エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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あっち行ったりこっち行ったりワケわからんけど
マルチバースをベースに描かれた映画です。そういう映画や小説もいろいろあるけど、こうも沢山の数の世界が描かれ、次から次へと世界が変わるっていうのは珍しいんじゃないかな。映画にはストーリーだとか、感動だとか、そういうものを重視し、求めている人にはつまんない映画かもしれないけど、僕はそれなりに楽しめた。
生物が生まれなかった並行世界って言うのまで出てきて、石っころがエブリンだったり、ジョイだったり、というのは笑えた。また、1000万年前(だったかな?)に枝分かれした世界というのも出てきて指がソーセージなんてのもありました。実際、マルチバースを主張する著名な物理学者もいるわけで、だったらこんなのもありなのかなと思いながら観てました。
観てる方はジェットコースターに乗せられたような、とんでもない世界観、映画です。
描くテーマが変わっても、『ダニエルズ』は『ダニエルズ』
これはシンクロニシティとでも言えば良いのか。
直近公開された数作で、個人の映画体験を紐解いた作品のなんと多いこと。
『スピルバーグ』の〔フェイブルマンズ〕は、
自身が映画製作にのめり込むことになった経緯そのものだし、
『デイミアン・チャゼル』の〔バビロン〕も「古きハリウッド」へのオマージュが溢れ、
最後には自分が影響を受けた作品がばらばらばらとマシンガンの様に速射される。
その傾向は本作とて例外ではなく、
〔スター・ウォーズ〕〔インディ・ジョーンズ」〕の各シリーズや
〔2001年宇宙の旅〕等の{SF}{冒険活劇}モノは勿論のこと、
はては〔モンティ・パイソン〕のシリーズまでが引用。
まぁ大元には、『ジャッキー・チェン』の{カンフー}モノ、
とりわけ日用雑器を技斗に取り込んだそれがあるのは論を待たず。
ストーリー自体は極々シンプル。
「マルチバース」の他のバースで脅威となる自身の娘を止めるため
母親が奮闘するとの物語り。
最後は家族愛を歌い上げるものの、
2020年に話題となった〔ミナリ〕と相当に近似の印象を受ける。
先の作品は、移民の韓国人家族が開拓民宜しく奮闘。
中途夫婦仲が険悪となったり、祖母の存在が大きく影響したり。
ちなみに本作同様、「A24」の配給だったわけだが。
「マルチバース」等の、最新の言い回しは仕掛けにしか過ぎず、
あくまでも自分(達)が影響を受けた映画を画面上に表現するための方便、
本当にやりたかったのは家族愛を描くとこではなく、
そちらじゃないの?との疑念は
観終わって益々強固に。
ため、語り口は相当に冗長。
披瀝したいマスターピースはたっぷり有る様で
二時間半に近い尺は、中途でぽつぽつと睡魔に襲われてしまう。
監督・脚本の『ダニエルズ』は
2016年に〔スイス・アーミー・マン〕を撮っているが、
肢体の扱いはぞんざい、ブラックで且つ内容も不条理なため賛否両論。
『シャイナート』の方は単独で
〔ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年)〕を
『ディック・ロング』役としても出演し撮っている。
後者の方は、タイトルが事件が起きた理由そのものへのヒントになっており、
また今回の作品に通じる、かなりお下品な内容となっている。
最新作は、先行二作のトーンを相当に引き継いでおり、
何故にここまで広範に受け入れられるのかはさっぱり理解不能。
「A24」最大のヒットということだし。
米国はそこまで家族愛を渇望しているのか。
身体も気持ちも怒りの収束不可能です!
酷い…
詐欺に遭った気分だ。
月に最低でも4本は劇場で観ている。
先月から佳作大作が目白押しで
今月は本作が6本目だった。
劇場内ポスターのキャッチフレーズ
「本年度アカデミー賞大本命!」
に大いに騙された…
1時間半はそれでも我慢した。
上映途中で退席したのは
初めてだ。
今年に入ってから昨日までに
『イニシェリン島の精霊』
『コンパートメントNo.6』
『エンパイア・オブ・ライト』
『フェイブルマン』
『すべてうまくいきますように』
『逆転のトライアングル』
『RRR』
『離ればなれになっても』
『バビロン』
『モリコーネ』
『She Said』
『そして僕は途方に暮れる』
『ラーゲリより愛を込めて』
『金の国 水の国』
と観てきて
素晴らしい作品が多かったので
なおさら
本作は衝撃的だった。
どんなにつまらない作品でも
“映像は美しい”
“勢いがある” 等
それなりに褒めようがあるが
本作には心底驚いた。
あくまで個人的な感想に過ぎないが
冒頭から延々と聴くに耐えず
色彩感覚も肌に合わず
耳にも目にも
かなりの負担が強いられた。
それでも
ミシェル・ヨーも出ていた
『Crouching Tiger, Hidden Dragon』の
感動を思い起こし
さらには途中で
“あの夫は
『インディー・ジョーンズ 魔宮の伝説』
の子役に違いない”
と気付き少し嬉しくなり(⭐︎0.5はこの評価)
何とか耐え忍んだ。
劇場鑑賞を途中で放棄したのは
本作が初めてだ。
怒りしかない。
ラストにホロリと泣かされる、ぶっ飛んだカオスな家族愛映画
失敗だらけの人生に足掻く中年女性が、マルチバース(並行宇宙)を漂いながら世界の平和を守り抜く、ってちょっと何言ってんのかわかんないけど、ラストホロリと泣かされる、カオスな家族愛映画
ぶっ飛んだストーリーと映像技術がまず目を引くけど、根底にあるテーマは、メインは「家族愛」、サブで「だれしも抱える孤独があり、その癒しかたは人それぞれ」だと思う
どんな人生を選んでいても、どこで暮らしていても、大切なものはいつも側にある、でもそれに気付くのは意外に難しいよね
主人公に至っては、マルチバースに引っ張り込まれててんやわんやな大騒動に巻き込まれてようやく気づけたくらいだし
もっと早くにこの役に出会えていたら、キャリアが変わっていたかも、とコメントしてた主演のミッシェル・ヨーは、それも納得なハマり役
彼女が得てきた技術や経験値が遺憾なく発揮されていて、カオスな役を説得力満点で演じ切っている
劇中、彼女が疲れた中年女性からカンフーを操る強者や、華やかな大女優に変身するシーンが何度か出てくる
そこで実際アクションもこなす女優として活躍してきた彼女の実際の映像も使われてて、自ら得てきた経験や能力は活きるんだ、ってなんか凄く感動した
25年ぶりに俳優復帰のキー・ホイ・クアンは、小役時代の面影そのままに、心優しい夫と異次元から来た戦士の二役を魅力全開で演じている
ぶっ飛んだ内容を上手くまとめたストーリー、目眩く映像体験、それぞれ個性豊かな役者陣、見どころの多い映画でした
香港映画の魂をハリウッド品質で
実写版 エヴァ+クレヨンしんちゃん
誰かと話したくなる映画だと批評があったので、友人と観に行った。
自分はエヴァの実写版だといい、友人はクレヨンしんちゃんの実写版だと言った。
エヴァの複数の世界線+クレしんの家族愛。それはカオスな映画になるわ。
けど、そのカオスな作品をひたすらこだわって作っている。
テンポの良い音楽
これでもかというくらいの多様なマルチバース表現
一つ一つおしゃれなファッション
親しみやすいキャスト(特に夫ウェイモンドのジャッキー・チェン感が最高)
平凡な登場人物のキレキレアクション
魅せてくるカメラワーク
突拍子もないユーモア(これは人による)
魅力を挙げればキリがない2時間半。
みたあと、今この時代のすべてが大丈夫に思えてくる。出会い、出来事があって、いまがある。
カオスなだけじゃない、笑って泣いて、カオスの先に終着する、なんとも深い作品だ。
極め付けに、友人と語って飲んでいると、店の有線で三木道三のLifetime Respectが流れる。
「一生、一緒にいてくれや」
この瞬間もまた、オールアットワンス。
可もなく不可もなく
無駄に長い!
VR.メタバース…たられば世界を君はどう生きる!?
情報力が凄まじい!理解が追いつかない状況になると人間は笑うのですね笑 ひたすら笑いが絶えない映画でした。
マルチバースという言葉が乱発されてまたか…感すら漂ってますが、今作はこれぞマルチバースだ!と言わんばかりの出来です。
新たな自分の可能性を探す転職・副業
新たな世界で生活を擬似体験するVR・メタバース
たられば世界(マルチバース)は日常生活にも浸透しています。
もしあの時、
大学に行ってれば…
就職してれば…
彼女と別れなければ…
なんて思い、自分はダメだと落ち込み
マルチバースで違う人生に行けたら… 幸せなんですかね?という事を考えさせられる素晴らしい着地をする映画でした。
たらればな世界を想像する事は今の自分を否定する事になりますからね。
置かれた場所で咲くってのも人生の在り方だと思います。
なーんて難しい映画だと思っちゃいましたか?
大丈夫です。クソ楽しいんで安心してください!
なんだこりゃ?
なんだこりゃ。期待してたけど、全然面白くない。母娘の話しに無理矢理持って行こうとするところとか、酷すぎる。
眠いけど、寝ちゃったら、文句言えないし、もう一回見たくないから、しっかりと1回目で覚えておこうと目に焼き付けた感じ。
マトリックスみたいな映画かと思ったが、それも違うらしい。マルチユニバースの世界観はアベンジャーズ の方が丁寧に教えてくれる。
下品な下ネタも少し笑えたけど、それもなんで描こうと思ったかがよくわからない。
みんなはどう評価してんのかと思ってレビューを見たら★1の人がたくさん。あぁ良かった、私だけじゃないよね。これを面白くないと言ってるのは。
★5の人はお金もらってるの?
アカデミー候補だから、忖度してるの?
正直、早く終わってくれと何度も思った。
誰かと思えばキー・ホイ・クァン
コインランドリー店主の主婦がマルチバースを行き来しながら全世界にカオスをもたらす悪と戦うことになる話。
良くわからないけれど、ちょっと変わった設定のアクションエンタメ作品かな…ぐらいのイメージで見始めたら、えっ、A24なの!?
ドタバタとメンドイ家族とコインランドリーに始まって、国税庁のエレベーターで突然旦那が…。
マルチバースを行き来するというか、マルチバースの自分に意識が飛んで、彼らの能力や経験がリンクするっていう感じなんですね。ということは自分が死んだ世界には行けないと…。
ジャンプしまくる意味も良く解らず、ジョブが登場した辺りで早々に醒めてしまい、何だかとても回りくどくて面倒くさい。
ヘッドセットの緑ボタンも奇行もいつものまにか関係なくなるし、結局のところ拗らせた家族の関係がなんちゃらですか…自分には合わなかった。
カオス ブッとび飛び過ぎて、散文的空虚 色々画面は切り替え自由自在だが、結局は何を?
コレ画面は【マルチバース、多次元の自分】で目まぐるしいのだが
結局は役所の中だけ と感じた 鈍重
大晦日にやってる、ダウンタウン浜田松本の【絶対に笑ってはいけない・・】的な不条理お笑い🥸付き。
コレ明らかに、残り1時間残して、飽きてきた・・どう考えても長い
コインランドリー経営の中国系の普通のおばさんが、生活感漂う
・・そう、体臭では無くて、その家独特の臭い、匂いの漂ってきそうな出だしは良かった
税務署の役人のコレまた俗物【クッキー🍪貰ったらいかんやろ、それに取り締まってブロンズって
アメリカの🇺🇸税務署はイカれてる】
のおばさん。
この対立軸は良かった。しかし、太めの娘が、撃たれたけど
・・結局【ケチャップ・・・oh❗️オーガナイズ】の場面で、ワシは「コト切れてた」
マルチバースはよくわかった、でも、はちゃめちゃで、【イメージのつぎはぎ】大会に見えて
半分くらい埋まった映画館の客席が【我慢大会の修羅場=せっかくお金払ってるんだから、つまらないならつまらないなりに最後まで観て「話のタネ」程度にはしないと・・】日本人の粘り強さに満ち満ちてた気がする。
コレは、A24 ある意味、大偉業。ぶっ飛び過ぎ、イカれてる アメリカ🇺🇸異人様
はこういうノリ❤️大好きなのは容易に想像つく。ただ、堅忍不抜、和を持って尊しとなす日本人にはどうかなぁ❓❓
こういう作品もいいよ、ただ少なくとももう少し 尺は縮めるよねぇ❓と思った
ずっと役所の中のような気が・・・
ある意味、歴史に名を刻んだ作品であることは相違ない。A24らしさ・・ブレてはいない
なんかカンフーのキレもイマイチに感じた
意外性は良かった。しかし大仕掛けのわりに、スモールだと感じた。
主人公と気弱な旦那【久々の復帰】は貫禄見せてるが
LGBTの太めの娘さんは人により、評価真っ二つでは無いかな❓
ダウンタウン、山崎邦正【月亭】のノリの【絶対に笑ってはいけない・・大晦日】のノリに振り切るか
不思議ちゃん、親子映画に振り切るか とは思った。
スピルバーグの【フェイブルマンズ】のわかりやすや、具象的親子の愛情葛藤❤️🩹の後の
本作鑑賞は、きつかった
同じアカデミー賞オスカー候補、主演女優、助演男優賞候補 とは思えなかった。
ただ、ノーベル賞のボブ・デュランと同様、アカデミー賞も
単なる風景ドキュメンタリー→良いこの映画
と胡散臭い選考が続くので、アメリカ🇺🇸さまの好みそうな本作。アカデミー本命かもね。
不可解ではあるが・・・なんでボブ・ディランやねん❗️文学や無いやん❗️歌の歌詞やん❗️
を引きづるジジイであった。
この作品、広報が上手い、予告編でとてつもなく面白いと感じたが・・・エブエブ👀👀。
有料パンフ購入したが、ご丁寧に【ビニール】に入ってて、未来永劫そのまんまカモ・・・
山の⛰🪨石の場面は良かったです😊。
一言で言うとカオスw
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