「弱肉強食」逆転のトライアングル めるさんの映画レビュー(感想・評価)
弱肉強食
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前からみたかった作品。いや〜汚い!!!お食事時に観ていなくて大正解やった。嘔吐恐怖症の人はほんまにみたらあかん映画やわ。
3章で描かれる本作。ヤヤとカールはなんやかんやお似合いカップル。船の中でのてんやわんや。そして無人島への漂着。予告でやっていた主導権を握ったのはトイレ係ってめちゃくちゃネタバレやん…あそこまで説明しないとみんなみないからなのか?結構あとの方やし、そこに期待してみた人は2章の汚さにげんなりするのでは。
ラストシーン、カールが走っているのはヤヤとアビゲイルが殺しあうんじゃないか!止めなあかん!という意味なのかなと思ったが最後もどうなったか分からず。最後はアビゲイルの良心と主導権を握れる今の生活を続けたいという気持ちが葛藤していた様子やけど、使用人にならないか?というヤヤの提案によってヤヤは殺されたのかなと思う。陸の孤島ではないというのはいつかわかる事実やろうし、栄光は長く続くわけではない。結局その場で強い力を持ったものがリーダーになり、周りはそれに従うしかないというのは現代社会にも通じるもの。妻の亡骸から、必死でアクセサリーを取ろうとするロシア富豪には、やからこそこの人は成功したんやろうなあと思った。
余談やけど、私は船酔いをしないのがプチ自慢。そして、女は奢ってもらって当たり前という考えにはげんなりする。お金で揉めるカップルはどちらにしろ長続きせえへんやろう。
最後に、ヤヤ役のチャールビディーンさんに哀悼の意を。
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