「アヒルの子とヘビ」CLOSE クロース Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
アヒルの子とヘビ
大事な存在だからこそ距離を置く、そんなことが賢明な選択だったりする場面もありますよね。もちろん、それが引き起こす結果はさまざまでしょう。
思いがけなく言わば最悪の結果を伴ったとしても、それを単なる失敗にするかどうかも当事者の想いによるのか、と教えられた気がします。
骨折が治ってもつなぎ合わされた跡が消えることがないように、レオがレミを忘れる日なんてないんだと見えました。
そして、レオが語って聴かせた「アヒルの子もヘビもキレイな色」て話も印象的でした。
レオを演じた俳優が都度表情でみせる繊細な演技が、美しく力強い映画にしていました。
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