「テンポが良いようで実は良くない」哭悲 THE SADNESS 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
テンポが良いようで実は良くない
グロ描写については期待値以上。吹き出す血!飛び散るモツ!弾け飛ぶ肉片!痛々しい描写もバッチリ写す!
スプラッターにそこそこ慣れてるわたくしでもちょっと気持ち悪くなったので、グロ初心者は要注意だと思います。
ただ、グロとグロを繋ぐストーリーがちと冗長かつ薄味。
そのため、ちょいちょい中弛み感があり、走り迫る感染者とは微妙にアンマッチ。
また、本作の感染者は武器を普通に使え、なんなら会話も多少は通じるほど知性が残ってる設定で、にも関わらず原始的な襲い方もするので、なんとなく一貫性に欠ける印象でした。
グロだけを求めるなら文句なしなんですが、なんか色々惜しかったです。
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グレシャムの法則さんのコメント
2022年7月10日
克晴さん、確かに‼️
残虐になることを抑えられないだけで、知性は残るのですから、いきなり鼻をかじりはしないですね。複数人で役割分担して押さえ付けるのと、ゾンビのように噛み付く点は整合性が取れてない。
なるほどです。