犬も食わねどチャーリーは笑うのレビュー・感想・評価
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結婚というシステム
ノリに乗っている岸井ゆきの。今回は香取慎吾と夫婦役。年の差だし、無理あるんじゃない?と思っていたけれど、息の根ピッタリで2人とも超いい演技。予告は駄作感がぷんぷんしていたけれど、蓋を開けてみればコメディとしても人間ドラマとしても良質な、とてもいい映画でした!
結婚前の2人、そして現在の2人と交互に見せる演出は、裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)というキャラクターの魅力を分かりやすく伝え、物語に深みを持たせている。笑いや悲しみも、交互演出によって倍に。香取慎吾と岸井ゆきのの絶妙な演技にグッと引き付けられ、予告とは裏腹に安っぽくなく、笑えて、心が温まる映画に仕上がっています。
2人だけが知っている思い出が過去を振り返っていくうちに明らかになっていき、それが上手いこと後半に生かされている。そういった、普通だったらサラッと流しそうな箇所も、あるあるや微笑ましいでは収まらないところがこの映画のいいところ。分かりやすすぎてしまい、単調になっているのは残念だけど、演技と演出がベストマッチしており、この夫婦を応援したい気持ちでいっぱいになる。
時間を感じさせないくらいテンポが良く、そしてくどさや胸糞悪さとかも一切なく、なんなら気持ちよく最後まで見ることが出来る。大袈裟でツッコミどころのあるシーンはあるものの、人間ドラマの掘り下げ方がお見事で、個人的には「喜劇 愛妻物語」より響くものがありました。
人を選びそうな作品ではあるけれど、感情や気持ちの変化が意外にも繊細に描かれていて、すごく後味のいい映画でした。「旦那デスノート」という映画にしずらそうなテーマを扱いながらも、ここまでのものを作り上げたことに拍手!個人的ベストアクターは、香取慎吾でも無く、岸井ゆきのでもなく、余貴美子かと笑 逆に、夫婦でご覧下さい!いい意味で!
岸井ゆきのさんがどんどん変わっていく
これはもう岸井さんに一本ですよ
どんどん彼女が変わっていくの
そして心情を丁寧に表現できる人で
初めてきちんと見たのでびっくりでした
設定は歳の差夫婦なのか
香取慎吾がとにかくデカい、、、
筋トレしてるからそういう設定なんだろうけど
ホームセンターに勤めてる主人公の田村と
そこで出会った岸井さん演じる日和(ひより)の夫婦のお話
ダンナデスノートにダンナさんの悪口を
シャレの効いてる表現で投稿する日和
あるきっかけからそのことを知る田村。。。
そこにもうすぐ結婚予定のある同僚の男性や
日和と同じデスノートに悪口を
書いていたホームセンターの同僚の女性などが絡んで
日和には夫婦として流せない心の傷があり...
夫婦の本音と建前
弱さと強がりを描いた作品
終わり方に締まりがないと私は思っちゃったけれど
女性なら共感できる部分が日和の心の変化や動きにはあるし
男性は田村にどう思うのかはわからないけれどね
岸井さんはどんどん綺麗になっていって
同僚の結婚式のシーンではほんと透明感があってチャーミングでした
余さんの同僚女性や眞島さんの日和の上司など
面白いところもたくさんあった
前半と後半が違う人が作ったみたいな印象
そうだなー
みんなの助演に助けられて面白かったですが
香取さんお芝居頑張らないとね
もうSMAPのオーラというのか華がすごいから
今でも存在感がすごいんですけど
お芝居として唸らせて欲しい
どなたがやっても
こういう普通の役って難しいと思うのだけど
それでも一人一人に人生があったとして描かれているから
もっと掘り下げられるよ
もっと色んな感情や思いがそこにはあるよって
表現にブレーキかけてるみたいでもったいなくて
ちょっと無理な想像かもしれないけれど
この役を年齢設定を変えて役所さんにやってもらったとして
今回の倍ぐらい面白い作品になったと思う
あと
"箱入り息子の恋"の時も思ったけど
フワーっとしたラストっていうか
何かを追いかけるあの感じが
監督は好きなのかな
犬チャリ 旦那さんと観に行く
旦那さんに声かけたら、「行くよ」と軽い返事でストーリーも説明せず、一緒に観に行きました。
隣りでクスッと笑ってたりする様子を感じながら、一緒に楽しんで観ることができました。あとで、ちょっと気まずかったとも言ってました😊
コメディだけど泣けるんです
コメディだけど怖いんです、と宣伝されていましたが、ほろっとしたり、ウルッとしたり、泣けるんです。
ドタバタコメディと思いきや、結婚って?
夫婦って?て考えさせられるお話です。
出会いのシーンや付き合い始めのシーンは可愛らしいし、同僚の結婚式のスピーチはかなり胸に刺さりました。
香取慎吾さん、岸井ゆきのさんはもちろん、
井之脇海くん、余貴美子さんがいい!
おすすめです。
実はこの国の普通の夫婦の物語
予告の印象は無いです
前半部分はとても素晴らしい出来でした、丁寧に撮られてるのがヒシヒシと伝わってきます、予告のような旦那に復讐するブラックユーモアかと思いきや普通に夫婦の日常がどのように壊れて再生をするのかという流れで、ブラックユーモアとは違う気がしました。
言葉と体の動きで感情の説明をするじゃなく、目線で感情を描く芝居をしているのはとても良い。しかしながら後半から演出が雑になっていく、何が言いたいのかどんどんわからなくなっていく何というか勿体無い作品だった。
前半の丁寧に演出しているのにそれを壊すような演出はバランスとしては最悪で、後半は白けてしまった、話に入り込んでいたのに急に横道に逸れるし逸れたと思ったらそれを強引に引き戻す(引き戻しもしない時もある)。制作者が結婚とは何か明確な主張を意図的に避けてる感じで、全てが曖昧に感じてしまう。全体的に話がシンプルなだけにこういう曖昧さは映画としてぬるいと思う。
演者について、香取慎吾と岸井ゆきのという組み合わせは絶妙でした。香取慎吾のダメ夫は新鮮でいいし、岸井ゆきのの今勢いのある演技も良い。他の演者も良かった。それだけにもったいないなぁと感じます。
人との向き合い方
夫婦は他人なんだからやっぱり話さなきゃ
楽しめた
裏切られた、いい意味で!!
夫婦
極端につまらなかったり良かったりが半分ぐらいづつって感じですかね。...
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