「いろいろ詰め込まれている」リバー、流れないでよ 宮西瀬名さんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろ詰め込まれている
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「2分間のループを抜け出す」というのが面白い。
とりわけ、ループ後も周辺にいる人全員が記憶が継続される、というのも新しかった。
それゆえに狂ってしまい狂気的な行動をとってしまうのも人間らしい。
本作は「群像劇」に括られるが、群像劇には人間らしさは必要不可欠。
そのあたりもケアしているのは納得感がある。
また、ストーリーも、シュールなコメディ、ラブロマンス、サスペンス、SFといろいろな面を見せ、ループもの特有の“ダレ”を防げている。
短いながらもきれいにまとまった良作。
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