エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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マルチバースという概念の一つの使い方
人生において選択は無限にあるが、中華系の家庭で育ち、常に保守的で冒険をしない選択をし続け今に至る主人公が選択しなかった(本当は自分が選びたかった)方のさまざまな人生で得ていたスキルをダウンロードして戦うのだが、最後は肉弾戦ではなく愛情や親切で一つ一つ和解し解決していくという流れは新鮮だった。
夫役のキー・ホイ・クヮンは本当に久しぶりに見たが、どの世界でも優しく親切な男でいると言うことが本作のキーである。
下ネタやパロディも多くユニバースを行き来するときのきっかけなども面白く、本来楽しく観ることができるはずなのだが、かなり話が複雑でこんがらがりわかりにくいので頭の中で整理しながら観ないと眠くなってしまう・・・そんな映画でした。
カオスな中に人生のドラマ
カオスなSFアクションコメディで、最後まで楽しめました。
笑いやアクションはテンポよく怒涛の勢いで、下品なギャグもくっだらないなと思いつつ笑ってしまいます。
マルチバースを駆け巡る様や、自在に変化する姿など、映像的にも面白かったです。
人生の悲喜こもごもを感じさせる展開も胸が熱くなりました。
冴えない日常や周囲とのディスコミュニケーション、もしこうしていたらという人生の可能性、希望や後悔、荒唐無稽なストーリーの中でもそういった現実的な地に足の着いた描写には共感してしまいます。
家族に限らず、他者との対話、お互いの事情や気持ちを理解しようとすることの大切さ、それが伝わる部分はかなり響きました。
そういうところでもくだらない笑いが挟まれているのは好感が持てます。
笑いとアクションとSFと人生のドラマ、カオスなごった煮のようでそれぞれが上手く配合された、とても良い作品だと思います。
???
奇抜さが過激過ぎかな?
見所はウエストポーチだけかなぁ
最後まで見てよかった。
流石A24
全然訳が分からない
何故!!
壮大なマルチバースと家族の物語。
迂闊な批判は危険かも
しがない人生を儚む在米中国人女性個人事業主がある時突然、惑星ごとに自分の別人格が存在するパラレルワールドを自由に行き来する能力を身につける
いざ理想が現実化した世界でやるせなく思うことは今の人生で見逃してる大切なことと裏腹ってのは確かにそうかも
アカデミー作品賞にノミネートされてるけど、テーマしっかりしてるし色々先駆的で実験的だし受賞あると思う
本作、観る側に資格要件として、メタバースに別人格を生きる可能性はテクノロジーの進化で何となく高まってるという知識と、 自分のこれまでの意思決定でもし違う方を選んでたら全く別の人生になってたという経験を問うてるところある
賛否が酷く分かれてるけど、迂闊に批判すると自分の浅さが露呈するいやらしさが埋め込まれてるから要注意
1度目の観賞は「何この世界観!」と、次から次へと展開する世界とストーリーの波に乗ることに精一杯でした。けたたましいセリフの応酬も、生理的に受け容れがたかったのです。
映画はまだまだ、いろんなことができるんだとつくづく思わされました。米国のダニエルズ監督による、セカイ系SFでアクションで家族物語でコメディー。ギッシリ詰まったあんこが色変、味変を繰り返してシッポまで。すごいものを見た気になる怪作です。
これらが掛け合わされて生まれたのは、何とも奇怪なSFクンフーアクションコメディー。下品で珍妙でバカバカしいですが、家族愛が感動的?な良作でもありました。我々の宇宙とは別の宇宙が無限に存在するという「マルチバース」がテーマです。それ自体は、いまはやりですが、米国でA24最大のヒットとなった上、今年のアカデミー賞で最多の10部門11ノミネートには驚きました。本来は一部ファンだけに偏愛されるようなカルト作が、なぜ広く受け入れられたのでしょうか?
コインランドリー店を営む中国移民エヴリン(ミシェル・ヨー)は、夫のウェイモンド(キー・ホイ・クァン)が突然、「自分は並行宇宙から来たアルファ・ウェイモンド」と言い出して、世界を破滅から救えるのは君だけと告げられます。別宇宙の自分の能力を使える技術「バース・ジャンプ」を駆使し、エヴリンは強大な力を持つジョブ・トゥパキと対決するのです。
エヴリンは迫り来るジョブ・トゥパキと戦うために、カンフーを究めたアクション俳優になったり鉄板焼きの料理人になったり盲目の歌手になったり指先がソーセージになったりします。目まぐるしく場面が変わり、しかもその映像がいちいちクールでした。
元々アクション俳優だったヨー。還暦を過ぎたヨーのアクションは若い頃の激しさはありませんでしたが、カメラの技巧とCGの力も借りてかっこよさ倍増。美しくリズミカルな動きは衰えていませんでした。その身体性がドタバタ喜劇の軽快なテンポを生むのです。 どこを切ってもヨーが顔を出すヨーの映画でしたが、金太郎アメと違って様々な顔を見せるのが見事です。別宇宙とリンクする方法は「変な行動」を取ることで、そこまでやるかというほどコメディー演技もたっぷり見せます。
特にバース・ジャンプのためには思い切りバカげた行動が必要とされています。そこで絶体絶命の状況では、踊り出したりハエを鼻に吸い込んだりして笑わせるのです。そして物語は、エヴリンがアイデンティティーを問い直す内省へと向かってまたびっくり。
支離滅裂なのに空中分解することなく、しっかりエヴリンに感情移入させてくれました。痛快でおかしくて、しんみりさせて、予想もつかない地点に着地する離れ業。いやはや大忙しで、まさにタイトル通り、すべてのことがあらゆる場所で同時に起きるのです。
無限の宇宙で展開する壮大な戦いは、実は家族内のいさかいの反映なのかもしれません。はたまた苦労して納税申告に赴いたのに全ての経費を否定された国税庁の監察官への恨み・辛みを長々と描いた作品なのかもしれません。
但しアジア系移民の家族の物語は、分断の時代に団結の尊さを訴えるといえます。マルチバースというテーマもデジタル時代の実感とマッチします。それらが受け入れられた理由ではあるのでしょう。「マルチ」に活躍する女優ヨーの集大成にもなりました。
でも1度目の観賞は「何この世界観!」と、次から次へと展開する世界とストーリーの波に乗ることに精一杯でした。けたたましいセリフの応酬も、生理的に売れ入れがたかったのです。思考フル回転で物語を理解しようとする、それこそがこの映画の楽しみ方なのかもしれません。なので、ある程度理解して観賞する2度目、3度目は、また違う発見もあるでしょう!誰か気の利いたネタバレ評があれば読んでみたいものです。
ぼうっと観ていると置いていかれてしまう可能性もあるので、ぜひ前のめりで(^^ゞ
ザ・ワン+DARKER THAN BLACK=微妙な映画
平行宇宙の自分をどんどん重ねていって強くなるカンフーアクションと聞けばジェット・リー主演のザ・ワンを思い浮かべる方は多いでしょう。
能力を使う為に「嫌な代償」を払う必要がある、というとアニメ「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」を思い浮かべる方もまた多いのではないでしょうか。
で、この面白さ確約の要素を組み合わせ、更にエンタメの重要要素である「ギャップ」を掛け合わせる。パッとしないオバサンが、気の弱いオッサンが、ちょっと太めの今時女の子が、突然メッチャ強くなって大暴れ!
これで面白くならない筈がない!筈なのにちっとも面白くないのがこの映画。
面白そうな要素だけ並べても、面白くはならないんだという良い見本。能力獲得のルールがちゃんと説明されず飲み込めない。カンフーマスターの能力一つあればいいんじゃないの?何故看板持ちや鉄板焼きのスキルが必要なのか?
そもそもベーグルは結局何なの?シュールギャグとしても面白くない。
生尻に異物がブッ刺さった状態での高速カンフーバトルを見せられてどんな感情を抱けばいいのか?
客の感情コントロールを全く考えず、アイディアを煮詰めず鍋にブチ込むからこういう事になる訳で。
率直な感想は「分からない」
公開前からアカデミー賞10部門11ノミネート。
そして数々の新ジャンルで名作を生み出す配給・制作会社のA24。
映画通の中でも2023年前半の公開作品の中でも特に期待されていた。そして僕も期待していた。
それが悪かった…のか?
率直な感想を述べると「分からない」だった。
MCUで散々見直した「マルチバース」をテーマにしたアクションエンターテインメント作品。それは分かってたしマルチバースというものが分かる作品でもあった。
これは友達や家族と観に行く作品…ではないと個人的に思うし、ライト層向けではない…と個人的に思う。
「これ絶対面白いから観て!」と胸張って言える作品では…ない
でもグーニーズのキーホイクァンは良かったし、主演の女優さんも良かった。そして娘役の子も目立ってて素晴らしかった。
まとめると、ライト層向けではない作品で大ヒット!ってなる作品ではないと思う。分からなかった
あっち行ったりこっち行ったりワケわからんけど
マルチバースをベースに描かれた映画です。そういう映画や小説もいろいろあるけど、こうも沢山の数の世界が描かれ、次から次へと世界が変わるっていうのは珍しいんじゃないかな。映画にはストーリーだとか、感動だとか、そういうものを重視し、求めている人にはつまんない映画かもしれないけど、僕はそれなりに楽しめた。
生物が生まれなかった並行世界って言うのまで出てきて、石っころがエブリンだったり、ジョイだったり、というのは笑えた。また、1000万年前(だったかな?)に枝分かれした世界というのも出てきて指がソーセージなんてのもありました。実際、マルチバースを主張する著名な物理学者もいるわけで、だったらこんなのもありなのかなと思いながら観てました。
観てる方はジェットコースターに乗せられたような、とんでもない世界観、映画です。
描くテーマが変わっても、『ダニエルズ』は『ダニエルズ』
これはシンクロニシティとでも言えば良いのか。
直近公開された数作で、個人の映画体験を紐解いた作品のなんと多いこと。
『スピルバーグ』の〔フェイブルマンズ〕は、
自身が映画製作にのめり込むことになった経緯そのものだし、
『デイミアン・チャゼル』の〔バビロン〕も「古きハリウッド」へのオマージュが溢れ、
最後には自分が影響を受けた作品がばらばらばらとマシンガンの様に速射される。
その傾向は本作とて例外ではなく、
〔スター・ウォーズ〕〔インディ・ジョーンズ」〕の各シリーズや
〔2001年宇宙の旅〕等の{SF}{冒険活劇}モノは勿論のこと、
はては〔モンティ・パイソン〕のシリーズまでが引用。
まぁ大元には、『ジャッキー・チェン』の{カンフー}モノ、
とりわけ日用雑器を技斗に取り込んだそれがあるのは論を待たず。
ストーリー自体は極々シンプル。
「マルチバース」の他のバースで脅威となる自身の娘を止めるため
母親が奮闘するとの物語り。
最後は家族愛を歌い上げるものの、
2020年に話題となった〔ミナリ〕と相当に近似の印象を受ける。
先の作品は、移民の韓国人家族が開拓民宜しく奮闘。
中途夫婦仲が険悪となったり、祖母の存在が大きく影響したり。
ちなみに本作同様、「A24」の配給だったわけだが。
「マルチバース」等の、最新の言い回しは仕掛けにしか過ぎず、
あくまでも自分(達)が影響を受けた映画を画面上に表現するための方便、
本当にやりたかったのは家族愛を描くとこではなく、
そちらじゃないの?との疑念は
観終わって益々強固に。
ため、語り口は相当に冗長。
披瀝したいマスターピースはたっぷり有る様で
二時間半に近い尺は、中途でぽつぽつと睡魔に襲われてしまう。
監督・脚本の『ダニエルズ』は
2016年に〔スイス・アーミー・マン〕を撮っているが、
肢体の扱いはぞんざい、ブラックで且つ内容も不条理なため賛否両論。
『シャイナート』の方は単独で
〔ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年)〕を
『ディック・ロング』役としても出演し撮っている。
後者の方は、タイトルが事件が起きた理由そのものへのヒントになっており、
また今回の作品に通じる、かなりお下品な内容となっている。
最新作は、先行二作のトーンを相当に引き継いでおり、
何故にここまで広範に受け入れられるのかはさっぱり理解不能。
「A24」最大のヒットということだし。
米国はそこまで家族愛を渇望しているのか。
身体も気持ちも怒りの収束不可能です!
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