リバー、流れないでよのレビュー・感想・評価
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撮影地や映像が綺麗で行ってみたくなるような、ちょっと笑える映画
SNSでたまたま見つけ、2分という絶妙な時間のループが面白そうと思ったのと、ウシジマくんに出ていた永野宗典さんが出ていたのもあり、見てみました。
一時間半なので、さくっと見やすかったです。
2分のループのなかでずっと展開していくので、次の2分はどうなるんだろうと飽きずに見れました。役者の方たちはあまり有名ではない方もいましたが、みなさん上手かったです。逆に、役者さんを知れて良かったです。
ただ、製作費が少なかったということもあり、あれ?と思うような甘さはありましたが、ストーリーが良かったので、そこは目を瞑って話に集中しました。
最後の終わり方や、実写での難しさもあったのではと思い、漫画にしたらより良い演出やまとめができたのかなとも思いました。
見終わった後は、ループを抜け出すために協力した仲間たちのことを考え、なんだか少しほっこりしました。
2分間は絶妙だったが、まぁまぁ面白かった。
『リバー、流れないでよ』鑑賞。
*主演*
藤谷理子
*感想*
久々にヨーロッパ企画の映画を観ました。「サマータイムマシン·ブルース」以来かも。。
映画レビューサイトで、ずっと気になっていた作品で、いつか見たいと思っていたので、アマプラで配信されていると知り、すぐに鑑賞しました。(^^)
老舗旅館を舞台に登場人物全員が、2分のタイムループに巻き込まれてしまうコメディ。
タイムループ物って、一人だけっていうのが多いんですが、これは、登場人物全員が2分間のタイムループにハマってしまうんです。
この2分が絶妙。タイムループの原因を探す為に奮闘するんですが、物語が進んでいくと、ちょっと意外な展開があって、まぁまぁ面白かったです。伏線だらけの回収モノが好きだったんで、それがあまり感じられなかったのが残念でしたが、登場人物が一人一人個性があって、面白かった。
あーこりゃキンザザ
日差し、苔の緑、水量、積雪、
自己満足な小ネタの集積が、
映し出される風景の積み重ねと相まって、
シティボーイズ、
三木聡、
カメ止め、
これまでの小さくエゴを積み重ねてきた自身の体験とダブった
かもね♪
旅館ループ
旅館で起きた2分間の無限ループを脱出する話
未来人が乗ってきたタイムマシンの故障でループが起きてたのでみんなで直してループ脱出するEND
2分という短い時間をループする意欲的な作品だが急に出てくるタイムマシンは雑過ぎる。恋愛描写も長い。
途中飽きかけたけど…
ヨーロッパ企画によるオリジナル作品。
ヨーロッパ企画と言えば「サマータイムマシンブルース」が有名だけど、それに続くタイムスリップ系(?)だな。
「サマータイムマシンブルース」は、なかなか個性的なキャストが多数出演してたけど、今回は知らない俳優だらけ…
それでも楽しめたのは、脚本がよく出来てるからでしょうね(^^)b
とにかく2分間をループし続ける作品。途中飽きかけて、いつまで続くんだと思ったけど、実際にループし続けてる登場人物たちはもっとそう思ってたんだろうねー。
最後はやや強引だった気がするけど、短めの作品だったのも良かったし、楽しませていただきました(^^)b
サクッと笑える
アマプラで観て、サクッと笑えました。
実在する京都、貴船の老舗料理旅館を舞台にしています。よく、協力してくれたなと思って調べたら、主演女優さんのご実家なんですね。
物語は、冬の昼下がり、突然貴船一帯が2分間でタームループしてしまう。でも、記憶はそのまま。主人公の仲居さん、その恋人の料理人、女将、番頭、客の2人連れ、書けない作家と編集者、などなどがドタバタしなから「2分」と言う制約の中でなんとかしようとする。ヨーロッパ企画らしいコメディ。
尺が1時間半と丁度いい。オチが、「また、そんなんかい!」と言う感じでしたけど。
ただ、物語は「2分」で体力も元にもどる設定だけど、役者さんは同じ場所からあちこち何度も走らないといけないので、しんどかったと思います。天気もコロコロ変わってそれを怪しげな仮説で苦しい説明をしていたのも、クスリとさせられました。
実に巧みで面白い
採点3.8
京都の老舗旅館を舞台にした、タイムループコメディ。
この永遠に続くループ、すっごい「ビューティフルドリーマー」感です。
2分間経つと時間が巻き戻り、また元の場所へ戻る。
これを皆で知恵っを絞って脱出を模索する。
こんな構成が実に舞台っぽい。
また2分のワンカットを延々と繰り返す、これが実に巧みで面白い。
最後まで先の見えない展開がとても面白かったです。
当時タイトルは知ってたけど、こんな作品だとは思ってもみなかったですよ。
いや見事でした。
いかにも劇団くさい内容、しかもつまらない
視聴を初めて10分で気が付いた
ほかの劇団の試みもマシな内容があるのに
着眼点は良いけどいかんせん役者達のドタバタがしらける
劇場でファンが無駄な大声で笑うシーンがよぎってつらかった
スナック感覚の日常SF
『ドロステの果てで僕ら』につづく、ヨーロッパ企画と山口淳太監督作。
【ストーリー】
冬の京都、貴船。
老舗旅館ふじやとその周辺が、たった2分間の時間ループ現象に巻き込まれる。
主人公の仲居・ミコトとタク、宿泊客の作家と編集者、二人の芸人、神社参拝客や猟師といった多様な登場人物の揉め事を、たった2分間で解決する迅速な展開。
演出はループ時以外はカット割ほぼなしの手持ちカメラでの長撮り。
2分というループ時間の短さが、退屈なく映画に集中させてくれます。
この映画が斬新なのは、時間ループに巻きこまれたキャラクター全員に記憶が保持されていること。
じゃなきゃ解決なんて無理だよね、説明だけでタイムオーバーしちゃう。
何回かループを重ねて先輩後輩芸人が本気の気持ちをぶつけあい、作家と編集者はに詰まった展開を乗り越え、その他絡まりあった感情を解消してゆく。
「実はこの世界をループさせているのは、中の人たちの想いの集合体」的なラストはドラマとしてもよくても、ストーリーとしては赤点になります。
やっぱり時間ループ物の焦点はSFであってほしいよね、っていうこちらの欲求も解消してほしい。
その点この映画はきちんとオチをつけてくれてます。
ありがとう。
本上まなみかわいかった。
ありがとうまなみ号。
現場からは以上です。
ゲーム攻略的展開・ロケーション美の両面から楽しめる
映画『四畳半タイムマシンブルース』がとても好きだったので視聴。今回も満足です!全員記憶が保持されるタイムループなので、同じ状況設定の中で一回ずつ情報が蓄積され、蓄積された情報により周囲の人の動きが変わることで場面や絵作りがどんどん展開していく。これらによりゲーム攻略的展開・映像の両面から楽しむことができた。貴船の山場に建築されているがゆえ迷路のような建物と神社の映像映えが強いし、途中に挟まれる登場人物たちの間の抜けたお人好しさ(柚子やお土産など)にも癒される。良い映画でした
発想はAAA級。演出はB級。
ある時点から2分間を繰り返してのタイムループ。
しかもループしてるのは主人公だけでなく、エリア内の人物全員。
更に記憶は共有しているという。
ループ物は星の数ほどあれど、この発想は面白い。
特にワンループをノーカットで見せるのが良い。
オチについても予想的中する人は殆どいないのではないだろうか。
よくできたストーリーだ。
しかし、いくらなんでも演技がクドすぎて見ていてしんどくなってしまったというのが本音だ。
劇団員だからこそノーカットで魅せる演技の凄みも確かにある。
だがその一方で、劇場で見せる為の極端にデフォルメした演技をどのキャラもやってみせるものだから、シリアスなシーンでも滑ったギャグにしか見えなかったりと…様々な弊害が生じてもいた。
加えて中盤の恋愛パートが"無駄に"長く。
これまたベッタベタでクドい。
BGMの演出もクドい。
何にせよ過剰で安っぽいのである。
このあたりは非常に賛否割れるのではないかと思う。
ワンアイディアの面白さ。
劇団員ならではのノーカット長回し演技。
この組み合わせは最高なんだが、どこか安っぽいドラマを見てる様な気になってしまうのが本当に勿体無い。
それなりには愉しいが、それなりでしかない小作
配信で観る分には短めだし、演者のワチャワチャ感も嫌いじゃないないので、それなりには楽しい。ただ、プロットにも何故ループするのかの種明かしにも目新しさがなく、結局それなりでしかない小作。映画館で観るか迷ったが、配信でいいやとスルーしたのは英断でした。
共感を多発するが、否定的である。
『Cry Me A River』と言うJAZZのスタンダードナンバーがある。
直訳すると『川が出来るほど(私に向かって)泣く』と言う事で。
『面前で泣いたり、わめいたりして、他人の同情を買う態度。そんな態度を皮肉っている』
さて、この二分間のループが興味深いループであれば良いが。
わめいたり、嘆いたり、泣いたりするだけの設定だけで、正にそんな態度をアイロニーしたくなる。
こんな場面を何回見るんだ。
乱流で戻る事もしない一本調子のショートコントを繰り返す。
挙句の果てに脱亜入欧なのか!
さて、制作者はそんな類似制を理解してこんな映画を作ったのだろうか?
なんかこんな映画を見た事があるとデジャヴしたら、同じ作者だったようだ。
あと、半分。出鱈目は良いが。
見るの止めるか。
流れは早くなるばかりで、どこかで止まって詰まる事もしないようだ。
配信でこの映画を見せられたら、どんな映画になるんだろう!!
『リバー(ラバー)・カム・バック・トゥ・ミー』を思い出した。
あと、ターンは10回くらい。つまり、RPGそのもので、何も貴船に行かなくても良いでしょ。『きぶね』は高いよ。
あと、15分くらい。落ちがだいたい分かった。
違った。
サミットだと思ったが、流れが早すぎるオチ。『真っ黒なワンちゃん』まだまだ、やっている。
京都なら京都の言葉だろうが!
やっと終わりそうだ。
最後まで流れは乱流したままだった。流れっぱなしだよ。流れっぱなしで、詰まるゴミもない。ゴミばかりなのに。
”2分”が絶妙ですよね。
撮影中、楽しそうに映画作りしているんだろうなぁ。
と、思えるあたたか~い作品でした。
出演者もみんな普段から仲良しなんだろう。
アイデアもみんなで出し合ったんだろう。
大変な撮影もあっただろうが楽しかったんだろう。
と、見終わった後思えれば
それだけで価値のある映画でした。
※↑ここまで「ドロステ」と全く同じ感想。
私は”映画っぽい映画”が好きなので、
説明セリフが多かったり、映像表現に
乏しい映画には辛い傾向にあります。
が、この作品はそういう意味で”映画っぽく”ないのですが、
非常に楽しめました。
昨今のショートムービー流行り、
ファスト映画の賛否、
読解力のジェネレーションギャップ…
などなどの理由で”映画っぽい映画”の減少傾向に
さびしさをおぼえているのです。
で、この映画「リバー、流されないでよ」。
ショート(2分)の連続で、
説明台詞てんこもりで、
ファスト映画では表現不可能な面白さ、を、
”映画っぽくない映画”で表した
アンチテーゼである!という意味で傑作。
ま、そういう気持ちでは作ってないのは
当然なんですが…。
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