「あの花は紅花油の紅花?」CLOSE クロース カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
あの花は紅花油の紅花?
レミのお母さんのソフィー(エミリー・ドゥケンヌ)の表情で見せる演技がなんとも素晴らしかった。
助演女優賞あげたいです。
レオに車から降りてと言ってしまったけど、追いかけて抱き締めるシーン。うすうすわかっていながらも、よかったなぁと胸を撫で下ろしました。
いなくなったレミの悲しみを共有するふたりの物語でした。
レオがそんなに悪い訳じゃないのに、やっぱりレミのお母さんを見ると少年レオの胸は痛みます。何度も突然会いに行ってしまいます。毎日のようにお泊まりしていたので、ソフィーにとってもふたりは同じように息子だったんでしょうし、レオにとってもお母さんだったんでしょう。
ソフィーの仕事は病院の新生児室の看護師さんか小児科医師。
それだけにつらい😢
しっかりした息子がふたりいて、家族総出で仕事をしているレオの家庭が羨ましい。レミがいなくなってからのお呼ばれしての夕食も辛すぎる。旦那が泣き出して、堪らず夕闇の中に出ていった悲しい後ろ姿も印象的でした。
あの花は紅花油の紅花?
花に詳しい方、教えてくださいな。
鑑賞用の花にしては花だけ摘んだり、機械で根こそぎ刈り取ったり。
プラ容器に苗を並べて、機械にセットするような場面もあったけど。
紅花の花言葉調べてみました。
特別な人。愛する人。化粧。情熱。包容力など。
好き過ぎて喧嘩しちゃった原因のひとつがレオの虚栄心だったとしたら、化粧も関係するかななんて思ってしまいました。このくらいのことは男の子にはよくあることなのだけれど、突然先に逝かれてしまった方は堪りません。
息子を亡くした母の悲しみはどうやっても癒せないですが
息子の親友のレオがずっと苦しんで、自分のところに打ち明けに来てくれたのは、少しだけでも共感できる相手がいたということですよね。
車から降りろと思わず言ってしまったけど、我が子同然だったレオ、彼もレミのために苦しんでいるというのもあるし
紅花の花言葉、そうなんですね、そこまで考えてつくられていたのかもですね
「突然先に逝かれてしまった方は堪りません」まさにその通りです。
死はすべてのものを拒絶してしまいます。
憎くて冷たい態度を取ったのならばまだしも、本心はちっともそんなことを思っていないのに、周りの目を気にしてあんな態度を取ったのですから、後悔はいつまでも消えないことだと思います。
でも、正直、人生って、そんなことの繰り返しですよね。
共感コメントありがとうございます
エミリー・ドゥケンヌの演技は本当に素晴らしかったですよね
…耳回しスパゲティすすりトライしてみたいのですが一応大人なのでやめました💦
…花のことですが
花だけを摘んでいたので
紅花かな。と私も思いました。
色も三種類ほどありましたが…
詳しくは私もわかりませんでした。
花言葉、勉強になりました。
カールⅢ世さん
共感ありがとうございます。
そうですよね。
カールⅢ世さんのコメントに納得です。
上手く言葉にできなくてあの様な感想になってしまいました。
コメント頂いて嬉しかったです。
こちらこそ。よろしくお願いします。(^.^)