「格差の過去か、共生の未来か 世界の縮図」逆転のトライアングル 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)
格差の過去か、共生の未来か 世界の縮図
ラストの先をどう想像するかは、
観る人がそれまでの人物をどう観ていたかがわかってしまう?
コップの水をみて、まだあると思うのか。
もうこれだけしかないと滅入るのか。
そんなリトマス試験紙のような。
とにかく予想以上に楽しめました。
揺れる豪華客船のあの場面、メジャー大作でもないのに、隅から隅までよくできていて、圧巻でした。
清掃のあの人!
新藤兼人作品の乙羽信子さんを想起させるようで、素晴らしい!可憐さ、ふてぶてしさ、肉感的な魅力、久しぶりに感動しました。
セントラル・ステーション以来の驚き!
ここにも乙羽が!
名優ですねー
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