「シネマ組踊」シネマ組踊 孝行の巻 タナケンさんの映画レビュー(感想・評価)
シネマ組踊
沖縄に生まれ育ちながら、ユネスコ無形文化遺産にもなっている組踊に全然関心ありませんでした。
本作の宮平貴子監督が、自身も全く知らない世界で正直オファーにおじけづいたが、組踊に向き合って、その魅力を映像化した心意気に興味を持ち、劇場に足を運びました。
多角的なカメラアングルで収められた、役者、奏者の佇まい、予想のつかないストーリー展開、そしてアッと驚くスペクタクルに圧倒されました。
映画の冒頭で組踊についての簡潔な解説があり、全編日本語字幕がついており、門外漢の私にも分かりやすく、充分その魅力を感じ、楽しむことができました。
今後順次各地で公開されるようです。沖縄が誇る荘厳な'ミュージカル'をぜひ少しでも多くの方にも観ていただきたいです。
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