の葛藤がとても切なくやり切れない想いをのせ描いていく。
そして決別を告げるシーンの言葉の重みがラストでその深さを思い知らされる。とても心の中に残るシーンでした。
何で???って考えなければ良い映画。なん?
タン・ウェイの魔性ですよ。コレにやられたw
画が素晴らしいです。台詞回しも韓国映画ばなれしてて惹き込まれます。と言うか、ドン引きしてしまう場面が一つ二つはあるのが韓国映画の常ですが、それが無いってのはポイント高い。推理物の建て付けもしっかりしてます。
だけどだけどだけど。
そもそも論に帰着するんですよ、韓国映画らしくw
そもそもが、ソン・ソレが母親を殺してまで韓国に来なければならなかった理由からして分かりません。旦那を手の込んだトリックで殺す動機も分かりません。再婚の経緯も、再婚旦那を殺す手の込んだ謀略も、何でそんな事しなきゃいけない?で、ちんぷんかんぷんどす。
Detailは良いんですよ、凄く。でも根底の概念部分が、訳わからなさすぎだすw
何か、良く感じるんですよ、韓国映画見てると。日本の70年代的な臭いとか、泥臭さとか、混沌とした不格好さとか、内省的なひとりよがり感とか。
そんなヤツが一塊になって、現代の映像化技術で劇場用映画になった、てな映画でした。
タン・ウェイの魅力に騙されるけど、やっぱり韓国映画は、何か変ですわw
巨匠の作品なんですよね、でも。コレが。
ワタシにゃ、分かりませんでしたw
後戻りできない怖さ
後戻りできるのにしない。できないんじゃなくて、しない。できない、って見て見ぬふりしてるから…。
サスペンスとラブストーリーの狭間のような映画でした。
どっちにも振り切れてないから韓国映画に私が求めてる痛快さはないのですが、途中の断片映像はどれも切れ味鋭く気持ちいい。どうすんのよ…いや、アンタたち…アカンて…ってずっとため息つきながら見てた割には、甘い瞬間や恐怖の瞬間の緩急がTHE韓国映画を感じさせてくれました。
お話は面白くないですが(笑)重くどっしり大人の恋愛と破綻を堪能しました。
惚れたまなざしは隠せない
惹かれてしまった刑事
それがわかった被疑者
取り調べ室には、妻も食べたがっていた高級な寿司
刑事の気持ち、もうあやしい
被疑者、刑事のあやしさもう確信
食後のあと片付けはまるでパズルゲームの無駄ない攻略
跡形なく清算できる二人の結末を暗示
被疑者を知ろうとする尾行は
罠に堕ちていく感覚
でも、もうとめられない刑事
歯止めを捨てそうな刑事と
歯止めを捨てさせる被疑者
刑事、アウト決定
しかし、いつしか
被疑者も刑事に惹かれ
魔性が放つ匂いは
夜の山の妖しさ、崖の上の危うさ
その匂いに相手の心が足されたのを感じ
さらにころがり堕ちゆく刑事
もはや誠実な刑事でもなく
柘榴を妻と剥く夫でもなく
被疑者に心を囚われたただの男
被疑者が誘う夕方の海は
美しい天国なのか
地獄なのか
被疑者が掘った穴は
満潮の波を誘う
砂山はその横で崩れ落ちる
徐々に暗くなる空と海が
真実をみている
叫びながらさがす刑事のそばで
被疑者の身も魂ももうそこにはないのかも知れないのに
さがす
さがす
さがす
みつかるのは
復旧できるスマホだけ?
刑事が海に葬る運命のスマホだけ?
別れた証拠も
彼らの攻略も足跡も
そこにはなにひとつない
意表をつくメロドラマ
予告編通り、たしかに映像美はすごいし、意表を突いた想像の出来ない展開と言われたら確かにそうなんだけど……
サスペンスってよりは、メロドラマ。
妻のありワーカホリックな刑事と、困ると旦那を殺す殺人癖のある被疑者の美女。
惚れて溺れたから女の殺人を揉み消す刑事。
女は刑事にかまってほしくて、また新たな殺人を……
いや、共感ポイント、どこにもないから!
理解できるのはせいぜい、エースと言われた刑事が、逮捕直前の容疑者が目の前で自殺したのを見て、鬱で不眠症になったあたりくらいか。
もっと、東海テレビの昼ドラくらいドロドロしてほしかった。
眠かった。
行き着く先の無い愛
ごめんなさい、この映画を観た時に私、少し眠かったんです。
だから、寝てはいないんだけど、あまり頭を回転させないで観てた。
でも、今回の私はそれが功を奏したみたいです。
与えられる情報が多い映画だと思うんだけど、それらを一切考察しないで観たの。感じるままに。
私の頭だとフル回転させても情報を処理しきれなかったと思う。
サスペンス的な楽しみ方も出来そうな映画だけど、そこは切り捨てて二人の表情だけを見てた。
ヘジュン役のパク・ヘイルさん、ソレ役のタン・ウェイさんの哀しみを纏った様な表情が凄く良いんですよね。
だから、だんだんと二人を応援したくなってくるんだけど、この愛の行き着く先に幸せが想像できないの。
行き着く先の無い愛とも言えるかな。
なので最後は見つけて欲しかったけど、そうなってしまうよねって結末かもしれません。
印象に残るシーンもいくつか有ったし、私はこの映画好きかな。
業務連絡するしかない切なさ
刑事と容疑者の、落ちてはならない恋か~と思ってあまり期待せずに見てましたが、
最後は2人で逃避行でもするのかな?と思いきや
彼女が刑事の彼に遭うにはまた事件を起こすしかない、取り調べや捜査って名目ならお互いに結婚してても堂々と逢えるし。。っていう
事件での業務連絡でしかやり取り出来ない切なさ。
だからまた事件を起こす彼女。
自分を忘れずに自分の写真を貼り続け、彼に心の中で自分を想い続けてもらうには「彼の管轄区域内で自分が未解決事件の容疑者であり続けるしかない」という結論に辿り着いてしまった彼女。
そして彼女がいた時に感じた安らぎを忘れられない刑事。捜査が終われば彼女に逢えなくなるから、刑事なのに当該事件が解決してほしくないという矛盾を願ってしまう。。
「愛してる」と言った瞬間にこの愛は終わる
のような表現が逆説的で刺さりました。
お互いの本心はボイスメモやブログ的なものから後で知るしかないし。
切り口としてはなかなか興味深い脚本でした。
ただ捜査の過程で、想像でなく今そこにその人がいるような描写をしてたので、特に張り込み中は「あれ?今車から見てなかった?直接彼女の部屋に入ってるの?」と思ったらそれは刑事の妄想っていう。。最初この映像手法にちょっと混乱したのでそこだけ少し減点にしました。
最後、浜辺で足を滑らせたらそこで彼女に気付くかな。。?と思ったんですが、やはりいつまでも彼女を探し出せない感じが続いて。。まぁ、彼女がそういう未解決事件になるように計画したんだから仕方ないんですけど、どう頑張っても絶対に直接的には結ばれない2人がなんとも切なかったです。。
延命
韓国映画は基本的に吹き替えが付かないので、吹き替えのある劇場公開作品珍しいな〜と思い鑑賞。以前観た「整形女」の時も諏訪部さんいたなーと。やはり信頼のおける方だなぁ。
肝心の内容の方ですが、自分にはことごとくハマりませんでした。韓国映画のサスペンスは展開の早さと物語を面白くする工夫が多く凝らされていて好きな作品が多いんですが、今作は真逆でゆったりしたペースで、サスペンスとまではいかない、不倫の色が強い作品だったので好みには合いませんでした。
解決できる糸口はすぐそこにあるのに、その度未解決事件がなんやらーとか女性への思いがうんとかーで踏みとどまっていたのも長いなと思ってしまった原因です。パク・チャヌク監督作品を見慣れていたらこの味も良いものだと思えるのかもしれませんが、見慣れていない自分からしたら違和感の連続でした。
最後の死に方も見方によっては斬新なのかもしれませんが、満潮を待って溺れ死に、男が探して海へと彷徨うっていうなんじゃそりゃ?な終わり方には疑問しかなかったです。余韻を残したいんだと思いますが、やはり映画はしっかり決着をつけてほしいなと思いました。考察は観た人が面白いと思ったり、自分なりの考えでワクワクするものだと思いますが、どうにも今作の考察は捗りませんでした。尻切れトンボでした。独特のカメラワークも安っぽく思えてしまい、その都度うーんってなってしまいました。
吹き替え陣は流石の安定感でした。やはり本職の方々が務める吹き替えの安心感は段違いでした。
好き嫌いの問題で評価は低くなってしまいましたが、乗れる人は乗れる、そんなタイプの映画だと思いました。
鑑賞日 2/17
鑑賞時間 12:15〜14:45
座席 G-10
良心的すぎる刑事
映画ですが全体的にドラマを見ているような印象でした。
全体的にカメラワークが豊富で、映像の構成が良かったです!
予告にもあった1件目の事件について話が進む中盤くらいまでは良かった印象でした。
後半の話の展開が失速した感じで少し残念でした
(ソレさんと2人目の夫の出会い→2回目の殺人事件)
ヘジュンさんの誇りと品がある優しい警察として、
事件を解決する正義感があって良かったです。
刑事として張り込みをしますが、ソレさんに興味があるので怖いストーカーの様な気もしました😂
映画解説の記事を読みましたが、
ラストシーン、海での満潮に崩される砂山はソレさんに翻弄され自分が壊れてしまったヘジュンさんを表しているんですね…
私はちょっと苦手なラストでした。。。
ハッピーエンドではなくても、事件だけではなく人間関係としてもスッキリしたかったので。
山に始まり、海で終わる
おもしろいとは思ったが、
イマイチ上がり切らなかった本作
何故だろう
おそらく、パクチャヌクは男性主人公にしない方が
わたしの好みだ
パクチャヌクは、男に甘い
(女には散々酷い仕打ちを受けさせる癖に)
しかし、今作のような死に方は
初めて見て驚いた
ここで重要なのが、中盤で出て来た
「山は慈悲深く、海は〜〜」というやつ。
海のほうなんだったっけ……
めちゃくちゃ重要なのに……
あと女が殺そうとする場面で、
結局抱きしめる展開に持っていったのは何だったんだろう
女はずっと男を騙してたじゃ駄目??
そっちのほうが、ずっと好みなのだが。
結局愛してたのかそうじゃなかったのか、
……やっぱり海で死んだんだから
海は何だったかが大事なのに……
ただ男が女に取り付かれている様子は面白くて
終始飽きずに見れましたよ
てかこれ「氷の微笑」やないかい!
【禁断の恋心・・、そして崩壊。”ミステリアスな展開と、一見、ファムファタール的な美しき容疑者と刑事の揺れる心模様を、斬新な映像で描いた作品。ラストは実に切ない。脳内フル回転で観る映画でもある。】
ー 今作のカメラワークが独特である。想像なのか、現実なのか曖昧なシーンが続く。
それが、観る側を混乱させつつも、ミステリアス要素を醸し出し、且つ、二人の心の機微の変遷を映し出しているのである。
誠実で仕事熱心だが不眠症である刑事チャン・ヘジュン(パク・ヘイル)の元に現れた可なり年上の夫がクライミング中に滑落死した、中国人の妻、ソレ(タン・ウェイ)。疑惑はあったが、証拠不十分のため釈放されたソレ。
だが、二人は徐々に惹かれ合っていく。-
◆感想
・久方ぶりに脳内フル回転で観た映画である。想像なのか、現実なのか曖昧なシーンが続くし、観る側に解釈を委ねるシーンも多いからである。
・容疑者として拘留したソレに対しチャン刑事は高級な鮨を提供し、二人は食後、実に息が合ったように、手際よく後片付けをする。
ー その後の、二人の関係性を暗喩しているようなシーンである。-
・証拠不十分で釈放されたソレの生活を、不眠症のチャン刑事が夜中に隣のビルから見ているシーンや、ソレがチャン刑事に”自分がした事”をさり気無く示すシーン。
ー そして、彼女のアリバイは崩れるが、チャン刑事は彼女への追求を止め、彼女と僅かなる時間、交流を図る。
不眠症のチャン刑事の眼に手を当て、”私の呼吸に合わせて・・。”と言い、眠りに導くソレの姿。-
・13か月後、チャン刑事は週末婚だった妻が住む海辺の町イポに居を移すが、町の市場で”偶然”ソレと新たなる夫に会い、再び彼の心はかき乱される。
- 観ていれば分かるが、あれは偶然ではない。
ソレが、自らの罪を知りつつ、逃がしてくれた想い人、チャン刑事に自分の意思で会いに来たのである。-
・そして、投資家であった夫は再び殺される。
ソレは前の夫の時のように無実となるが、新たなる夫の殺害も、ソレが仕掛けたことであった事が分かるシーン。
- それでも、チャン刑事はソレへの想いを禁ずる事が出来ない。そして、ソレも又・・。-
<ラスト、初めてソレとチャン刑事が唇を交わした後、ソレは砂浜に深い穴を掘り、自らの身体をその中に入れる。
そして、潮が満ち彼女の姿は見えなくなる。
そこに、駆け付けたチャン刑事が波が打ち付ける中、ソレの名を絶叫しながら探し回る姿。
今作は、禁断の恋に落ちた刑事と、美しきファムファタール的な雰囲気を纏った女の哀しくも切ないラヴ・ストーリーである。>
ソレの心情が理解出来れば、非常に面白い映画(2回観賞)
ソレ(タン・ウェイ)の夫が崖から転落し、警察官のヘジュン(パク・ヘイル)が捜査する所が始まっていきます。
この映画の中に2つの事件が起きます。映画の中では、1番目の事件は自殺、2番目の事件は、別の男による他殺と結論づけます。
しかし、本当のところは、1番目の事件はソレによる他殺、2番目の事件もソレの指示による他殺と推察しました。
ソレが本当に好きな人は、ヘジュンだったのです。純愛がテーマなんですね。
ただ、場面の切り替えが速く、比喩表現も多いので、掴み取りにくい映画です。
タン・ウェイ主演だと、「ラスト、コーション」の方が印象が強く残っていますが、こちらの作品も知的好奇心をくすぐるような面白い映画でした。
追記 孔子の論語によると、「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」とあり、知者はソレ(青い服は水を暗喩)、仁者はヘジュン(段差を登りつめる山を暗喩)を示していると考えられます。霧の歌は未解決事件を暗に示していると感じます。
3月1日吹き替えで再観賞
孔子の論語は序盤のテープレコーダーで流れます。
2番目の殺害事件で、犯人は自分の母親が死んだら、2番目の夫であるイム・ホシンを殺すとソレに伝えています。ソレが犯人の母親の殺害に使った薬は、ソレが自分の母親を殺した残りの薬でした。
別れる決心の意味は、イポに引っ越してきて、ソレがヘジュンへの愛が始まった時を表していると推察します。
大変秀逸な脚本で、今回は感動しました。
"単一""唯一"
サスペンス、恋愛、不倫、謎解きとその要素を"チゲ"のように煮込んだと言えば乱暴すぎると反省する 良く出来た良質の作劇であり、そして演出も又現代的な手法を取り入れた飽きさせない仕上がりである 言われている後半の件は蛇足という評価も一理あるが、きちんと収束させるという監督の真摯さが、丸で主人公の刑事のその矜持と重なるのではないだろうか 自分としては最高峰の韓国映画の一翼を担っていると素直に評価したい
一つ、調べても分らない部分があり、何方かご教示願いたいのだが、中国語と韓国語のトランスレーションに於ける"崩壊"と"愛してる" これは単に発音が似ているのか、それとも比喩としての当事者間の捉え方なのか、吹き替え版を観てしまったのでその辺りのニュアンスが解明できなかった
ご存じの方、お教え下さい
考察が止まらない2人の関係性
試写会にて鑑賞。
ある事件で転落死した男性の妻(ソレ)と刑事(ヘジュン)の不倫のお話。容疑者となって取り調べをしていた2人がどんどん惹かれていく様がまた奇妙だった。
ソレの旦那さんは亡くなっているので「W不倫じゃないからよかったぁ」と一瞬思ったけど、不倫には変わりないと我に返った。
ソレについてだが、誘惑していく姿がまた魅力的。
中国人特有の発音の仕方で、普段聞き馴染みのある韓国語がネットリして聞こえた。そして何よりも目!!!
ソジュンをまっすぐ見つめる感じがいい!!!
2人の関係性で注目して欲しいところは
①ソジュンの洋服についているポッケ
ソレは一発でどこのポッケに何を入れているのか分かるが、ソジュンの奥さんは………
②2人が交わした言葉
2人は自分の言葉を録音し合っており、それがラストに大きく関わっていく
③ソジュンの変化
取り調べの時の出前、目薬、指鳴らし
独特なカメラワークと色彩、ストーリー構成で2時間があっという間で全く飽きなかった。不倫だと分かっていても、止められない2人の関係に胸を打たれた。
この映画は抽象的に物事が進むため、ぜひラストは他の人と考察して欲しいと思う。感受性が豊かな人なら考察が捗る作品だ。
設定は…
設定はドラマ「キリングイヴ」の構図〜からの、暴力性薄めて薄めてマイルドにし、めちゃくちゃねっとり、耽美に甘美に、非常に面倒くさく、じっとりじれったく捻れさせたラブミステリー。互いに懐柔したりされたり、し合ったり。
終盤振り返りでいつの時点から好きとか言わせちゃってるんだけど、それは言わなくてもよかった、と個人的には思う。気持ちがドライヴする転換点にはなってるのかもだけど、、、そっちの方がだいぶエロくなったと思う。
刑事側も、仕事としての理性保ちながら見かけ上は真摯に振る舞うので、一応安心して見れる。駆け引きそのものにはハラハラするけど。
ラストは、うーん…ファムファタール側がそのまま溺れて破滅に向かうのは、大きくシスターフッドに振り切った前作からのジェンダーバランスの均衡かもしれないけど…うーん。歯切れの悪い苦さだけが残る。
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