「新世紀の行方」ヨーロッパ新世紀 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
新世紀の行方
何もしなくても、ヒトは分かり合えると思うのは、ガンダムの見過ぎですかね。
どうにも違和感、覚えます。ヨーロッパのヒトって、狩猟民族の末裔なの?。良く言えば同調圧力に屈しない。再変換すると、我を貫きまくる。和をもって尊しなんて欠片も思わない。だからこそ、対話が熱くなる。言わなくても分かるだろ?、は、通じない。そもそもひとつのクニで、複数の言語が飛び交うのだから。同じ目的があるとしても、目指すルートが異なるヒト達と、どう向き合うのか。答えが見つかりません。
新世紀に、私達が目指すものは何?。
一歩間違えると、世界規模の紛争に成りかねないウクライナと、イスラエル。何らかの形で欧州、あるいは欧州より移民したヒトが造ったクニと関わりがある。だとしたら、今、欧州で、何が起きているのか、どんなことを考えているのか、知って損はないはず。
因みに、ドイツとフランスは、時に事件が起きながらも、移民政策を推進。ただ、そうでないクニもあるようです。ひっくるめて欧州ですが、その内部には結構、温度差があるみたい。ところで特別軍事作戦を、未だに敢行する例の大統領、その温度差が拡がるのを待っているとか。困ったヒトですね。
クニに名前と特徴があるように、ヒトにも名前がある。それぞれの個性がある。それらを個別に知ることが、対話の始まりなのかな。
とは言え、ドラキュラ公のお膝元で出稼ぎするのは、止めたほうがいいみたいですね。
「この自由な世界で」
タイトルはすごく素敵ですが、内容はすごく陰鬱。地球の歩き方には、決して掲載されない欧州の姿を垣間見ることになります。ついでに、ブルガリア映画「ソフィアの夜明け」もどうぞ。ヨーグルト食べてるだけでは生活できない現実に、打ちのめされてね。