「うーむ、派手だけど怖くないんだよな。」哭悲 THE SADNESS バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
うーむ、派手だけど怖くないんだよな。
こういうテイストの作品をあまり観ないので、楽しみ方をわかっていないのかもしれませんが「うーむ」って感じでしたね。けど、好きな方にはたまらない作品なんじゃ?って思います。好き嫌いありますよね?きっと。評判良さそうだったので鑑賞したのですが合わなかったかなぁ。残念。
これでもか!の殺戮と陵辱の連続です。こーいう作品は「怖いー」とか「きゃー!」とかじゃなくて、「おーそう殺すか?」とか「そこまでやるー?」な感じで客観的に楽しむものなのでしょうかね?皆でワイワイ言いながら見るワイワイ・ホラー?パーティー・ホラー?とでもいうのでしょうか?(笑)そんなことを感じちゃうくらいにド派手にやってくれています。突き抜け感は好きですね。リアリティがないことが良い方向に行った気がします。
そんな感じなのでホラー、スリラー苦手の僕でも怖がらずに見れました。実は心理的なゾワゾワやゾクゾクが苦手だけど好きな(複雑なんです)僕のストライクゾーンは外れてしまったかなぁ。
悪趣味かつ猥雑描写は結構ありますが、血飛沫あびながらジェットコースターに乗りたい方はぜひ!一気に駆け抜ける面白さはあります。
ちなみに、本作の監督はカナダのご出身で台湾在住。台湾と中国の関係をどうご覧になっているのかはわかりませんが、劇中の中国高官のぶっ飛びシーンをみた時に「あれ?もしかして反対派?」って思うくらいにスカッとしたシーンでした。考えすぎですけどね。
あ、そうそう。一番怖かったのは、電車内の「おじさんのセクハラトーク」です。あの忍び寄り方は怖かったわぁ。
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