クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのレビュー・感想・評価
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わりと私的には難しい彼の作品を〜
観る前の印象としては,わりと濃いイメージだったデビッド・クローネンバーグ監督を味わってみた。
主旨として,未来の為に!という設定に当たるのかな⁈
いやぁ〜正直濃いぃ。 そういう主旨で来たかぁ!,同監督作品を深くは知らなく&容易(タヤス)く語れないと思い、書き込むに当たって躊躇(チュウチョ)してる処が有った。
後から後から,色々と思い当たる節を考えつつ、鑑賞したのは一寸時間が経ち過ぎて居た処もあり&曖昧な所も有るかもしれない所は,自分勝手に鑑賞したモノの記録として残したいが為に文章を残しちゃった事をお許しを願いたい処。
そっかぁ〜!<お恥ずかしい限りだが…何処かで見ていない筈がない!と思い,後から知りつつ付け加えちゃいました、自分の為にも>“グリーンブック”のビゴ・モーテンセンと“美女と野獣“のレア・セドゥだったのね!&
あの耳だらけの奇妙に見せる場面のあの異様な生物は,日本人が演った!というのは言葉が見合っているのかが今一分からん処だが、微笑ましい限りだと思えた。&その臓器にタトゥーを入れる!とは最先端?じゃないのぉ〜?と思ったりしちゃったが如何程(イカホド)でっしゃろ〜⁈( ͡° ͜ʖ ͡°)
内臓の悪夢と睡魔との戦い
夏の疲れがたまっていたからか冒頭から睡魔に襲われてしまって評価できない部分はあるのですがこういうマッタリとした映画は本当苦手です。まぁ理解不能なストーリーではありましたがクローネンバーグ監督らしい作品なのは間違いないと思いました。体調のいい日に見るのをおすすめします。
デビッド・クローネンバーグの作品を劇場で観るのはおそらく初めて。 ...
デビッド・クローネンバーグの作品を劇場で観るのはおそらく初めて。
過去作もちゃんと観た記憶はなく、おそらくほぼ初めてということなんだろう。
事前にいろいろ見ていると、分かりやすい監督では決してないとのことで、まあ「怖いもの見たさ」に近い気分で劇場へ向かった。
んんんんんんんんんん。
「シュール」と言っていいのか
「アート系」と言えるのか
でも、ちゃんとクライマックスの盛り上がりや驚きの展開など、エンタメ要素がちゃんとあるし、作り手なりの「人間観」もある。
私がそれを咀嚼できていないだけなのだろう。
ひたすらこの映画の結末を考えていた。
設定が現実にはないから、専門用語というか…世界観が理解しづらいのは仕方ない。映画ってそういう“ファンタジー”なり、“イマジネーション”したものを描くものだしね!
…が、わからん(´・ω・`)
ずっと最初から置いてけぼりにされていた印象しかなく、ラストシーンもポツーン。となるしかなかった。
鬼才、前衛的、思いがけない、想像を超える
色々表現はあるあもしれんけど、せめて
せめて広げた風呂敷は畳んでくれ‼︎
あの朝食椅子の意味はもういいよ、わからないでも
せめてなんか一個は着地させたあとに観客に解釈を投げてくれぇ…。
MEG2じゃなくて敢えてこういうの観ようよ!と旦那との久々2人デートに選んだ作品だったが
鮫っとけばよかった…
これで今後旦那は〈シリーズ物、話題作〉以外の映画はついてきてくれないのが確定したね!
かなり現実とは離れた人間感覚の社会のため観る側を選ぶ
時は未来、痛覚を感じない人類は【痛み】とは何かを興味深く思っており、人体の改造や切付などに芸術という観点を捉える思想の人間社会。そんな社会に臓器を自己で製造できる主人公がおり、相方の女性芸術家と共にこの世の在り方について探求していく物語、だと思います。というのも前述の通りモラル自体が現代社会と違うので登場人物の心情に共感元より考がわからない部分が有り、正直難しい映画だと感じました。劇中の物も現在よりも進んでいると思うが少し不気味なデザインで、何をしてくれているのかも正直あまり分かりませんでした。
お金と時間をドブに捨てたい方にオススメ
最初から最後まで観客置いてけぼりでした。
セリフは説明的で
要するに手術はアートだと言いたいだけ。
シリコン製のチープな椅子については何も説明無し。
登場人物の誰にも感情移入ができず
始まって10分しないうちに
映画館て早送りできないんだという事を
これほど実感した映画はない。
ストーリー 0点
セリフ 0点
セットとロケ地 0点
撮影 0点
ポスターのインパクトに0.5点
相変わらずのクローネンバーグ節
キモくて意味わからん映画を撮ったら天下一品の巨匠作品。
予告編の謳い文句「カンヌで退席者続出」って普通の映画なら
負の要素しかないのにこの監督には賛辞の言葉。
冒頭からハリウッド禁じ手の子供○しのシーンや
説明的台詞があんまりないので謎の行政機関の謎設定や
専門用語を連発され観客置き去り状態。
絶対必要なさそうな謎装置「ブレックファスター・チェア」や
なんか凄いらしい「サーク」の登場から意味わからん世界観が
明確になり始めるが肉体的痛みのない世界では手術がエンタメ?
テロリスト的な組織も現れなんか世直し的な事を始めるのかと
思えばプラスチック製のチョコみたいなの作ってるだけで
そのまま何にもしないでフェイドアウト。
結末もいつ終わったの?って何かしてる途中でTHE ENDみたいな
起承転結無視の酷い脚本だけどクローネンバーグらしくていい。
キャスティングもビジュアルも素晴らしいんですが
面白いんだかつまらないんだかよく分からない至高の一本でした。
ま、こんな映画があってもいいよね って思うけど、 90分にまとめて...
ま、こんな映画があってもいいよね
って思うけど、
90分にまとめてくれたらもっと良かった
他作品より短めの方がインパクトの強さも維持できる
サッッッッッッパリ!
わからん!
自分の頭では監督の表現したい事が全く解らない。
おそらく何度観ても理解は出来ないだろう。
じゃ、つまらないかと言われればそんなことは無い。
H・R・ギーガーがデザインしたような造形の道具の数々は自分好みでした。
腹や足を切り裂いたりしてる場面もなかなか良かった。
ただ、意味がわからん!
子供の解剖をした時、なぜショックを受けてたの?
朝飯を食べるのに、なぜ、あんなにガッタンガッタン動く二人羽織の罰ゲームみたいな骨の椅子に座るの?
あの終わりかたは何? 意味が解らない。
解らない事だらけなのでけっして面白いとは言えないけど、世界観は嫌いじゃないな。
それとクリステン・スチュワートは綺麗だった。
ただ、人にオススメ出来る映画じゃないね~。
"チョコバー"
奇妙で摩訶不思議な近未来の物語を探りながらの鑑賞中、ここから広がりを見せ始める展開がと期待しながら突拍子も無く呆気ない終わり方に消化不良!?
エログロな描写にオドロオドロしい感覚は微妙でクローネンバーグが描く納得の世界観があるにしろ、性の拠り所に『クラッシュ』を潜入捜査は『イースタン・プロミス』が思い起こされる、映像のLookが斬新な割に全体的な物語の展開が単調にも理解の出来ない小難しさが退屈を誘う。
久々のクローネンバーグの新作は手に追えなかった、いや近々の『コズモポリス』も『マップ・トゥ・ザ・スターズ』もそうだった、そしてそれを上回ってしまった、もう次作があるらしい、楽しみながらも不安にも??
クローネンバーグ観から言うと「手術=セックス」なんだけども、上品?...
クローネンバーグ観から言うと「手術=セックス」なんだけども、上品?あっさり?美しすぎ?とにかく粘質が感じられず。
ただ出てくる女性が全てキレイだったなー。見惚れてしまった。
ようやく時代が俺様に追いついたな
ハエ男もビデオドロームもスキャナーズも
みんな気持ち悪いだけだったけど
一貫した考えのもと時は流れ
入れ墨はファッションだとぬかし
性差は触れないでおきましょう、という久留った時代がやってきて
齢80にしてようやく俺の撮りたい映画が撮れるぜー。
水木しげるの妖怪百目!?
古い古い、俺様が撮るのは百耳やー!
レア・セドゥの妖美全開なるも
クリステンスチュワートはもっとネジ外れるかなーと思ったが
息遣いが荒くなるだけ。
政府の二人組も小芝居っぽく、もっとうまく絡めたと残念に思うが
この御年で先行きの見えない物語を作るのは凄い。
最後終わったのも気がつかんかったが。
70点
Tジョイ京都 20230824
複雑怪奇
進化といえば、サイボーグ化したり意識だけとか超能力とかそういう方向に走ると思うんですけど...やっぱりクローネンバーグ監督の未来観は独特だった
ベッドは脳みたいだし、食事マシンは恐竜の骨みたいだし
あくまでも生物学的なアプローチ グロいだけのようだけど将来の人口増加、環境、ゴミ、食料問題についても考察してると思った
そこは公証役場みたい、サークじゃなくてダヴィンチだよ、それは法医学では?斬りたくっている時点で善悪はどうよ?治るのはのは遅いじゃんとツッコミつつ、環境変化でこういう人体の進化も有り得るのかもと思った にしても前提が分かってないと難解な作品だという印象
前衛的かつ変態的な正統派B級映画がやってきた!
80~90年代に「スキャナーズ」「ザ・フライ」「クラッシュ」「ビデオドローム」「裸のランチ」で一世風靡した鬼才デビッド・クローネンバーグの久々の新作。
B級映画好きには評価の高い作品を鑑賞してきました。
で、感想はと言うと…変。
凄く変。頭がおかしい。変態。
だが、これらの全ての言葉はデビッド・クローネンバーグ作品からすると凄く褒め言葉w
いや~久々に観たわ。前衛的かつ尖って、頭のおかしい作品w
それでいて退廃的思想の近未来に独特な映像美。
前に向いている様に見えて、破滅の美学が漂い、哲学的に感じる。
こんな変態的な正統派B級作品。結構好きなんですよねw
ポスターから凄く変なビジュアルであれが椅子と分かってないと後頭部から変な怪物に食われそうになってるw
ストーリーも普通に観るとツッコミどころ満載で何故こう考えた?何故こうなる?と言う点が多数。
痛みが無くなった結果の未来とありますが、“ホントにそれだけか?”と考えたくなるぐらいに元から変な人達が多数登場w
ソールが寝ているベッドも椅子も気持ち悪さ満点。欲しくはないけどちょっと牽かれるデザインw
それぞれの名前も何処か中二病的で伝説の人体解剖装置「サーク」なんてその最たるっぽいw
普通は痛覚が無くなった先にある退廃的な未来を描くだけで終わるところが大半であるけど、普通の作品がクライマックスに持ってくる描写や思想のの果てを意図も簡単にサクッと前半に披露する惜しみ無いサービス精神w
もちろんその先にある更に混沌としている先に理解を得ようとしていないところが如何にもデビッド・クローネンバーグっぽい。
劇中に「新たに生み出され、タトゥーを施された臓器の摘出」の行為は新たな性行為であると言う言葉になんか納得。
人が進化する過程において、様々な身体の器官や部位は長い歴史の中で無くなってきていて、物凄く先の未来では人間は頭と指だけになるなんて記載を読んだことがあるけど、いろんな部分が無くなったりするとその反動で思いもしない進化が意図せずに生み出されると言うのもあながち無いとは思えない。
その要らない臓器を取り出す行為に性行為と位置付け、食欲と睡眠も巧みに絡ませている。
人間の三大欲の食欲・睡眠欲・性欲をちょっと形を変えて出しているところがこの作品の人の進化に伴いながらも本能を描いているんですよね。
難点があるとすると後半のキーとなるプラスチックを食べる少年のくだりが薄いし少ない。
彼の存在が未来を暗示しているのなら、冒頭の海辺と青空の描写が合わない感じと余計に難解にしている。
かと言って、あの冒頭が無かったら統一感は出るけど、ちょっとストレート過ぎて、クローネンバーグっぽくない。もう少しソール・テンサーとカプリース、そして少年をもっと複雑かつ直球に絡ませても良かったかな。
耳を身体中に取り付け、目と口を縫われてダンスしている男のシーンはもう少しやりようによっては意図や意味合いが深くなるのに、あれだけだと先行的なイメージ感が強くなり過ぎてしまっている。口や目を縫う行為は呪いを意味しているけど、あれもアートとするのであればもう少し劇中で断片的でも描写があれば良かったかなと。
あとレア・セドゥ演じるカプリースの額に人体改造が施されたのはラスト間際では意味が薄くなるのと、蛇足感が強いかなと。
人体改造を含む「ボディ・ホラー」なるジャンルは結構前から存在していて、定期的に映画作品として出てくるけど、個人的にはボディ・ホラーの傑作は1989年の「鉄男」かなと。あの当時見た鉄男に圧倒的な前衛感を感じましたが、それでもあれを観当時て分かったか?と言われたら分かんなかった。
分かったつもりでいても分かんないものは分かんない。だけど、いろんな作品を観ていくとその答えが断片的かつ細い糸で繋がったように感じるときがあるんですよね。
この作品は多分その1つのピースである感じがしますが、宝物のようでいて最後までその用途が分からずに、宝箱の底に埋もれている可能性も高いw
この時代にボディ・ホラーは些か古く感じますがそこがデビッド・クローネンバーグらしくて良い。
良い映画でもないし、観る人を確実に選ぶ作品かと思いますが、ラストを含めて、デビッド・クローネンバーグを堪能出来る作品かと。
エロく、グロく、尖ってていて群れない感じがなんか好き。
とりあえず、ホルモンとチョコバーと流動食的な食べ物は当分パスしたくなる感じの作品ですw
常識を客観視できる映画体験
想像していたよりアートな作りで目を擦りながらなんとか持ち堪えた
ブレックファスターチェアがいかにもクローネンバーグな感じでよかった
人間の開口部に官能を感じるといえば そうかもしれない…と思ったり
摂食や痛みの感覚など 日頃目も向けないことをことごとく客観視できる貴重な映画体験
どうせなら人間の生殖に変化が起きているのかないのか 起きようとしてるのか 触れてほしかった
クローネンバーグ節
なかなか難しい映画で、この映画の中だけで使われる言葉がバンバン出てきて、世界観が独特、話も複雑。
ついていくのに必死です(笑)
いろんな裸や臓器の映像、気持ち悪い造形物、が出てくるし、エログロのゲテモノ系で、
『クラッシュ』と『裸のランチ』を思い浮かべた、やっぱりイカれてる(笑)
映画の内容は、どう考えたって、カルト映画なんだけど、
レア・セドゥとクリステン・スチュワートが出た事によって、カルト映画化を逃したのでは(笑)
映画館けっこう入ってる(笑)
僕は、こんな映画カップルで観に行く事はオススメしません(笑)
まー、変態的で、イカれた、映画です(笑)
ホラーでは、ございません(笑)
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