ここ以外のどこかへのレビュー・感想・評価
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技術が不安定
コロナ渦であることを舞台設定として活かしたロードムービーといった感じでした。
申し訳ないですが率直に申しますと、お金を払って観てよかったとは思えませんでした。
個人的にはガールミーツガールものが苦手なわけではなく会話劇も普通に好きなのですが、演出的な部分があまりにも典型的なインディーズ映画すぎるのが気になりました。
インディーズ映画によくあるパターンでこの作品もフィックスワンカット長回しがやけに多く、会話劇を画変わりのしないワンカットで見せられるのは普通にストレスでした。
発想は面白かったと思いますので他のインディーズ作と差別化するためにも「適切にカットは割る」「照明機材がプアならナイトロケでも光源のある場所を選ぶ」「同録の音がノイジーならアフレコは徹底的にやる」を守ってくれるだけでも格段にクオリティが上がると思うのですが…。
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自分で歩く道
20歳ぐらいの2人の少女が夜の街で出会い、語り、自分のこれからを考える話。
コロナを極度に恐れる母親に一切の外出を禁止されて長いこと家から出ていない女子大生と、母親が男をつれて帰り毎晩家で飲んだくれるので街を彷徨う女の子。
片や恐怖で、片や情で家に縛り付けられ、今の生活を強いられているのはわかるけれど…。
年齢的にもいっそのこと2人で暮らしてしまえば?なんて思ったけれど、夜を過ごして語り合い、自分以外の声を聞き、湧いてくる勇気と決断と、ということで。
切っ掛けやタイミングや内容は人それぞれだけど、誰もが通る大人への1歩ですね。
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