リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
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ループ🎬の主題歌が、くるり♬っていうだけで👍
毎回ヨーロッパ企画作品は、身近な何気ないシーンを切り取ってループさせ、似ているけれど似ていない唯一無二の🎬を作り出すので感心してしまいます。
どうしてもアラ探しをしながら観てしまう自分がいるのですが、今回も矛盾を見つけられず、引き込まれてしまいました。
何度も打ち合わせをして脚本を練り込んだのだから何度も観たくなるのでしょう。
鑑賞後は、四畳半→ドロステ→サマータイム→リバー→四畳半…のループ沼にハマります。
観終わったら、タイトルが大好きになっちゃった
初、「ヨーロッパ企画」作品鑑賞。
え〜面白い!舞台観てるみたい!!
お客さん達も笑ってるしたのし〜!
メインの恋物語の取り扱いが、丁寧で綺麗で泣けちゃった。
「大好きだけど離れなきゃいけない」みたいな感情に全力共感しちゃって、笑いながらもずっと泣いちゃった。
本人達にとっては、時戻しちゃうくらいだったんだよね。
と、
終盤の「全然関係無いです」がさぁ!!www
激烈に感情移入しちゃってたこっちとしては、「あ、ですよね」にならざるを得なくて最高でした。笑
皆それぞれ抱えてるものがあってさ、自分だけが特別じゃなくて(でも自分にとっては特別で)さ、それぞれがそれぞれの場所で精一杯生きてんだな〜。的な。
あとやっぱ、世界線がズレてくのが最高でした。
超怖かったもん。
タイムループものだよ、
リープする毎に世界線がズレてんだよ、
って言われたらさ、
想像しちゃうじゃないですか。あるターンでいきなりの終末とかちょっとした絶望展開を…。
雪が深くなるにつれ、いやいやまさか。って。
世界線が戻って(?)きて一安心して。
でもラスト、この世界線は良い感じだといいね。って。
うん、今怖い事言われたな?ってなって。本人はポジティブな意識で言ってるのがまた。
いや、あっけらかんとした「どうにかなるだろう」感のあるこの作品にそんな地獄が、とは思わないですけど。
可能性を残すケレン味がね。
最高ですね。
すき〜。と、思いました。
世界線のズレ・・・じゃなく、世界観のブレが課題
貴船神社の周辺にある老舗旅館の女性従業員の神頼み・・・か何か理由は良く分からないが、ある起点から2分間、時間が巻き戻され、ひたすら繰り返される世界(といっても貴船川周辺のみ)に閉じ込められた人々の群像劇です。
ポイントとなるのは、記憶は継続する点です。
人間関係含めて「やっちゃったら、元には決して戻らない、無かったことにはならない」ということ。展開される場面、範囲はほぼ一緒だが物語は貴船川のごとくサラサラと流れているので、そこは鑑賞者も設定の認知に少し戸惑うところでしょう。
メインの出演者が劇団員さんだからでしょうか、若干オーバーアクションではありますが、それぞれの癖の強いキャラクターが生き生きと表現されており、彼らの本気度高めの掛け合い自体にクスッとされる笑いが内包されているイメージで最初は好印象でした。
しかし、「2分間の繰り返し」は、その世界の住人だけでなく、鑑賞者にとってもストレスフルな体験だったのは否定できない事実です。その世界に没入した結果かもしれませんが中断を余儀なくされる、って人ごととして笑えませんでした。
さらに物理的に初期位置に戻るという設定が仇になり、必然的に物語が動かない移動経路を1分くらいは見せられるはめになるのが本当にマイナスポイントでした。つまりテンポが悪いってことです。
また、貴船神社周辺だけ2分間が繰り返されるはずなのに、降雪だけじゃなく時に積雪もあったりすることを「世界線のズレ?(理系君いわく)」とおっしゃってましたが、まあ、雪景色の貴船神社周辺は風情があり美しいので、とってつけたこのズレは許しましょう。映像的マンネリ感も回避できていたし。
しかし、以下に提示した鑑賞者が戸惑うような「世界観のブレ」はちょっといただけません。
アングラ演劇(失礼)にありがちな混乱、カオス、狂気の表現として「自殺2件、殺傷?1件、交通事故多発?」はなぜ組み入れた?と思いました。記憶は残るからこれは今後もトラウマかつ修羅場・・・決して無かったことになはらない。
正直この映画の優しい世界観には馴染まないと思いました。見せなければ良いってことじゃないです。まあ実際、リアルな流血シーンもありましたし。
この部分にこの作品の決定的な欠点である世界観のブレ、定まらないふわふわした倫理観を強く感じました。
だって、旅館の障子に穴あけて悦に入る、またバスタオルしっかり巻いた半裸の男性から女性が逃げ回る優しい世界観ですよ(笑)?
なんでもアリの上限を「死や凶器による加害」に置くなら、もっとはちゃめちゃを期待するし、逆に映画のレーティングを考慮してそこまでする覚悟がないなら、綺麗にまとめてそんなシナリオにすべきじゃないです。
映像的には非常に綺麗、演技も良いのに、何か中途半端、主張がブレブレの印象が強く残る作品となりました。
オススメ度は普通かな
あまり予備知識は入れず、小規模作品でレビュー評価が良いというだけで見てきました。
着想は面白く京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」を舞台にした2分間の繰り返しタイムループコメディです。
笑えるシーンも多々あり脚本が練られているのは理解できます。
2段オチも悪くないですが、やはり繰り返しの多さを楽しめるか飽きるかのは好みでしょうか。
出演者は皆さん適材適所に頑張ってますが特に主役の藤谷理子は良かったです。
タイムループとリープの違いも分かったのは個人的には助かりました。
タイムループしても主人公だけ過去の記憶が残るのではなく登場人物全員に鮮明に記憶が残る設定は面白いと思いました。
カメラを止めるな と比較してしまいがちですがジャンルはかなり違いますのでご注意ください。
おススメ度は普通くらい。
物語でちゃんとSFしてる
意識はそのままで2分のみタイムループしてしまう旅館の話。
2分でなにが出来るかと思ったけど強制的にリセットされてしまい同じ立ち位置からスタートしてもいろいろな動きとなかなかの混乱ぶりに笑った
特撮もほぼないし、登場人物も限られてるけどここまでSFしてて感動できるのはすごいな。見てよかった。
カメ止めぶりの邦画コメディの良作!
最高にテンポがよくて、おったまげ〜な展開が矢継ぎ早に展開され続ける。
2分間がループし続ける世界
自分の身に起きたら気が狂いそう
初期位置というゲーム的な単語には絶対笑ってしまいます。
日常に疲れた方や何も考えたくない方に見て欲しい映画
楽しかった!
てか、私たち天狗です! 恋の逃避行?!2分間のタイムループする作品
京都の貴船、旅館ふじやにてミコトの初期位置から始まり、2分間のタイムループする
同じ時間がくり返されることに気が付いた
人たちの混乱!パニックになる状況を
描いたストーリーでした。
旅館で料理をしていたタクが遠いフランスの地に離れて行ってしまうことに寂しさを抱えていたミコトと未来から来た女性も恋愛していて
神社の御守りを2人とも持っていたことに
共通した切ない想いを感じ取りました。
タイムループする前から、いろいろなトラブルを乗り越えてきた、旅館ふじやの仲居さん
働いてる従業員、宿泊しているお客さんたちまでが状況を把握できても、このまま時間が
過ぎないでいてくれたらとの願いが交差して
逸脱行動してしまう場面が面白く思いました。
タイムループから脱け出す方法は意外なところに隠されていた!
京都の雪景色、解決したあとは
神社の近くを流れる川に清らかさが感じられました。
アイデアと脚本が良ければこんな面白い映画が作れるのだ
京都の貴船の料理旅館が2分と言う短いタイムループに巻き込まれて、人々があたふたすると言う、良くできた作品。タイムループしても記憶まではリセットされないと言う設定なので、何回も飛んでいるうちに要領を得たり、現象を楽しんでいたり、生き返るかなと思って実験したり、で、最後はちゃんと青春してるのが、微笑ましい。最後のターンはちょっとホロリとさせられる。
ちょっと死んでみた(笑)
同じ時間を繰り返す、いわゆるタイムループもの。
ではあるが、この作品最大の特徴として関わる人間全員がループ後も記憶を維持しているところ。
ほぼ旅館1場面で展開する試行錯誤の妙が楽しい。
コンパクトに90分弱にまとまっているので見やすい。
神がかり的な何かと思っていたら、まさかのSF。
気になった点としては
ループごとに天気が違うところ。
同じ13:56:20〜13:58:20でも
別世界の13:56:20〜13:58:20という
「世界線が違う」と説明されていたが…
これは撮影中に天気が変わってしまった苦しい言い訳のような気がした。
2分間のワンカット✕30回、時間かかったろうなと思うが…
あと来訪者(ヒサメ)はどの時代から来たのだろう?
ミコトの子孫かな?とも思ったり。
ラストにオマケを期待したのだが…なかった(笑)
カメ止め
らしい面白さがありますね。2回目のループからみんなが気づき始める展開は良かったし、少しずつ解決して行く展も面白かったです。最後の結末は少し「えっ!」でしたけど、元々タイムループ自体が不可思議ですからね。自分がこの中にいたら、じっとして、考え事でもまとめるか、本でも読みますかね、じっくりと。
楽しい映画
何はともかく、万人にタイムループをすんなり受け入れられるのは、良い時代になったものだ
そして、難しい事は考えず、楽しい映画であった。
笑える映画であり、ほっこりする映画であり、とても丁寧に作られていて、変なツッコミどころもなく、映画の世界に入り込めた。
強いて言えば、物語のキモであり、オチである久保史緒里の透明感が、もう少し伝わればと少し残念だった
藤谷理子さん、映画もいい
舞台「たぶんこれ銀河鉄道の夜」に続き、今回はヨーロッパ企画の映画を鑑賞。タイムループの間隔が2分間と短いので、1回のループに盛り込める出来事が少なすぎて話しが盛り上がらないかと心配していましたが、そこは上田誠脚本がよくできていて、終始楽しく観ることができました。舞台の藤谷理子さんもいいですが、大写しになる映画の藤谷理子さんの演技もよかった。今後、藤谷理子さんの出演作品は要チェックだな、と心に刻みました。2分間をひたすら繰り返しているはずなのに、雪が積もっていたり、いなかったりの背景を「時空にゆがみが生じているみたい」のセリフで言い訳するあたりはご愛敬で。あと、友情出演で久保史緒里さんをキャスティングしたのも当たりだったのでは。久保さんが出ていなかったら、私は観に行ってなかったかもしれないので。大作ではないけどヨーロッパ企画らしい、良い映画でした。
これで映画が成立することへの驚き
「サマータイムマシン・ブルース」の劇団ヨーロッパ企画主催上田誠が原案・脚本を手掛けたまたしてもタイムループコメディである。
86分のほぼ4分の3くらいが2分間のループなので正確に数えたわけではないが少なくとも30回はきっちり2分間のワンテイク長回しのお芝居が繰り返されるという常軌を逸した、上田誠が「これまでに未だなかったジャンルの映画を探した」というように、思い付きはしてもあほらしくて誰も実際には映画にすることは無かったはずのとんでもムービーなのだ。
あまりにも手持ちドリーの映像を繰り返し繰り返し見たものだから「レディ・プレイヤー1」を3Dで観た時以来の激しい映画酔いをしてしまって後半はすごく気持ち悪くなり劇中の人々同様に「早く正常に戻ってくれ!」と祈ってしまったが、ちょうど限界のあたりでループの呪縛が解け、フィックスのカット割りがとてつもなくありがたく神々しくさえ感じられたことよ。
主役の藤谷理子は劇団ヨーロッパ17年ぶりの新入団員だそうで、舞台となった京都・貴船の割烹旅館は彼女の実家だというのだから、彼女無くしてこの馬鹿げたロケは完遂できなかったであろうと思われる。
私も関西なので、吉本新喜劇を毎週見て育った関西人が共通のアイデンティティとして持っているこの独特の「小劇団気質」をちょっと誇らしくも感じる今日この頃なのだ。
天狗なんかじゃない
タイムリープ・コメディの旗手、『ヨーロッパ企画』の作品ということで鑑賞です。
導入もそこそこに、早速ループへ突入。
主人公たちの理解も早く、ループも2分間なのでポンポンと進む中で続々と登場する、見覚えのある顔。
繰り返すごとに戸惑ったり、苛立ったり、楽しくなったり、まったりしたり、殺伐としたり。
各ループがワンカット撮影であり、劇中時間としてはノーカットなのも見どころ。
時間配分もシビアで、階段の昇り降りも多く、演者は大変だっただろうなぁ。
狭い舞台(なんせ2分で動ける範囲)の中を縦横無尽に動き、天候でも変化をつける。
そこに濃厚なキャラたちが絡みあうのだが、特に主演の藤谷さんは表情の変化が秀逸でした。
先に書いたように、場の雰囲気もコロコロ変わります。
…と、様々に工夫は凝らされているものの、やはり少し飽きる。
もう数ループほど削った方が気持ちは途切れなかったかも。
オチの馬鹿馬鹿しさは賛否別れるかもしれないが、あくまでヨーロッパ企画らしい。
登場人物に愛嬌があり、楽しく観られる秀作です。
上田誠に京都ときたら、正直本上まなみさんは森見登美彦のリクエストなんじゃないかと邪推しています。笑
適応力
よく練られた脚本だった。
ある時を境に2分間のループを繰り返す。
なのだが、当時人物達の記憶は更新されていく。
再び時間が動き出すまでの人間模様が描かれていく。
色んなパターンが用意されてて、恋愛やサスペンスやバイオレンスや、勿論コメディ要素にも溢れてる。
ちょっと1回がっつりバイオレンスに振っても良かったように思う。
登場人物達が驚く程の適応力を見せるので、平和と言えば平和だし、単調と言えば単調だ。
この適応力は早々に発揮され、そしてなぜか納得してしまう。貴船という土地柄がそうさせるのか、人物達の思考に無理がない。
俺も当事者であるならば考えそうな理屈なのである。なので、結構物語をすんなり受け入れてしまえる。
リープしてる間の2分間はほぼ1カットの長回しなので、そうそう手の込んだ事も出来ないのだけど、パンチ力に欠けるというか、谷間みたいなモノがあれば尚、楽しかったかなぁと、ふと思う。
天候の変化を時間軸のズレとかで押し切ってしまうとこなんかは好きだ。
いきなり雪が積もってた時は不自然極まりないのだけれど、スルーされるよりは強引にでも理由が欲しかったりもする。
にしても…この企画力は賞賛に値すると思う。
貴船ってロケ地もそうだし、少ないであろう予算の範囲で、見事に成立してる。
惜しむらくは絵のチープさが目立った事だ。
1カットにおけるカメラワークの限界というか…始点を彼女に固定した事の弊害というか。
そんな事をちょっと思う。
深読みするなら、時間という概念に囚われすぎな現代を映してるとも思える。
色んな事起こるし、色んなストレスを感じるのだけれど、その永遠とも思える2分間を追う事で大概治るとこに治っていく。
時間が足りないだったり、時間に追われるだったり、そんな事から端を発してる事ってめちゃくちゃ多いんじゃないかなぁと。制限がある前提で動かざるを得ない社会の憐憫さも見え隠れしてたような。そんな深読みも出来るようなパーツがあるとこなんかは流石なのだ。
そういう牢獄から解放された場所を「貴船」にした事にも、なんらかの意図があったのだろう。
昔、京都に住んでて何回か行った事あるけど、アソコは時間が止まってるのかと錯覚してしまう。
東京とは明らかに時間の流れが違うと思えてしまうのだ。
この作品が出来上がったのはコロナによる影響もあったのかなぁなんてふと思う。
そうでもなけりゃ、いくら貴船と言えども、あんな大胆なロケは敢行できないのではなかろうか。
久保さん観たさに行ったのだけど、拾い物だった。
冒頭が久保さんから始まるのだけど…やたらにカットが変わる。観にくいレベルで変わる。
後の1カットへの伏線かもしれんが…正直あまり意味は見出せなかった。
で、まぁ、ご本人と言えば特に役作りの必要もなく、乃木坂工事中で見る彼女と何ら変わる事はなかった。
水神様
群馬でいったら四万温泉みたいなところなのかな? とはいえ温泉は湧いていないようなので、兎に角お上品な和風避暑地といったところであろうか?
タイムループ2分というとてつもない短い時間を繰り返すプロットはよく練られた秀逸さである しかもきちんと全員前の記憶を残しているというところも、観客との共感性がすこぶる良い どのレビューも俎上に揚げているように『MONDAY』との比較を評しているが、明らかにこちらの方が圧倒的に理解度は高いと感じる そしてその永遠とも思える短時間の繰り返しを如何にして乗り切るのか、そしてその時間を永遠に過ごしたいと願う主人公の想いを、決して粘質的ではなく、カラッと青春的爽やかさで描いてみせているところに今作品の白眉を感じ取れるのだ どうにもならない地獄絵図を予感させての、未来人の"テヘペロ"的作劇に落とすところも賛否両論あるだろうが、私はコレで良かったと思う とにかく最悪を逃れるには超法規的措置というオチは決して否定されるモノではないと思うのだが・・・・ 所詮、他人が作ったホラ話だしねw
主人公のコメディエンヌとしての素養の高さを十二分に味わうことが出来たのも今作からのプレゼントだろうと思う
否定的なレビュアーは、多分「これって世にも奇妙な物語で掛ければいいじゃん」って思うだろうな でも、きっちりリアルタイムで2分長回し撮影の難しさは、制作陣の根気強さと、映画制作ならではのスパンの長さがなければ不可能であることを忘れていることを改めて肝に銘じて欲しい
"世界線がズレている"なんてどうしようもない理由で雪が降ったり止んだり、きっちり晴れていたりなんていう天候変化や川の流れの逆流無しも、別に否定派が言うそこまで問い詰める事に"野暮"というレッテルを貼って廻りたいと思う次第である "補正"と"おおらか"が、邦画を育てる大事な要素! 否定するのならば、自分で作ってみろ!
レビュー、消えないでよ
主人公のミコト演じる藤谷理子さんがなかなかいい味だしてますね。
この映画、ロケーションも京都貴船の旅館内とその周辺の川と神社だけ。たぶん制作費もあまりかかっていないし制作期間も短かそう。それでも脚本のアイデアひとつでこれだけ面白い映画が作れるのですから恐れ入ります。
この映画ように2分だけのタイムリープが今おこったら、このレビューも何度書いても消えてしまう。それは億劫だ。
映画を観ている途中だったら、何度も同じシーンの繰り返し。それは悲しい。
人間の本性のさらしあい
ヨーロッパ企画お得意のタイムループもの。
『サマータイムマシン・ブルース』『四畳半タイムマシンブルース』の延長みたいな感じだが。
事態の収拾をはかるために突っ走るあたりは、別の団体作だが『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』に近いかも。
元の時間軸に戻ることが話の中心ではなく、パニック状態になった連中が、隠していた本音をぶつけあってドロドロしたり、犯人探しで魔女狩りはじめたり、といった人間の本性を顕にする部分が、面白いところ。
原因と解決は案外どーしよーもないもので、そこはヨーロッパ企画っぽかった。
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