「次作は3年以内に作って下さいね。声優陣がより厳しくなってしまいます・・・」劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト) よしさんの映画レビュー(感想・評価)
次作は3年以内に作って下さいね。声優陣がより厳しくなってしまいます・・・
過去の因縁と向き合う冴羽遼の闘いを描く物語。
新作「シティハンター」シリーズの第2作目。
前作「新宿プライベート・アイズ」は20年ぶり。ノスタルジーたっぷり。声優陣は勿論、主題歌やBGMも当時を再現し、リアルタイムで鑑賞していた世代は歓喜していました。私もその世代でしたので、感慨深い想いを強く持ちました。
しかし、本作はそこから4年。何故か音楽関係は新作を用いたこともあり、ノスタルジー部分のかさ上げは消滅。
厳しい評価となりました。
身もふたもない話ですが、私は「シティハンター」をそれ程好きではなかったんですよね。どんな物語、どんなアクションを用意しても、冴羽の華麗なガンアクションで締め。誰も死なず、「もっこり」を連発して終わり。良く言えば「水戸黄門」のような様式美なんでしょうが、私の好みではありませんでした。
本作も、結局はこの様式美を脱しておらず、映画としての評価は厳しくならざるを得ません。
本作で唯一評価出来るとすれば、冴羽の過去の因縁相手の登場でしょうか。恐らく製作されるであろう次作で、この因縁の終止符と共に長く続いたシティハンターがフィナーレを迎えるのであれば、この作品も少しは意味があったのかもしれません。
私的評価は、厳しめです。
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