劇場公開日 2023年7月14日

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CLOSE クロースのレビュー・感想・評価

全122件中、41~60件目を表示

5.0心の変化がうむ辛さ

2023年8月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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biju

4.0仲良しだった少年二人が、徐々にギクシャクし、最後には取り返しがつか...

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

仲良しだった少年二人が、徐々にギクシャクし、最後には取り返しがつかなくなる話。

出来事を受け入れようと葛藤する様子、
考えた挙句に自らを責めようとする様子、
周囲の他人の生活は変わらない様子、

近親者や遺族ならではの、かつて通った、穏やかではない気持ちになりました。

観たばかりの別映画 (Jane par Charlotte)でも
"故人は、心の中で、一段階上の存在になる"
のような言葉を聞いた矢先でした。

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woodstock

4.0展開は読めるが表現は卓越

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館

なんでだろうな、ブッ刺さりましたこれ。

シンプル極まりないストーリーなのに、なんと重厚なことか。
主人公がそこまで言語化して感情を出さない、表情での感情表現がエグくいんですよね。誰しも子どもの頃、素直になれなくて人を傷つけて、そこから感情のすれ違い一つで、自分を取り巻く世界が終わってしまうように感じるあの葛藤。
それを引き摺り出されるような感覚でした。
レオとレミがビジュアル的にも美しいから、余計際立つんだろうな…。

そして、花の美しさがなんと沁みることか。
泣きました。傑作です。

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さかもと

4.5性別や年齢って、なんだろ、人間愛でいいのに。

2023年8月3日
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なんともやるせない、多感な時期の
心理描写が素晴らしかった。

12才前後の少年の眼差しって
凄い力がある。
畏怖とも感じるくらい
綺麗だった。

その焦がれる想いは
友情なのか愛情なのか
説明なんか出来ないよ、ね。

切ない涙に包まれる
みずみずしい時間だった。

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ZUNKO

4.0「萌え」では済まされない世界

2023年8月3日
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ゲイを扱ったファンタジー要素満載の作品がなぜかウケている。この事が影響して当事者が生きやすくなったかどうかは
怪しいところだ。
この映画はそんなファンタジーを取り除き、どちらかというとドキュメントに近い生々しさがあった。
同級生からの揶揄いや仲間同士の軽はずみな行動により、成長期の心の機微が少しバランスを崩しただけで脆く壊れてしまう。
誰も悪く無いけれど、誰かが発端で起こる不幸。

こっちはリアルバージョンの〝怪物〟だった。

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にゃす

4.0繊細さと脆さ

2023年8月2日
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鑑賞方法:映画館

とても大切に丁寧につくられているのが感じられました。
多感で敏感な少年を繊細に捉えられているな、と。
また演出なのか、彼らの演技力なのか、
おそらく両方のバランスがとても良いのだと思いました。

ストーリー的には、ツラいです…。
起こりうることは予想できなくはなかったのですが、
どこかで誰かが、もっと早く助けられると良かったのに…。
レオの心の傷は、時とともにかさぶたとなり、いつかはがれるのかな。
でも、うっすらと残り続けるのだろうね。

時に委ねるしかないのかも...。

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hkr21

3.5タイトルなし

2023年8月2日
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子ども時代の無邪気な頃からちょうど自意識に目覚める難しい年頃の少年達 ある傾向?についてもレミ君についてもはっきり語られず 家族も本心を取り繕って平静を装っていたのでなんかモヤモヤしてしまった 親しい人の心を理解しているようで実は分かっていない、yet so farということなのかな

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ゆう

4.0悲しい

2023年8月2日
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泣ける

悲しい

言葉にするのが難しい映画でした。

なんて表せばいいのだろう。

けど、見て良かったと思える。

レオの後悔、悲しみ、それでも生きていく強い気持ち、辛いけど頑張って生きていく。

自分の親友がいなくなった時の事を想像して見ていました。
人生何が起きるかわからない。
大事にしないとなぁ、と思いました。

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ゆうすぎ

4.5レオとレミの天使のような笑顔が尊い

2023年8月1日
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13歳のレオとレミ。
兄弟かと思えるほどの仲良しぶり。いや、双子のように遊ぶ時も寝る時も一緒のふたり。

そんな仲良しなふたりだが、無垢な子供から少し成長して、ふと他人から見る自分たちの関係が複雑に思えてしまうレオ。しかしレミは自然で、変わらず近い距離を保とうとする。そんなレミをレオがだんだん突き放していくが、レミにはそれを受け入れることが出来ず、レオが離れて行く哀しみと憤りでどんどんつらくなるレミ。レミの流す涙に似た経験が自分にもあるような。

なんだろう。どちらの気持ちもものすごく分かってしまう。
レミと一緒に涙がこぼれてしまう。

レオにとって最悪な事が起きてしまう
が、レオは泣かない。ずっと泣かない。ずっと葛藤して家の手伝いやアイスホッケーに没頭するが、堪えきれなくなった時とうとう涙が溢れ出すレオ。ずっと見守っていた私も一緒に泣かずにいられなかった。

レオの母親、父親、そして兄。レミの父親、そして母親。それぞれの思いが強く伝わってきて
最後はやっぱりレミの母親。

私だったらどうしただろうか。

レミの母親の複雑な気持ちも痛いほど伝わってきて、本当に心が揺さぶられる貴重な1本。

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Qoo

5.0子どもだから未熟者だから

Mさん
2023年8月1日
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M

4.5アヒルの子とヘビ

2023年8月1日
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大事な存在だからこそ距離を置く、そんなことが賢明な選択だったりする場面もありますよね。もちろん、それが引き起こす結果はさまざまでしょう。
思いがけなく言わば最悪の結果を伴ったとしても、それを単なる失敗にするかどうかも当事者の想いによるのか、と教えられた気がします。
骨折が治ってもつなぎ合わされた跡が消えることがないように、レオがレミを忘れる日なんてないんだと見えました。
そして、レオが語って聴かせた「アヒルの子もヘビもキレイな色」て話も印象的でした。

レオを演じた俳優が都度表情でみせる繊細な演技が、美しく力強い映画にしていました。

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Eiji

4.0致命的に人を傷つけてしまうということ

2023年7月31日
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悲しい

思春期はとりわけ他人の目が気になる。ましてや恋愛に関するものには敏感になる。「お前ら男同士なのに恋人みたいに仲がいいな」なんて言われたら…。
僕はレオの行動を理解できてしまう。レミに素っ気ない態度をとったり、レミとは関係のない新しい世界を見つけようともする。結果、レミを"致命的"に傷つけてしまう。そこまで気が回らない。
僕は人を傷つけたくないし、自分も傷つきたくない。結果として対人関係が臆病になる。人付き合いが苦手になる(私です)。そんな僕でも、間違いなくたくさんの人を傷つけてきたと思う。しかもそれは自分を信頼してくれた友人だったり、自分を愛してくれた家族だったりもする。そんなことを考えると、なかなか辛い映画です。

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ゆみあり

4.5なんとも美しく

2023年7月31日
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悲しい

知的

難しい

観たままの感想をとにかくどこかにメモしたいという気持ちで書いてる。

時の流れの描写、、、美しさがすごい。
文字や言葉では出てこないが、レオがどのような感情で
どれほどの時を沈黙で耐えてきたかが描写からひしひしと伝わる。
思春期や環境の変化によって、些細なことだと思って気にも留めなかったレオの行動は、レミにとっては立ち直ることができない絶望だったのだろうか。
レオが 会いたい ただその一言にどれだけの後悔やレミに対する罪悪感 すべてを感じた上でまた会いたいと言葉にすることの重さが、、

普通の映画に比べて言葉数は少なかったように思うが
感情はとめどなく自分の心にのしかかってくる
リアルすぎて、レオがまだ泣いていないのにわたしが泣くことは許せない なんて感情まで出てきてしまった

素晴らしい映画だった。

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name

5.0名作誕生!

2023年7月30日
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僕は「クーリンチェ殺人事件」をフェイバリットムービーにしているが、本作「CLOSE クロース」はそれに匹敵する、いや、凌駕していると言ってもいい、思春期の心を見事に映像化している作品だと思う。

観客は何度も繰り返される日常的な風景の中に映し出される、揺れる少年たちの心に触れることになる。それは「同性愛の映画」などと陳腐な言い方でまとめられない、少年期の繊細な心のありようであり、我々もかつて感じていた友情や愛情に対するいびつな感情や純粋な思いであって、宗教的、倫理的な正義や悪のような二項対立で言い表せるほど簡単ではないものだ。

僕らは社会に絡めとられていく中でそういった感情を忘れて大人になっていくのだけど、どちらが生き方として美しいのだろう。その答えは、この映画が教えてくれている。

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ken1

5.0切なくて苦しい、これは現実にも起こりうる話。 だからこそ見てほしい。

2023年7月30日
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切なくて苦しい、これは現実にも起こりうる話。
だからこそ見てほしい。

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とよ

4.5レオ

2023年7月30日
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が彼じゃないと成立しないしない映画。ずっとこっち見てる。
語り継がれる名作なは違いない、

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michi

3.5少年時代の悲しさ

2023年7月28日
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泣ける

悲しい

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himabu117

4.5パスタを吸い込むシーンが大好きです⭐️

2023年7月28日
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悲しい

難しい

家族ぐるみの付き合いで兄弟の様に仲が良く
いつもどんな時も一緒に過ごす13歳の少年2人の物語
冒頭の柔らかな光の中、花畑を駆けぬける天使の様な2人に見(魅)入ってしまいました

しかし無邪気な時間の終わりが訪れてしまう…
思春期へ向かう13歳の彼らには
集団という世界への入口、その世界の中で
自分を偽るのか自己を貫き通すのか…
生き辛さをも感じ始める時期でもあるのだ

鑑賞して1週間以上が経ち
ようやく迷子になっていた心が落ち着いてきた
取り返しがつかない悲劇の物語ではあれど
優しい旋律の音楽と柔らかで美しい映像は
鮮やか過ぎる程…私の中で宝石の様な傑作として心に刻まれました

レオ役エデン・ダンブリンの繊細で壊れそうで儚げな瞳に心奪われました⭐️

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ねもちゃん

5.0大きな傷を胸に歩いてゆく。

2023年7月28日
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鑑賞方法:映画館

カンヌでグランプリを受賞した話題の本作。とても哀しくて儚くて、そして美しい映画でした。まるでアート作品のような圧倒的な映像美の反面、ストーリーは余りにリアルです。

ベルギーの田園風景の中、自転車で並走する2人の少年。13才のレミとレオ。四六時中共に過ごす2人。しかし中学に入学するとクラスメイト達からその間柄を揶揄され少しずつ関係が変わっていってしまう。そしてその先に待つある出来事。

レオが小さな背中で背負わなければならなくなったもの。どれだけ自らに痛みを与えても真実を受け入れなければ1歩も進めない。誰もが経験のある思春期の友情や素直になれない感情。小さなコミュニティの中で少年が恐れたものの正体。圧巻のリアリティーで描かれる繊細な表現に観ているこちらも胸が苦しかったです。2人の少年の眼差しも、演技も本当に素晴らしかった。揺れ動く心の内側を強烈に映し出した傑作です。

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はるたろう

3.5ラストカットに打ちのめされる

2023年7月27日
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yookie