「わかりにくいがそこそこ面白い」コンビニエンス・ストーリー りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
わかりにくいがそこそこ面白い
売れてない脚本家の加藤(成田凌)は、恋人ジグザグ(片山友希)の飼い犬・ケルベロスに執筆中だった脚本データーを消されてしまい、腹を立ててケルベロスを山奥に捨ててしまった。後日、ジグザグが落ち込んでるのを見て再び山へケルベロスを探し行った。その時、乗っていったトラックが故障し、立ち往生してしまった加藤は、山の中のコンビニ店員で人妻の惠子(前田敦子)に助けられ、惠子の夫でコンビニオーナーの南雲(六角精児)の家に泊めてもらうことになった。その時既に加藤はこの世じゃない異世界に入り込んでしまっていた。
さてどうなる、という話。
なんか不思議な話で、コンビニの飲料ケースの扉を通して、この世とあの世を行ったり来たりするのは面白かった。
ストーリーはわかりにくかったけど、最初にドッグフードを買いに行った時の献花のエピソード回収もあり良かった。
加藤役の成田凌は相変わらずの存在感で良かったし、惠子役の前田敦子も女優がサマになってきたと思った、
夫役の六角精児、ジグザグ役の片山友希も良かった。
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