劇場公開日 2023年3月3日

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価

全571件中、441~460件目を表示

3.5マルチバースという概念の一つの使い方

2023年3月5日
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鑑賞方法:映画館

人生において選択は無限にあるが、中華系の家庭で育ち、常に保守的で冒険をしない選択をし続け今に至る主人公が選択しなかった(本当は自分が選びたかった)方のさまざまな人生で得ていたスキルをダウンロードして戦うのだが、最後は肉弾戦ではなく愛情や親切で一つ一つ和解し解決していくという流れは新鮮だった。

夫役のキー・ホイ・クヮンは本当に久しぶりに見たが、どの世界でも優しく親切な男でいると言うことが本作のキーである。

下ネタやパロディも多くユニバースを行き来するときのきっかけなども面白く、本来楽しく観ることができるはずなのだが、かなり話が複雑でこんがらがりわかりにくいので頭の中で整理しながら観ないと眠くなってしまう・・・そんな映画でした。

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カツベン二郎

5.0カオスな中に人生のドラマ

2023年3月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

カオスなSFアクションコメディで、最後まで楽しめました。
笑いやアクションはテンポよく怒涛の勢いで、下品なギャグもくっだらないなと思いつつ笑ってしまいます。
マルチバースを駆け巡る様や、自在に変化する姿など、映像的にも面白かったです。

人生の悲喜こもごもを感じさせる展開も胸が熱くなりました。
冴えない日常や周囲とのディスコミュニケーション、もしこうしていたらという人生の可能性、希望や後悔、荒唐無稽なストーリーの中でもそういった現実的な地に足の着いた描写には共感してしまいます。
家族に限らず、他者との対話、お互いの事情や気持ちを理解しようとすることの大切さ、それが伝わる部分はかなり響きました。
そういうところでもくだらない笑いが挟まれているのは好感が持てます。

笑いとアクションとSFと人生のドラマ、カオスなごった煮のようでそれぞれが上手く配合された、とても良い作品だと思います。

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nakadakan

0.5???

2023年3月5日
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始まって10分後しばらく睡魔に襲われたらついていけなくなった。ストーリー全く理解不能...。
ポスターのビジュアル、予告編もひと目見た時から期待大だっただけ、ショックも大きい。

オスカー候補に挙がる作品だからただカオスなだけではないはずだが、寝させられたのは事実。

今年はハチャメチャな作品が多くないか?

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ニモ

3.5奇抜さが過激過ぎかな?

2023年3月5日
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アカデミー候補と言う事で期待しましたが、非常に難解、奇抜で奇想天外な展開の為に、ストーリーが理解出来るまでに時間がかかります。その為、評価は大きく分かれるのでは?
家族の絆を描く物語だと最後に分かりました。

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デコ山

3.0見所はウエストポーチだけかなぁ

2023年3月5日
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鑑賞方法:映画館

最近観た『アントマン&ワスプ』もマルチバースで、イマイチ乗り切れなかったけど、それ以上に目まぐるしくて、なんのこっちゃ分からなかった。
アクションもちょっと下品。
これをアカデミー作品賞にノミネートさせて良いのか疑問。アジア枠なのかもしれないけど、にしても他にあっただろうに。

『グーニーズ』に夢中になった世代としては、キー・ホイ・クァンのカンフーは最高に楽しかったから、もっと闘って欲しかった。

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コビトカバ

3.5最後まで見てよかった。

2023年3月5日
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ミッシェル・ヨーさんが、がんばっていました。
始まって、30分ぐらいで❓❓でしたが、最後の30分で『見てよかった。』と思いました。
ネトフリとかで見ていれば、間違いなく観るのをやめたと思います。
マルチンバースの混沌が混沌すぎて、万人向けではないと思います。
最後の戦い方は、とても好感が持てました。
ゲスなクロちゃんとアカデミックな渡辺直美さんぽい方が出ています。

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のっぽ

4.5流石A24

2023年3月5日
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マルチバースの世界やカンフーなんてどうでもいい。そこは期待しないで。
これは人や愛や家族の物語。
一回観ただけではすべてを理解することは難しく、そこは造り手側の意図だろう。
エヴァンゲリオン的な演出で???が多くあるが回収もちゃんとしている。
冴えないただのおばさんミッシェルヨーがラストは頼もしく美しく見える。
監督が「スイムアーミーマン」の監督で、予算を多くかけるとこのような作品を撮るんだなって感心する。

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るい

0.5全然訳が分からない

2023年3月5日
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最初は何かの伏線かとつまらないなりにみていたが最後まで話も繋がらずめちゃくちゃにマルチバースは広がって最後も上手く納めた感が無かった
あまりにつまらなすぎて観るのが凄く苦痛で辛かった
こんなにつまらない映画初めてだった
いやーつまらなかった
最悪
PS:隣の人ほとんどイビキかいて寝てた(笑)

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ま~太郎♪

4.0何故!!

2023年3月5日
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グッズが売って無いのか!
欲しかったー。
Tシャツ欲しかったー。
劇場で売っといてくれ、XLで。
本編後で思えば、ギョロ目シールとか売ってたら2枚かうし、それより何より、アメリカのスーパーで売ってそうな、3ドル99セントっぽい、出来の悪いアクションフィギュアとか、作ってくれ売ってくれ。

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永田製麺

4.5壮大なマルチバースと家族の物語。

2023年3月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

知的

A24の中でも興行収入1位、アカデミー賞作品賞その他様々な賞にノミネートということで、もうこれはみなければと思い鑑賞。結果、ハチャメチャに面白いジェットコースタームービーのような作品になっていた。監督の過去作、「スイスアーミーマン」のクセの強さと万人受けする面白さがマッチして爆発したようだ。正直何も知らないでみてほしいので感想はかけないが、とにかく脳みそがとろとろに溶けるほど頭を使う、刺激的で楽しい作品だ。ダニエルズ監督がこの作品のハードルを超える作品を撮ってくれることに期待しよう。

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NO NAME

4.0迂闊な批判は危険かも

2023年3月5日
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しがない人生を儚む在米中国人女性個人事業主がある時突然、惑星ごとに自分の別人格が存在するパラレルワールドを自由に行き来する能力を身につける

いざ理想が現実化した世界でやるせなく思うことは今の人生で見逃してる大切なことと裏腹ってのは確かにそうかも
アカデミー作品賞にノミネートされてるけど、テーマしっかりしてるし色々先駆的で実験的だし受賞あると思う

本作、観る側に資格要件として、メタバースに別人格を生きる可能性はテクノロジーの進化で何となく高まってるという知識と、 自分のこれまでの意思決定でもし違う方を選んでたら全く別の人生になってたという経験を問うてるところある

賛否が酷く分かれてるけど、迂闊に批判すると自分の浅さが露呈するいやらしさが埋め込まれてるから要注意

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sysr

2.51度目の観賞は「何この世界観!」と、次から次へと展開する世界とストーリーの波に乗ることに精一杯でした。けたたましいセリフの応酬も、生理的に受け容れがたかったのです。

2023年3月5日
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鑑賞方法:映画館

 映画はまだまだ、いろんなことができるんだとつくづく思わされました。米国のダニエルズ監督による、セカイ系SFでアクションで家族物語でコメディー。ギッシリ詰まったあんこが色変、味変を繰り返してシッポまで。すごいものを見た気になる怪作です。

 これらが掛け合わされて生まれたのは、何とも奇怪なSFクンフーアクションコメディー。下品で珍妙でバカバカしいですが、家族愛が感動的?な良作でもありました。我々の宇宙とは別の宇宙が無限に存在するという「マルチバース」がテーマです。それ自体は、いまはやりですが、米国でA24最大のヒットとなった上、今年のアカデミー賞で最多の10部門11ノミネートには驚きました。本来は一部ファンだけに偏愛されるようなカルト作が、なぜ広く受け入れられたのでしょうか?

 コインランドリー店を営む中国移民エヴリン(ミシェル・ヨー)は、夫のウェイモンド(キー・ホイ・クァン)が突然、「自分は並行宇宙から来たアルファ・ウェイモンド」と言い出して、世界を破滅から救えるのは君だけと告げられます。別宇宙の自分の能力を使える技術「バース・ジャンプ」を駆使し、エヴリンは強大な力を持つジョブ・トゥパキと対決するのです。
 エヴリンは迫り来るジョブ・トゥパキと戦うために、カンフーを究めたアクション俳優になったり鉄板焼きの料理人になったり盲目の歌手になったり指先がソーセージになったりします。目まぐるしく場面が変わり、しかもその映像がいちいちクールでした。

 元々アクション俳優だったヨー。還暦を過ぎたヨーのアクションは若い頃の激しさはありませんでしたが、カメラの技巧とCGの力も借りてかっこよさ倍増。美しくリズミカルな動きは衰えていませんでした。その身体性がドタバタ喜劇の軽快なテンポを生むのです。 どこを切ってもヨーが顔を出すヨーの映画でしたが、金太郎アメと違って様々な顔を見せるのが見事です。別宇宙とリンクする方法は「変な行動」を取ることで、そこまでやるかというほどコメディー演技もたっぷり見せます。
 特にバース・ジャンプのためには思い切りバカげた行動が必要とされています。そこで絶体絶命の状況では、踊り出したりハエを鼻に吸い込んだりして笑わせるのです。そして物語は、エヴリンがアイデンティティーを問い直す内省へと向かってまたびっくり。

 支離滅裂なのに空中分解することなく、しっかりエヴリンに感情移入させてくれました。痛快でおかしくて、しんみりさせて、予想もつかない地点に着地する離れ業。いやはや大忙しで、まさにタイトル通り、すべてのことがあらゆる場所で同時に起きるのです。

 無限の宇宙で展開する壮大な戦いは、実は家族内のいさかいの反映なのかもしれません。はたまた苦労して納税申告に赴いたのに全ての経費を否定された国税庁の監察官への恨み・辛みを長々と描いた作品なのかもしれません。
 但しアジア系移民の家族の物語は、分断の時代に団結の尊さを訴えるといえます。マルチバースというテーマもデジタル時代の実感とマッチします。それらが受け入れられた理由ではあるのでしょう。「マルチ」に活躍する女優ヨーの集大成にもなりました。

 でも1度目の観賞は「何この世界観!」と、次から次へと展開する世界とストーリーの波に乗ることに精一杯でした。けたたましいセリフの応酬も、生理的に売れ入れがたかったのです。思考フル回転で物語を理解しようとする、それこそがこの映画の楽しみ方なのかもしれません。なので、ある程度理解して観賞する2度目、3度目は、また違う発見もあるでしょう!誰か気の利いたネタバレ評があれば読んでみたいものです。
 ぼうっと観ていると置いていかれてしまう可能性もあるので、ぜひ前のめりで(^^ゞ

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流山の小地蔵

1.5ザ・ワン+DARKER THAN BLACK=微妙な映画

2023年3月5日
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平行宇宙の自分をどんどん重ねていって強くなるカンフーアクションと聞けばジェット・リー主演のザ・ワンを思い浮かべる方は多いでしょう。

能力を使う為に「嫌な代償」を払う必要がある、というとアニメ「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」を思い浮かべる方もまた多いのではないでしょうか。

で、この面白さ確約の要素を組み合わせ、更にエンタメの重要要素である「ギャップ」を掛け合わせる。パッとしないオバサンが、気の弱いオッサンが、ちょっと太めの今時女の子が、突然メッチャ強くなって大暴れ!

これで面白くならない筈がない!筈なのにちっとも面白くないのがこの映画。

面白そうな要素だけ並べても、面白くはならないんだという良い見本。能力獲得のルールがちゃんと説明されず飲み込めない。カンフーマスターの能力一つあればいいんじゃないの?何故看板持ちや鉄板焼きのスキルが必要なのか?
そもそもベーグルは結局何なの?シュールギャグとしても面白くない。
生尻に異物がブッ刺さった状態での高速カンフーバトルを見せられてどんな感情を抱けばいいのか?
客の感情コントロールを全く考えず、アイディアを煮詰めず鍋にブチ込むからこういう事になる訳で。

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不敗の魔術師

2.5率直な感想は「分からない」

2023年3月5日
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難しい

公開前からアカデミー賞10部門11ノミネート。
そして数々の新ジャンルで名作を生み出す配給・制作会社のA24。
映画通の中でも2023年前半の公開作品の中でも特に期待されていた。そして僕も期待していた。

それが悪かった…のか?
率直な感想を述べると「分からない」だった。

MCUで散々見直した「マルチバース」をテーマにしたアクションエンターテインメント作品。それは分かってたしマルチバースというものが分かる作品でもあった。

これは友達や家族と観に行く作品…ではないと個人的に思うし、ライト層向けではない…と個人的に思う。

「これ絶対面白いから観て!」と胸張って言える作品では…ない

でもグーニーズのキーホイクァンは良かったし、主演の女優さんも良かった。そして娘役の子も目立ってて素晴らしかった。

まとめると、ライト層向けではない作品で大ヒット!ってなる作品ではないと思う。分からなかった

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アタックさんの映画メモ

5.0飽きないよ

2023年3月5日
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主演のミシェル・ヨーのカンフーアクションは

やっぱ素敵です✨

マルチバース方面よく分からない。

けど飽きない。

私的修行映画の醍醐味。

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たかはしすすむ

4.0あっち行ったりこっち行ったりワケわからんけど

2023年3月5日
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笑える

難しい

マルチバースをベースに描かれた映画です。そういう映画や小説もいろいろあるけど、こうも沢山の数の世界が描かれ、次から次へと世界が変わるっていうのは珍しいんじゃないかな。映画にはストーリーだとか、感動だとか、そういうものを重視し、求めている人にはつまんない映画かもしれないけど、僕はそれなりに楽しめた。
生物が生まれなかった並行世界って言うのまで出てきて、石っころがエブリンだったり、ジョイだったり、というのは笑えた。また、1000万年前(だったかな?)に枝分かれした世界というのも出てきて指がソーセージなんてのもありました。実際、マルチバースを主張する著名な物理学者もいるわけで、だったらこんなのもありなのかなと思いながら観てました。
観てる方はジェットコースターに乗せられたような、とんでもない世界観、映画です。

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ゆみあり

3.5描くテーマが変わっても、『ダニエルズ』は『ダニエルズ』

2023年3月5日
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単純

興奮

これはシンクロニシティとでも言えば良いのか。
直近公開された数作で、個人の映画体験を紐解いた作品のなんと多いこと。

『スピルバーグ』の〔フェイブルマンズ〕は、
自身が映画製作にのめり込むことになった経緯そのものだし、
『デイミアン・チャゼル』の〔バビロン〕も「古きハリウッド」へのオマージュが溢れ、
最後には自分が影響を受けた作品がばらばらばらとマシンガンの様に速射される。

その傾向は本作とて例外ではなく、
〔スター・ウォーズ〕〔インディ・ジョーンズ」〕の各シリーズや
〔2001年宇宙の旅〕等の{SF}{冒険活劇}モノは勿論のこと、
はては〔モンティ・パイソン〕のシリーズまでが引用。

まぁ大元には、『ジャッキー・チェン』の{カンフー}モノ、
とりわけ日用雑器を技斗に取り込んだそれがあるのは論を待たず。

ストーリー自体は極々シンプル。
「マルチバース」の他のバースで脅威となる自身の娘を止めるため
母親が奮闘するとの物語り。

最後は家族愛を歌い上げるものの、
2020年に話題となった〔ミナリ〕と相当に近似の印象を受ける。

先の作品は、移民の韓国人家族が開拓民宜しく奮闘。
中途夫婦仲が険悪となったり、祖母の存在が大きく影響したり。

ちなみに本作同様、「A24」の配給だったわけだが。

「マルチバース」等の、最新の言い回しは仕掛けにしか過ぎず、
あくまでも自分(達)が影響を受けた映画を画面上に表現するための方便、
本当にやりたかったのは家族愛を描くとこではなく、
そちらじゃないの?との疑念は
観終わって益々強固に。

ため、語り口は相当に冗長。
披瀝したいマスターピースはたっぷり有る様で
二時間半に近い尺は、中途でぽつぽつと睡魔に襲われてしまう。

監督・脚本の『ダニエルズ』は
2016年に〔スイス・アーミー・マン〕を撮っているが、
肢体の扱いはぞんざい、ブラックで且つ内容も不条理なため賛否両論。

『シャイナート』の方は単独で
〔ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年)〕を
『ディック・ロング』役としても出演し撮っている。

後者の方は、タイトルが事件が起きた理由そのものへのヒントになっており、
また今回の作品に通じる、かなりお下品な内容となっている。

最新作は、先行二作のトーンを相当に引き継いでおり、
何故にここまで広範に受け入れられるのかはさっぱり理解不能。

「A24」最大のヒットということだし。
米国はそこまで家族愛を渇望しているのか。

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ジュン一

1.0身体も気持ちも怒りの収束不可能です!

2023年3月5日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

乗っかったジェットコースターから飛び降りたいっ💦

「A24だから!アカデミー賞最多ノミネートだから!」って…騙された感ハンパ無い

何とか付いて行こう頑張ろうとしましたが
不解で不快で得たものは何一つ無く
動悸に呼吸乱れと具合まで悪くなる始末でした

ジェイミー・リー・カーティスの怪演には目を止めましたが…

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ねもちゃん

0.5酷い…

2023年3月5日
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鑑賞方法:映画館

詐欺に遭った気分だ。

月に最低でも4本は劇場で観ている。
先月から佳作大作が目白押しで
今月は本作が6本目だった。
劇場内ポスターのキャッチフレーズ
「本年度アカデミー賞大本命!」
に大いに騙された…

1時間半はそれでも我慢した。
上映途中で退席したのは
初めてだ。

今年に入ってから昨日までに
『イニシェリン島の精霊』
『コンパートメントNo.6』
『エンパイア・オブ・ライト』
『フェイブルマン』
『すべてうまくいきますように』
『逆転のトライアングル』
『RRR』
『離ればなれになっても』
『バビロン』
『モリコーネ』
『She Said』
『そして僕は途方に暮れる』
『ラーゲリより愛を込めて』
『金の国 水の国』
と観てきて
素晴らしい作品が多かったので
なおさら
本作は衝撃的だった。

どんなにつまらない作品でも
“映像は美しい”
“勢いがある” 等
それなりに褒めようがあるが
本作には心底驚いた。

あくまで個人的な感想に過ぎないが
冒頭から延々と聴くに耐えず
色彩感覚も肌に合わず
耳にも目にも
かなりの負担が強いられた。

それでも
ミシェル・ヨーも出ていた
『Crouching Tiger, Hidden Dragon』の
感動を思い起こし

さらには途中で
“あの夫は
『インディー・ジョーンズ 魔宮の伝説』
の子役に違いない”
と気付き少し嬉しくなり(⭐︎0.5はこの評価)
何とか耐え忍んだ。

劇場鑑賞を途中で放棄したのは
本作が初めてだ。

怒りしかない。

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Monica_cci

3.5ラストにホロリと泣かされる、ぶっ飛んだカオスな家族愛映画

2023年3月5日
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泣ける

笑える

楽しい

失敗だらけの人生に足掻く中年女性が、マルチバース(並行宇宙)を漂いながら世界の平和を守り抜く、ってちょっと何言ってんのかわかんないけど、ラストホロリと泣かされる、カオスな家族愛映画

ぶっ飛んだストーリーと映像技術がまず目を引くけど、根底にあるテーマは、メインは「家族愛」、サブで「だれしも抱える孤独があり、その癒しかたは人それぞれ」だと思う

どんな人生を選んでいても、どこで暮らしていても、大切なものはいつも側にある、でもそれに気付くのは意外に難しいよね
主人公に至っては、マルチバースに引っ張り込まれててんやわんやな大騒動に巻き込まれてようやく気づけたくらいだし

もっと早くにこの役に出会えていたら、キャリアが変わっていたかも、とコメントしてた主演のミッシェル・ヨーは、それも納得なハマり役
彼女が得てきた技術や経験値が遺憾なく発揮されていて、カオスな役を説得力満点で演じ切っている
劇中、彼女が疲れた中年女性からカンフーを操る強者や、華やかな大女優に変身するシーンが何度か出てくる
そこで実際アクションもこなす女優として活躍してきた彼女の実際の映像も使われてて、自ら得てきた経験や能力は活きるんだ、ってなんか凄く感動した

25年ぶりに俳優復帰のキー・ホイ・クアンは、小役時代の面影そのままに、心優しい夫と異次元から来た戦士の二役を魅力全開で演じている

ぶっ飛んだ内容を上手くまとめたストーリー、目眩く映像体験、それぞれ個性豊かな役者陣、見どころの多い映画でした

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12shiho28