エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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期待しすぎず映像を楽しむタイプ
大作なのに「A24」らしさ全開。
最終的には「どうなったのか」という辻褄・理屈じゃなく、「どう感じるか」という仕上がり。
賛否両論に振れそう。
話はわりとシンプルというか理解しやすいが、とにかく並列世界それぞれのことが同時進行で、加えて『マトリックス』っぽい映像の情報量が多すぎるため、理解する脳の力を試されすぎ。
途中で処理能力の限界との戦いになり、耳から煙が上がってきそうでしたよ。
悪の存在(娘の変異体)との対話が、禅問答っぽくて眠気を誘うのも『マトリックス』っぽい。
たしかにミシェル・ヨーやキー・ホイ・クァンの演技は素晴らしいし、特殊効果など見どころは多いが、アカデミー賞10部門11ノミネートに期待しすぎると肩透かしを食らうかも。
そしてかなり下品。
リアル大人の玩具が修正なしで画面狭しと暴れるから、高尚な作品と間違えてカップルで行くと気まずくなる可能性も高い。
R15なのも納得。
その点もマイナスに働くかも。
正に”最先端のカオス”
情報過多で目まぐるしく変化するこのご時世に生まれるべくして生まれた映画なのでしょう!
物語の根本は王道で奇をてらっているワケではないが、ビジュアルのぶっ飛び具合・スピード感・見せ方が現代的カルチャー(ネット&ゲーム&アニメ)感満載で想像の斜め上を行っている中で、中年世代を主要キャラに置く事でちょいレトロなカルチャーも取り込んでいる…という、ハチャメチャに見えて中々高度な作りをしていますよね!
後半のめまぐるしい顔面フラッシュシーンはソフト化されたらスロー再生して観てみよっと。
キー・ホイ・クアン!、'80年代スピルバーグ全盛期に映画の楽しさを知った世代なので復活嬉しいですね~、ひょっとして「インディ・ジョーンズ」新作にもサプライズ出演??
ア〇ル合戦シーンはアホ過ぎて笑ったが、A24作品のア〇ルネタと言えば先に「ディック・ロングは~」が有りましたなぁ…
最初の二十分くらいはワクワクしたが、それ以降は物足りませんでした。...
最初の二十分くらいはワクワクしたが、それ以降は物足りませんでした。あと、こういう映画に人生訓とか親子愛みたいな要素は持ち込まない方が良いと思う。
スピード感
良い意味でも悪い意味でもスピード感のある作品です。良い意味ではマルチバースとの行き来が軽快感や爽快感を作りだし、その速さが彼女の能力のレベルアップして行く感じと相対的です。ただ、そのスピードによって詰め込み過ぎに感じました。内容的に最初はもっとじっくり描いて、後半にスピード感を持った方が良いのかな?と感じました。
ペットロック姿のグッズ出してほしい。
考えるな、感じろ。を体現した作品。
とにかくはちゃめちゃなんだけど、
映画館で映画を観るってなんて幸福なんだろう
って今日もこの作品で感じさせてもらえた。
ウェイモンドの笑顔が可愛くて可愛くて。
笑顔が可愛い男性が好きなので一気にファンになった。
まさかグーニーズのあの子だったとは!
結婚は勿論好きって気持ちも大切だけど、
この人となら苦労さえもできるって思えることが
最も重要なんだろうなぁ。
愛こそ全て。
P.S.映画にプロレス技が出てくると
やたらと心が躍ってしまう。
SFカンフーカオス家族愛物語
オリジナリティ全開の内容と超絶頑張った鬼編集カット割りで描く家族愛の話! 普通に笑えて最後は感動して、低予算ながら全宇宙を舞台に戦う壮大な話を最高にフザけて楽しめる作品になっていましたねー
スローモーションの使い方が面白くてギャグマンガを見てるような感覚に落ち入りますし監督の狙った部分は全て笑ってしまいました!
とはいえ 敵と戦う為に自分に無い能力を得るために普段やらないような突拍子も無い事をやる事で平行世界に居る違う自分の能力をダウンロードして闘うんだけど 人生の選択で色々な可能性があったのに普通に旦那と結婚してコインランドリーで働いて平行世界の中で1番何もしていない普通の生活をしている自分だからこそ可能性が1番あってスターになってた自分やプロのコックになってる自分とかの可能性もあったのに最後は結局特別なモノになってない普通の自分に落ち着くってストーリーとか実は奥が深くてよく出来ているともおもいました。
あとラスト付近は泣かせ感動シーンもあって特に石のシーンと娘との和解は泣けるんだよなあ
あと予告で爆笑コメディみたいな感じになってるから そのハードルで鑑賞すると
え?
なにこれ? 案外シリアスな話やないか! ってなる可能性高いので予告はあまり見ない方が楽しめるとはおもいます、
更に言うとアカデミー賞ノミネート最多とかで勘違いして真面目な映画を真剣に見るつもりで劇場行ったら
間違い無く最低評価を付ける事になるくらい表面上はフザけた内容ではあるんだけど本質はしっかりしていて恐らくアカデミーの脚本賞はこれが受賞するだろうと思われるくらい凄いのでそこを理解してないと単なるバカ映画で なにがアカデミー賞ノミネートだよふざけんなってなる人も多いとおもいます!
あとマルチバースの理論を全く知らないで見に行くと
笑えるくらい置いていかれるのでそれは知っておいたほうがいいかもしれません 一昔前だとパラレルワールドって言われていたやつです。
好きと嫌いがハッキリわかれる作品でしょうが
ハマればめちゃくちゃ楽しいーってなるので劇場に行く価値ありますよ
最後にサブリミナル効果がありそうな激しいフラッシュとかするのでIMAXとかだと特に気をつけたほうがいいかもしれません
賞レース映画としてはなかなかに怪作
何もかもが上手くいかないエヴリンは、ある日マルチバースの危機を告げられ…。
ミシェル・ヨー主演作。ジャンルごちゃ混ぜ映画で、真面目かと思いきやコメディ要素も強いので感情が迷子になりがち。映像も内容も怪作と言える作品でした。
意味不明すぎて脱力、それでよかった
理解しようと追いかけすぎて途中疲れて力抜いて観ていたところ、気づいたら泣かされた。
新しい作り、スピードの速さ、受けるこちら側も新しい受け取り方で斬新。おすすめ、とまではいかないけど、内容がシュールで意味不明でもこういう世界が受け入れられる人は観てもいいんじゃない?って思う。
ぶっ飛んだ内容だけど、とりま、愛の話。
宇宙はぶっ飛ぶくらい広く、無数の世界があって今いるこの世界が自分には最適ってこと
…かしら??
人生を変えるラストチャンスに集中しろ…どの世界も優しさで回ってる!世界と世界がぶつかり合うことがあっても愛があれば、家族であれば
マトリックスでインセプションでスターウォーズ!!! おまけにルッソ兄弟製作ということあって"マルチバース"を広めた立役者スパイダーマンNWHはじめマーベル(MCU)!主人公エブリン(EVERYと掛けているの分かりやすいけど好き)が映画スターの世界線パートはあの残像が残る感じやライティングなどウォン・カーウァイが監督しているみたいだったし、チャウ・シンチーっぽい瞬間があるかと思えば、その勢いのまま『ビルとテッド』✕『2001年宇宙の旅』みたいになったり自由。
そのどれもであって、そのどれでもない未体験ゾーンな映像体験やアイデアとド直球な笑いと感動の渦に観客を巻き込む核、そして賢さ。"こんなの見たことない"から家族愛へと期待を裏切らない内容で、心の土鍋が満たされ溢れる、クッキーとベーグルをグチャッと詰め合わせたように超濃厚な2時間超だった。想像を超える大きな世界の辿り着く先は、指の間から見たような小さなことでした。何者かになりたかったぼくたちへ、ついついダラダラ過ごしちゃうぼくらも肯定してくれる。昨今のアメコミ人気はじめ幾重のSF映画が長年にわたって描いてきた理論(紙を折ってペンで刺すやつ)に観客皆が慣れた土壌と、技術が進歩したからこそ成し得た"映画の魔法"。これを映画的カタルシスと言わずになんと言うか?
あなたといつまでもいたい、もはやミシェル・ヨー(讃歌)・マルチバース??! これもまた"the one"選ばれし者プロットな本作でコミカルなジャッキーばりに身の回りのものを使った小物アクションを披露しながら自身がしっかりと演技もできることを今一度強力に証明してみせるミシェル・ヨー、というかもはやジャッキー・チェンに見えてくるくらい優しさと格好良さをカット毎に使い分けるキー・ホイ・クァン、そして"いかにも"アメリカ体型なオバサン監査官で強烈な存在感を放つジェイミー・リー・カーティス!あの少年だったキー・ホイ・クァンがこんなに最高な形で高評価&また人気再沸騰なのが素直に嬉しいし、映画好きとしてはミシェル・ヨー対ジェイミー・リー・カーティスって対戦カードがもう既にアツい。国税庁の建物内で(ほとんど)本編終わる映画なんて、探してもなっかなか無いんじゃないのか?
突拍子もなくバカらしいことほどよくて遠くまで飛べる!IMAXの本編直前につく「胸が張り裂ける世界、心が熱くなる世界。一つの世界に留まる必要はありません」って宇宙で終わるIMAX宣伝予告が今まで日本語だったのに、今回突然英語音声/日本語字幕仕様だったから、そこからもう本編始まっているのかと思った。「流石はマルチバースを扱った作品だな〜めちゃくちゃ粋だ」と感心しながら見ていたら、普通にその後にGAGA配給のムービングロゴが流れてきて、「違うのかい!」とズッコけそうになった。ともあれこれはやっぱりIMAXの大画面と音響で見てほしい。いや、体感してほしい。
なんでもどこでもいっぺんに開眼せよエブエブ!日本版ポスタービジュアルがチープで、本国と比べるとダサい。ある意味ではこれも御涙頂戴日本フォーマット映画に見られる"ブロッコリー"方式か?
P.S. 見たかった本作やった見られた!それと、この予告見るの初めてじゃないのに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3』予告で今更初めて鳥肌が立った。これはマーベルに食傷気味な"MCU疲れ"とは関係なく、普通に一本の映画として見たいな〜と。
私たちのような愛らしさのない女が世界を動かしてきた。あなたは愛らしい。
カオスな世界観は楽しめるが、登場人物の目的がよく分からず、「尻すぼみ」なのが惜しまれる
マルチバースを行き来できるといっても、それは「意識」だけの話で、しかも、そのきっかけとなるのが「突拍子もない行動」というのが、人を食っていて笑わせる。
主人公が、すべてのユニバースの中でも、一番目的や夢を叶えられていない自分で、最も弱いが故に、それだけ強くなれるという設定も秀逸である。
ただし、この場合、別のユニバースの自分にこちらのユニバースの自分が乗り移るだけのはずなのに、なぜ、向こうの自分の能力を、こちらの自分が手に入れることができるのか、その仕組みがよく分からない。(例えば、小指だけで敵を倒す技などは、強靭な肉体がなければ使えないはずである。)
また、別のユニバースの父親が、本来の敵である孫娘のことはそっちのけで、なぜ、自分の娘を倒すことにこだわるのかも理解できない。
そもそも、全宇宙にカオスをもたらすとされている娘の目的や能力がよく分からず、それ故に、母親が成すべきことも分からないので、話が目的に向かって転がって行かないのはいただけない。
それとも、「アルファ」のユニバースで母親から虐待された娘は、単に、自分を心から愛してくれる母親を探していただけなのだろうか?
いずれにしても、出だしは快調だったものの、中盤以降は同じような展開の繰り返しで失速し、最後は、予想通りのありきたりな結末に落ち着いてしまったのは、着眼点が良かっただけに、残念としかいいようがない。
全く楽しめなかった、オスカー最多ノミネートを疑う珍作
正直、全然面白くなかったです
トンでもない内容&表現というのは理解してましたが、本年度オスカー最多ノミネート作品ということもあり、そうは言ってもそれなりに楽しめるだろうと期待をしておりましたがダメだった
オスカー最多ノミネートの理由が全く解りません、ただただうるさくて目まぐるしい映像、何が評価に値するのか・・・まだまだ修行が足りない様です
"途中退場した"とか"全く意味不明"とかいうレビューが見られる通り、一般受けする作品では無いと思います
マルチバースを表現していたのかカット割りが激しく、セリフも多く、しかも摩訶不思議な内容なので 観ていて疲れてしまう人も多いのではないでしょうか
プラス、下品な描写がいくらか出てもきますのでダメな人はダメな気がします
でも、オスカー最多ノミネート作品、その主役がミシェール・ヨーさん、昔から夢中で観ていた香港アクション映画界の女優さんで その頃からのファン、それが嬉しいし、ミシェールさんのダンナさんを演じるのが「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」でインディの助手の中国人少年ショート役を務めたキー・ホイ・クァンさん、何十年ぶりに見てとても懐かしかったけど、すっかりオジサンになって面影は全くありませんでした(笑)
が、この二人をたっぷり楽しめるのでそれだけでも観る価値のある作品とは思います
A24好きじゃない人なんていたんだ、、、
映画人生狂うほど最高だったのに
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の方がレビュー高くて草
そんで「A24はやっぱり好きじゃない」っていうレビューが多いことに驚き
今日初めて
「日本なんて捨ててアメリカ行きたい」って思った
映画で頭使ってんじゃねぇよ
感じろよ、
ブルー・スリー観てから出直しな
わけわからんがけっこう楽しい
すでに世界から絶賛の声があがり各賞レースでも今年1番の話題作が遂に日本公開。予告編からは、アカデミー賞にノミネートされるタイプの作品には見えなかったけれど、どんな話なのか…?!
わくわくしながら観賞。
ひっちゃかめっちゃかで、たぶんかなり表層的にしか読み取れてないと思いますが、予想以上にバカバカしくお下品で楽しかったですし(同監督のスイス・アーミー・マンを思い出しました笑)、ミシェル・ヨーはさすがのアクションでカッコ良く、エンタメ映画として素直に楽しめました。
そんな中にもたくさんのメッセージが込められており、その表現もまた独特で興味深かったです。
考察を読むことでまた印象が変わりそう。
アカデミー賞も楽しみ!
何とも面倒くさい作品だ。
マルチバースというより家族達の妄想、家族三世代混乱のファミリードラマじゃない?
誰にも勧められない疲れる作品でした。
3時間ぐらい観させれた苦痛を感じました。
カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を掛け合わせ、生活に追われるごく普通の中年女性が、マルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救うことになる姿を描いた異色のアクションアドベンチャー。
全561件中、501~520件目を表示