エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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宇宙の真理とマルチバース
今映画館で観終わり、最高に興奮してます。
長年この世界に日々疑問を抱いていて『宇宙ってなんだ?この現実世界は何なんだ?』と思ってる人やマルチバース好きにはすごく理解できて、感動する映画だと思います。
逆に物凄く現実的で、マルチバースを非現実だと思う方はあまり面白くないかもです…。
カオス感強めなのは『現実の話じゃなくてあくまでフィクションですよ』のメッセージか、映画的演出な気がしますが、結構真理をついてるシーンや言葉が後半多いです。恐らく監督が伝えたいのは言葉や物語の流れ(後半の愛の部分など)じゃないかなと思いました。
こういうことに永い年月疑問と考察し、情報収集をしてきたので『やっぱりそうなんだ!そうなんだな!』と激しく納得、感動。フィクションですけど、物凄く真理をついてました。今までこの部分をこういう風にフューチャーした映画あっただろうか?
近い将来、人間がマルチバース世界に行けるようになるからこういう映画が最近多いのかもしれないですね。
映画館で号泣するほど感動して、生まれて初めて今すぐもう一回観たいと思いました。
この映画を理解できる人はぜひ友達になりましょう!恐らく私たちには別世界の記憶があります…笑
長年映画.com使ってたくさん映画観ましたが初めてレビュー書きたくて登録しました。本当にこの映画を多くの人に観てもらいたい!と思ったんですが、観ても理解できない人が多いかもですね…でも近い将来現実がそうなれば理解できるかも…?(映画のなかでも『この気持ちをわかる人はいないと思った』というような言葉がありますが…ここもすごく理解できて涙しました…)
評価の分かれる作品なのかな
アカデミー各部門に最多ノミネートされクチコミも絶賛されている方も多いが、酷評も多かったので悩みましたが鑑賞しました。やはり映画に詳しい方や理解力の高い方には良いかもしれませんが、普通の人である自分にはイマイチでした。何回か観なおそうという気にもならないです。笑いのツボも合わなかったです。A24作品はわりと好きなのですが、、。主演のお二人はとても良い俳優さんでした。
A24だらけ
映画配給、製作会社のA24が監督の名を飛び越えて独り歩きのブランド化、本作はもちろん『スイス・アーミー・マン』とダニエルズの片割れが撮った『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』の二本があるからこその鑑賞理由、意識し過ぎるA24の存在感にまるで監督したのもA24みたいに、音楽レーベルだってそれぞれにバンドの個性が、流行りみたいにA24が君臨する、個人的にもA24の作品は多く観ているけれど好みの作品や俳優、監督がたまたまA24ってだけ、しっかりと映画監督を意識して作品を観るべきと、ダニエルズにしろノア・バームバックやロバート・エガースにヨルゴス・ランティモス、マイク・ミルズ、サフディ兄弟、ショーン・ベイカー諸々、作品は監督のものなのだから。
子供の頃に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』をTVで見て『グーニーズ』の奴だとコリー・フェルドマンと同等にインパクトのある存在感が今でも鮮烈に、良い歳の取り方をしているキー・ホイ・クァンが絶妙なキャラクターでこのままの勢いでオスカーを獲ったらって、本作が二人の監督、特に変態部分を受け持っていると勝手に想像しているダニエル・シャイナートがオスカー受賞者になったらある意味『パラサイト 半地下の家族』で韓国映画がオスカーを制覇した時よりも驚愕してしまうが現実になる可能性が大!?
お下劣なシモネタが入り乱れる手法?はダニエルズの前作や"ディック・ロング"を観ていればらしさ全開で多分、片割れであるシャイナートの好みなのでワと疑える?SMの彼はシャイナート本人、多元宇宙論(複数の宇宙の存在を仮定した理論物理学の説)と言うマルチバースってハリウッドや映画ファンの流行り言葉、人間の指がソーセージだったら戦争ですら起こらない平和な世界が訪れるはずって漠然と!?
フェリーニやゴダール、タルコフスキーの作品で鑑賞中、置いていかれる感覚になることは多々あれど、まさかこの作品でダニエルズに置いていかれるとは、長々と言いたい事は単に難解だった、と。
タイトルなし
パラレルワールドものは結構引き返せないとか二度と行けないという制約のもとで時間を意識させられるのだけれど、この映画はその点を超えててとても新しかった。他の世界での能力の獲得というアイデアは、カンフーを中心とした戦闘ものの中で生きる。
全然冴えない、不満だらけの中国人の中年女性が主人公で、気に入らないゲイの娘と冴えない夫から人生を学ぶストーリーはヒューマンで美しい。全体にユーモアが溢れていて、カンフーのアイデアも楽しい。パラレルワールドの表象のアイデアも今までになく斬新で、それがベーグル(という所がポップ)の比喩で全部繋がるニヒリズムなども新しいし、哲学的でもある。偉くなったカップルが中年で出会うシーンもパロディっぽくていい。とはいえ、家族愛に回収される先は凡庸でもある。
最初の国税局のシークエンスで身を任せて
IMAX鑑賞。
画角サイズを変えてシーンの雰囲気をだすのを、ひとつの映画に何回も変える編集が斬新‼️IMAXで正解でした。音響、撮影が凝っていて面白い。
設定に身をまかせるかで、好みが別れるか?
隣の女性はラスト近くで号泣していましたが、私が男性だからか理解してないのか解りません!
ジェミリー・リー・カーティスとホイ・クァンは最高‼️
エブリンが最後に覚醒するショット、久しぶりに映像に圧倒された。
カンフーは良かったが、マジ混乱。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』鑑賞。
*主演*
ミシェル・ヨー
*感想*
コインランドリーで働く主人公が並行世界(=マルチバース)に飛ばされて、世界を救う話。
最初は良かった。コインランドリーのお母さんが突然、自分の夫が夫じゃないって言われ、「は?」ってなりますよね、そりゃ(笑)
ワケがわからないまま別の世界に飛ばされて、世界を救うという一風変わった作品でした。(^^;
マルチバースといえば思い出すのがドクターストレンジで、あれも混乱しましたが、このエブエブは、さらに混乱します。
平凡だった主人公の女性がマルチバースでカンフーアクションを覚え、さまざまな悪に立ち向かいます。国税庁の監査員が怖かった。。
ストーリーは、母親と娘。親子の物語で背景で並行するかのように描かれていましまが、途中からマジでよくわからなかった。別のエブリンがこれでもかというくらいに登場するので、本当に混乱しました。
カンフーアクションは文句なしに凄かった。夫のポーチアクションだけはもう一度だけ見たい!
でも、中盤~後半部分が本当によくわからなくて、つい眠くなってしまった。。
総じて、残念ながら申し訳ないけど、個人的には合わなかった。。自分はマルチバース系の作品とは合わないのかも。。(^^;
泣けます
アクションやマルチバースやいろいろな要素がありますが根っこは家族映画です。
あれだけめちゃくちゃな設定なのに誰にでも刺さるメッセージを届けてくる作品はなかなかありません。
A24の攻めた映画は好き嫌い別れますが自分は好き!
追記
今作を低評価で叩いている人の他のレビューを見ると邦画の青春ものとかテレビシリーズの映画版を評価してる人が多い気がする。世代も違うんだろうが本当に相容れない人が多いと感じます。1.5倍で映画みたりしてるんだろうな
ことごとく笑えないコメディ、ギャグシーンにふと気づいたこと
海外のコメディ映画なのである程度は想定の範囲内でした。だが全世代において、お笑いに対して幼少期から「世界に誇れる本物」を観てきて鍛えられた一般的な日本人の目にはお笑い要素に関しては紛い物にしか見えなかった・・・というのが本音です。
しかも私は言ってはなんだけど、ドリフや欽ちゃん、ひょうきん族あたりをリアルタイムで子供時代に観てきた猛者・・目が肥えすぎのアラフィフ日本人だからこれは評価が厳しくなるのは、申し訳ない部分も多々あります。
にしても、ちょっとひどいし腹の底から笑えない。
今作においてはギュウギュウに詰めこまれてカオスに配置された数々のコメディ、ギャグシーンがことごとくタイミングを外して不発弾になるのを呆然、唖然としながら見送る・・・という作業をひたすら高速に繰り返すってことに序盤から疲れ果ててしまいました。
じゃあ、仕方ない、お笑い部分をバッサリ捨てて今流行りのマルチバースでしたっけ、そのSF要素だけでも楽しもうかと思いましたが、SF物で一番やっちゃいけないこと「設定詳細を冒頭に口で説明しちゃう」という駄目SFアルアルな暴挙に出る。
まあ、百歩、いや千歩くらい譲って最後良けりゃでと構えていたら、とりあえず分かり易い数々の伏線回収し・・・これ、最高のシナリオでしょとふんぞりかえる。
最後の部分はあくまで私のイメージなので除外してください(笑)。
映像は確かに頑張ってるし、俳優さんも熱演ではあるのでそこだけは高く評価したいです。星3はすべてそちらに献上いたします。
が、コメディ映画として成立させたいなら、日本のお笑いの独特の間の取り方あたりから勉強したらよいかも。
これ真剣な提案です。
では。
うーん‥
前々から話題になっていたので、見に行ったのですが‥
要は平行宇宙に、人生で様々な選択肢があった中、違う選択をした自分が生きていて、その違う自分が持つ能力を、自分のものとして武器に使い、戦うという内容。
世界を救うというより、自分の家族、特に娘との関係を、戦いになぞらえて描いている、っていう時点で、想像してた内容とはちょっと違ってた。
映像の内容は、多分、監督の脳内世界を映像化したような感じで、脳内世界をあれだけの映像表現に落とし込める時点で、凄いなとは思うんですが、それが面白いかというと別問題かなと。
正直期待外れで、評価が高い理由も今一わからないというのが率直な感想です。
期待しすぎず映像を楽しむタイプ
大作なのに「A24」らしさ全開。
最終的には「どうなったのか」という辻褄・理屈じゃなく、「どう感じるか」という仕上がり。
賛否両論に振れそう。
話はわりとシンプルというか理解しやすいが、とにかく並列世界それぞれのことが同時進行で、加えて『マトリックス』っぽい映像の情報量が多すぎるため、理解する脳の力を試されすぎ。
途中で処理能力の限界との戦いになり、耳から煙が上がってきそうでしたよ。
悪の存在(娘の変異体)との対話が、禅問答っぽくて眠気を誘うのも『マトリックス』っぽい。
たしかにミシェル・ヨーやキー・ホイ・クァンの演技は素晴らしいし、特殊効果など見どころは多いが、アカデミー賞10部門11ノミネートに期待しすぎると肩透かしを食らうかも。
そしてかなり下品。
リアル大人の玩具が修正なしで画面狭しと暴れるから、高尚な作品と間違えてカップルで行くと気まずくなる可能性も高い。
R15なのも納得。
その点もマイナスに働くかも。
正に”最先端のカオス”
情報過多で目まぐるしく変化するこのご時世に生まれるべくして生まれた映画なのでしょう!
物語の根本は王道で奇をてらっているワケではないが、ビジュアルのぶっ飛び具合・スピード感・見せ方が現代的カルチャー(ネット&ゲーム&アニメ)感満載で想像の斜め上を行っている中で、中年世代を主要キャラに置く事でちょいレトロなカルチャーも取り込んでいる…という、ハチャメチャに見えて中々高度な作りをしていますよね!
後半のめまぐるしい顔面フラッシュシーンはソフト化されたらスロー再生して観てみよっと。
キー・ホイ・クアン!、'80年代スピルバーグ全盛期に映画の楽しさを知った世代なので復活嬉しいですね~、ひょっとして「インディ・ジョーンズ」新作にもサプライズ出演??
ア〇ル合戦シーンはアホ過ぎて笑ったが、A24作品のア〇ルネタと言えば先に「ディック・ロングは~」が有りましたなぁ…
最初の二十分くらいはワクワクしたが、それ以降は物足りませんでした。...
最初の二十分くらいはワクワクしたが、それ以降は物足りませんでした。あと、こういう映画に人生訓とか親子愛みたいな要素は持ち込まない方が良いと思う。
スピード感
良い意味でも悪い意味でもスピード感のある作品です。良い意味ではマルチバースとの行き来が軽快感や爽快感を作りだし、その速さが彼女の能力のレベルアップして行く感じと相対的です。ただ、そのスピードによって詰め込み過ぎに感じました。内容的に最初はもっとじっくり描いて、後半にスピード感を持った方が良いのかな?と感じました。
ペットロック姿のグッズ出してほしい。
考えるな、感じろ。を体現した作品。
とにかくはちゃめちゃなんだけど、
映画館で映画を観るってなんて幸福なんだろう
って今日もこの作品で感じさせてもらえた。
ウェイモンドの笑顔が可愛くて可愛くて。
笑顔が可愛い男性が好きなので一気にファンになった。
まさかグーニーズのあの子だったとは!
結婚は勿論好きって気持ちも大切だけど、
この人となら苦労さえもできるって思えることが
最も重要なんだろうなぁ。
愛こそ全て。
P.S.映画にプロレス技が出てくると
やたらと心が躍ってしまう。
SFカンフーカオス家族愛物語
オリジナリティ全開の内容と超絶頑張った鬼編集カット割りで描く家族愛の話! 普通に笑えて最後は感動して、低予算ながら全宇宙を舞台に戦う壮大な話を最高にフザけて楽しめる作品になっていましたねー
スローモーションの使い方が面白くてギャグマンガを見てるような感覚に落ち入りますし監督の狙った部分は全て笑ってしまいました!
とはいえ 敵と戦う為に自分に無い能力を得るために普段やらないような突拍子も無い事をやる事で平行世界に居る違う自分の能力をダウンロードして闘うんだけど 人生の選択で色々な可能性があったのに普通に旦那と結婚してコインランドリーで働いて平行世界の中で1番何もしていない普通の生活をしている自分だからこそ可能性が1番あってスターになってた自分やプロのコックになってる自分とかの可能性もあったのに最後は結局特別なモノになってない普通の自分に落ち着くってストーリーとか実は奥が深くてよく出来ているともおもいました。
あとラスト付近は泣かせ感動シーンもあって特に石のシーンと娘との和解は泣けるんだよなあ
あと予告で爆笑コメディみたいな感じになってるから そのハードルで鑑賞すると
え?
なにこれ? 案外シリアスな話やないか! ってなる可能性高いので予告はあまり見ない方が楽しめるとはおもいます、
更に言うとアカデミー賞ノミネート最多とかで勘違いして真面目な映画を真剣に見るつもりで劇場行ったら
間違い無く最低評価を付ける事になるくらい表面上はフザけた内容ではあるんだけど本質はしっかりしていて恐らくアカデミーの脚本賞はこれが受賞するだろうと思われるくらい凄いのでそこを理解してないと単なるバカ映画で なにがアカデミー賞ノミネートだよふざけんなってなる人も多いとおもいます!
あとマルチバースの理論を全く知らないで見に行くと
笑えるくらい置いていかれるのでそれは知っておいたほうがいいかもしれません 一昔前だとパラレルワールドって言われていたやつです。
好きと嫌いがハッキリわかれる作品でしょうが
ハマればめちゃくちゃ楽しいーってなるので劇場に行く価値ありますよ
最後にサブリミナル効果がありそうな激しいフラッシュとかするのでIMAXとかだと特に気をつけたほうがいいかもしれません
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