「もう無理なんでは?」劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト) まさひろさんの映画レビュー(感想・評価)
もう無理なんでは?
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アニメ映画前作は、面白いっていうより、前半あーそうそうこんな感じ〜できて、決戦でオマージュ練撃。下手するとファンムービーじゃなかろうか? と思うほど、旧ファンにおもねった内容で、あれはあれでよかった。ヘンテコな無敵アイテムが、いかにもシティーハンター といった感じなのもよかった。
しかし、今作、わざわざアンゲルさん出てきちゃったにもかかわらず、序盤くどいほどのギャグの練撃、美女に思い入れが発生する間もなく、後半突入、アンゲル関連で盛り上がる場面が、使い古されたバーサクモードで、やってることはドラゴンボウル。しかも体光っちゃったり、海坊主が場外で解説してる天津飯に成り下がってしまい、別の作品感満載。直立からいきなり撃ち合うとか、髪は金髪にならんのか? ネトフリで見たんで、何度も見るのを中断する始末。しかも、次回作あるよオチ? このままもう一回だったらきついわー。
特に辛かったのは、やはり声優さん限界じゃないのか? という点。前作、神谷氏は相当仕上げてきたなと感心したが、今回はもう限界を感じる呂律。主要メンバーは、キャッツアイ含めて流石に無理がある。(ただし、海坊主だけもともと渋い声なんで安心感があった。)
作る世代もすっかり変わってしまっただろうし、少し考えないといけないんじゃないか? 新旧ファン共に離れかねない。
おまけ:前作、冴羽獠が、バナージにしか見えないと思っていたが、そのせいで、今回? という疑惑。
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