エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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好みなのかなあ
こりゃ最低最悪!酷い・酷い・酷よ、駄作やん (。-`ω-) ★0 だわ~
TV予告見て、”エブエブ~”って 石に目が有って
少し話してるの見た時、嫌な予感は既にしていたのだが。
こんな作品がアカデミー賞11部門ノミネ-トってさ
完全に各賞本命の当て馬じゃん。オッズ操作としか思えんなぁ。
今日は そんな思いを抱きながら
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を
観たよ。 "(-""-)" タイトル長げ~んだよ!
(ノミネ-ト枠)
・作品
・監督(ダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン氏)
・主演女優(エヴリン・ワン・クワン役/ミシェル・ヨーさん)
・助演男優(ウェイモンド・ワン役/キー・ホイ・クァンさん)
・助演女優(ジョイ・ワン役/ステファニー・スーさん)
(ディアドラ・ボーベアドラ役/ジェイミー・リー・カーティスさん)
・脚本・歌曲・作曲・衣装デザイン・編集
配給:A24
この中でまあ有るかもと思えるのは、編集ぐらい。
こんな内容で脚本は無理だな。
またしても 怪しい闇パワ-仕掛けを感じるよ。
チャイナマネ-がハリウッド権力を買い込んでそう。
特筆すべきは、キー・ホイ・クァンの復帰ぐらいだろうか。
メッチャ大人になっててビックリ。51歳だとさ。
昔、日本に来て本田美奈子さんと
「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」で
共演してたのが懐かしい。 今作 彼が出てたから★1に。
後は ミシェール・ヨーさん(60歳)ぐらいかな。
久し振りに観たかな。”シャン・チー”以来かな。
まあ、しかし 全体的に酷いねコレは。
何やってるんだ~の心の怒りが 4回出たわ。
こんなの初めてかも。
”プリズナーズ・オブ・ゴーストランド”でも2回までやったけど。
まず説明が杜撰すぎて。色んな所からのマルチバースで
本人が入れ替わってるとか、分かりにくいよ。
並行世界の出入り口の絵も無いし。まるで霊魂乗り移り替わり描写。
特別な演出も無く俳優の演技変化だけで 分かれと言われてもね。
雰囲気で感じろ~っていう強制力が頂けない。
マルチバース 時間の変化描写も メッチャ微妙っすわ。
アメリカ人はどうか知らんが、日本人はアニメとかで斬新な
話展開に慣れ過ぎてて、今作程度のやり込みでは全く動じないと思う。
あと、カーティスさんはOKなんやけど、ステファニー・スーさんは
あれでは全く魅力を感じんね 残念やけども。
出だしから ワクワクして見ようとしたけども、
ずっと同じような 撮りと、カット編集繋ぎが多く 目が飽きる。
しかも パッパと素早く切り刻んで 連続的に。
しかも 色だけ変えてたり。
内容と絵と 遣りたい事が一体化処理できてないかな。
だから 情が湧いてこない。
笑いを創ろうと お尻に棒入れるとか・・・
指長人とか、アダルトおもちゃ出したり
アクビと失笑しか湧いてこないよ。
総てに措いて 丁寧さが欠けてると思う。
雑過ぎる展開と撮りと編集とで 観てる方は
疲労感しか残らない。
まだ、YoutuberとかTikTokのノリの方が
シッカリしてる感じと思うよ。
終盤際に 涙っぽくさせようと、アザトク時間が延ばして有って
娘の傷んだ心を修復して 家族の絆が戻ったように
見せてるけども 何も感情も感動も起こらない。
急にそこだけ ロングカット入れて持ってきてもね。
こっち側の観ていくリズムってのを
どう捉えてるんだか。
極め付けは 石2個 同士の会話。
あれ見て もう終わった~と 思ったネ。
劇場側に損失出なきゃ良いけども
早期に別プログラムにチェンジが
宜しいかと感じました。
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(追記:)
「エブエブ事変」
2023年3月12日 映画は死んでしまった!
私達の人生を励まし何度も勇気付けてくれた 敬愛なる映画が
無残にもその命を奪い取られてしまった様だ。とても悲しい。
驚いた事に、そうしてしまったのはオスカ-そのものだった。
血塗られ汚れてしまったオスカ-。彼をそのように仕向けたのは
世界を牛耳る少数の評論家達であった。
映画は何時も同じでつまらない。時代を変える革命が必要だ!
そうさせた彼等は既に病にかかってしまっていた。
ポリコレ病だ。
数年前から摂取していたが とうとうポリコレ中毒になってしまっていた。
もはや取り返しがつかない。100年近い神聖なる歴史に
彼等はオスカ-を投げつけてしまったのだ。
恍惚なまばゆい光が世界全体を輝くように照らし
やがて ス-っと 静かに陰が 外縁から包み始めた。
そして・・・静寂となった薄暗い世界に、取り残された数多くの民。
涙も流れない やりきれない思い。
私は そこに 一人たたずんでいた。
3月12日は「映画の命日」として
毎年、この日は映画鑑賞をする事を取りやめ
映画に感謝し哀悼の意を表したい。
宇宙規模の陰謀が渦巻いてる?
ミシェル・ヨーとキー・ホイ・クアンの顔合わせがすべて。この二人が出てなかったら、まず見てない。
どぎつい下ネタの辺りでだいぶ集中力が失われた。
なんで鉄板ステーキ職人がナイフ使いの達人になるのか納得できなかった。
生物が進化できなかった星で、丸い石同士で字幕で会話するシチュエーションでは、石の周辺に草が生えている。
生物が進化できないのに?
石が丸いということは、水が豊富にあるということで、植物は生い茂るであろう。
とにかく細かな矛盾が気になりすぎる。
要は、「受け入れたくない人生の蹉跌を受け入れることで道が開ける」という教訓を中国系アメリカ人の家族を題材にして描いただけのことなのだが、マルチバースというSFチックな設定を駆使して、なにか強大な宇宙規模の陰謀を阻止するかのような錯覚を抱かせるという、個人的には大嫌いな味付けだった。
人生がうまくいかないのは、裏で糸を引いている見えない力の影響だと思いたい人がどんだけいるんだよ。基本的に人のせいにしておけば、何も頑張らなくていいもんね。
それと、映画賞を総なめしたのも納得がいかない。特にアカデミー賞は、投票方式を本気で見直した方がいいと思う。あれだけ場面展開がたくさんあったら、俳優たちは自分が何のためにソーセージの指で演技しているか理解できてないはずだ。
編集賞はアリだとしても、主演女優、助演男優は無いだろう。
2024.4.11
エヴリン百面相
とても面白かっただけに惜しい。
穴を突けばキリがありません。突くのもヤボと思うほど穴だらけです。
なのでそういうSF的緻密さを要求するようなものではないのだと思います。
むしろテーマ自体は単純で、
自分の人生こんなはずじゃなかった!
だから死のうと思う人と、
だけど幸せって思う人と、
2種類いるよねという話。
マルチバース云々は飾りに過ぎないと思います。
マルチバースを知らなくても、あり得たかもしれない人生を夢想することは誰にでもあると思うからです。
それがマルチバースだろうがパラレルワールドだろうが素人にはどうでもよい話です。
劇中でも一切説明はありません。
主人公エブリンの、本当はあったかもしれない別の人生が次々に登場します。
それぞれの人生において、生まれてから大人になるまでの記憶が走馬灯のように流れ、やがて現実に引き戻されます。
正直このあたりは泣きそうでしたが、そこに次々と放り込まれるネタに笑わせられて、感動と笑いの混じった何とも言えない幸福感に包まれました。
これ系の映画は過去にも腐るほどあったと思います。
『スライディング・ドア』とか。
ただこのデタラメさとジェットコースター展開は見ていてとても気持ちが良く、今まで見た中でもトップクラスに面白いと思いました。
唯一解せなかったのはエブリンやジョイが改心する過程です。
あれほど人生に絶望した人間が、あの程度のことで戻ってくるのでしょうか?
セリフで説明されればされるほど、改心の動機が嘘臭く聞こえてきて、ゲンナリさせられました。(エヴァンゲリオンを思い出します。)
あれで納得するのは元からよっぽど幸せな人だけではないでしょうか?
しかしそこさえ目を瞑れば、とても良い映画だと思います。
コインランドリーを経営する一家が確定申告に悩まされるという設定なんかはなかなか良いところをついてくるなと思いました。
個人的にはとても好きな映画です。
革新的映画、きっとあなたの心にも届く
臭いタイトルになってしまっている。それほどまでにこの映画は自分の心をえぐってきた。
この映画には、賛否両論のレビューがついている。その気持ちもわかる。なんなんだこれ、と思ってしまうのもわかる。ただそれでも私は100%の賛を送りたい。
おそらく、パラレルワールドというものの概念を理解していないと難しいだろう。この世は決断の連続で、その決断がいまの自分を作っており、少しでもそれが違ったものであれば、それは大きく人生への影響を及ぼす。
私は時々こう思うことがある。あんときああしていれば、あの日あの時あの場所で~♪といった具合で過去を振り返り後悔するのだ。自分語りになって申し訳ない。ただ、そういったことを思うこともみんな誰しもがあるんじゃないだろうか?そういった気持ちをこの映画は肯定してくれる。
過去に対しての悔いは確かにわかる。ただ、それを考えたところでどうにもならない。さらに、過去のその決断で得たものだってあるはずだ。例えば今周りにいる友達、家族、なんでもいい。それらはあの時私たちがああしていたからこその産物である。過去の自分を否定することは今の自分を否定することにもなる。楽観的になれと言っているのではない。ただ、今の自分を愛してあげて、そんな気持ちにこの映画はさせてくれる。
また、もう一つとてもよかったのは、アジア系の家族の形をすごく詳細に表していること。
他のハリウッド映画を見ていると、このようなシーンがよくある。I love you, mom/dad. I love you more!
は?と私は思う。両親が日本人で育ってきた私は、親に愛してるなんて言われたことがないし、言ったこともない。口が裂けても言えない、いや、言わない。それは自分が愛のない家庭で育っているというわけでは全くない。断じて。ただ言わないだけなのだ。照れくさいのだろうか?そこらへんはわからない。
本題に戻ろう。この映画では、私のような家庭(東アジア系)?をよく描いていると思う。ひとくくりにするのは憚られるが、少なくとも私はそう感じた。ぎくしゃくとした親子関係を鮮明に映し出す、それは今までのハリウッド映画が無視し続けていたものを取り込んでいるともいえるのではないだろうか。素晴らしいよ、この映画で自分もまきこんでくれるかのような包容力さえ感じた。ポリティカルコレクトネスがなんだとかいうやつがいるが、黙ってみとけ。そう思う。
総じて、最高の映画。ちょっと下ネタ要素が強い気もするけど、そこも含めて好みだった。
高熱の時に見る夢の中をジェットコースターで走り抜けていくような映画。
まだ見てない人の人生を無駄にしてほしくない為に書く
カオス
カンフー映画の現代版って感じがしました。
A24の作品、独特のノリがあると感じるんですが、あまり合わないんですよね。
マルチバースをテーマにしたカンフー映画ということですが、
昔のジャッキーチェンの映画の現代版って感じですね。
マルチバースねえ、わかるけど、なんかツッコミどころが満載で
途中でついていけなくなりました。好きな人は好きなんでしょうね。
普遍性と多様性で賞
夫ウェイモンドと駆け落ちして中国からアメリカにやってきたエブリンは、コインランドリーを経営。父の介護、娘ジョイの反抗期、税金、と悩みが多い。国税庁のディアドラと面会中に、ウェイモンドから全宇宙を救うのは君、と言われる。彼は、別の宇宙から乗り移ってきた別の夫になっていた。それぞれの宇宙では、カンフーの達人だったり、大スターだったり、石だったり、ディアドラと良い仲だったりのエヴリン。
日本で「エブエブ」と略されて、そのまま邦題にしても良いかと思いました。ジャッキー・チェン映画のようなアクション、他の作品のパロディがちょっとあり、と楽しめました。普遍性と多様性を盛り込んでいますが、アカデミー賞ほどかなと思います。
大幅に増量したジェイミー・リー・カーティスは、最初誰だかわかりませんでした。
対決ではなく、対話を
経営するコインランドリーは業績が芳しくなく、レズビアンの娘ジョイは反抗期、父親のゴンゴンはボケが始まっており、優しいだけの夫ウェイモンドとは離婚寸前と、何もかもがうまく行かない中国系アメリカ人のエヴリン。 冒頭から中国語が飛び交う様を観て、改めてアメリカ映画も流れが変わったのだと実感した。 特に最近は多様性を認める社会を象徴するように、マイノリティをテーマにした作品が増えたように感じる。 そしてマイノリティにとってはまだまだ生きづらい世の中は続いている。 エヴリンとウェイモンドは税金の申告のために国税庁を訪れるが、そこで不備を言い渡されてしまう。 現実から目を背けているのか、エヴリンは係の話を聞かずに妄想の世界に入り込む。 『虹を掴む男』という気がつけば妄想の世界に入り込んでしまう男の映画があったが、この映画はただ妄想の世界に逃げ込むだけの話ではない。 いきなり夫のウェイモンドが、自分はマルチバースからやって来た、世界の崩壊の危機を救うのは君しかいないとエヴリンに告げる急展開。 予備知識なしで観に行ったので、何が何やら分からないまま映画の世界観に引きずりこまれた。 マルチバースという概念をすんなり受け入れられないと楽しめない作品だと思ったが、映像の面白さとシナリオの緻密さに衝撃を受けた。 最初は世界観を理解するのに頭を使うが、きちんと物語を追っていけばその世界観に入り込めるようにシナリオが出来ている。 脳が追い付いた中盤あたりから俄然面白くなった。 世界を滅亡させようとするジョブ・トゥパキの正体が娘のジョイだったという衝撃の展開。 マルチバースが舞台になっているので、この映画の主人公エヴリンが存在する世界ではまだジョイはただの反抗的な娘のままだ。 しかしいずれはその本性を現すと、マルチバースからトリップしてきたゴンゴンや、ウェイモンドはエヴリンに警告する。 そして世界を救うためにジョイを消し去れと。 同じ人物でも存在する宇宙が違えば人格もまったく異なる。 その異なる人格がトリップによってコロコロ変わるのが面白い。 この世界のエヴリンは最低な人生を送っているが、他の宇宙では女優や歌手やカンフーの達人として成功している。 それはこの世界のエヴリンにもあり得たかもしれない世界だ。 そして最低な人生を送って来たこの世界のエヴリンは、どんなエヴリンにもトリップすることが出来る。 くだらないことを考えれば考えるほど、強い力を持つマルチバースの世界にトリップ出来るという設定がかなり面白い。 両手の指が全部ソーセージの世界のエヴリンには笑ってしまった。 息つく暇のない怒涛の展開。くだらないけれども、哲学的なテーマを感じる不思議な世界観。 中盤にかけてグッと心を掴まれるが、それを突き放すように終盤からはまたややこしい展開になっていく。 斬新なスタイルの作品だが、描いているのは愛という普遍的なテーマ。 そしてこれはやはり多様性を受け入れる物語でもあるのだろう。 対決ではなく、対話を。 アクション映画なのに、最後はバトルを繰り広げる度に人が傷つくのではなく、快感に包まれていくのが面白い。 とても練られた作品で感心させられたが、心から楽しめたかどうかは疑問だ。 頭で想像出来ることは現実に起こり得ることだ。 人間の頭ではまだまだ理解できない世界がたくさんある。 そして今後ももっともっと想像を越えるような設定を持った映画がたくさん作られるのだろう。 この映画は変化していく世界の過渡期にある作品だと思った。
なんじゃこりゃ
なぜ世界各地で色々な賞を取っているのか!その理由を、ネット上でわざわざ色んな人が解説せざるを得ないってことは、もう分かるよね。
自分史上、最低。感動の欠片もない映画だった。
結局、人には優しく!で全て解決なのかぁい。
今、人類史上かつてない程の巨悪が、リアルなこの世界に存在し実効支配してるのに、対抗しちゃダメ!優しくしなさい!って洗脳したいのかともとれる。
最近はアニメもヒーロー物も何でもかんでも……。マルチバース症候群。辛いこのリアルな現実から逃避させたいのだろうか。
映画の視覚技術等は、確かに凄いレベルだし、異世界との複雑な構成を脚本でも映像でも緻密に練り上げてはいた。
でも、巨大ディ●ドで戦ったり、ピンチを脱するのにア◆ルプラグを使ったりしてまぁ下品。子供には見せられないレベル。そもそも彼女がマルチバースの全ての世界を救うべく選ばれた理由も陳腐。
多様性を映画の中に入れてさえおけば賞が取れる時代なのか。
アジア系に大量に賞をあげてさえいれば、様々な人が感謝感激して、抵抗することは少ないだろうって?。そんな臭いのプンプンする映画だった。
終盤は泣けた
微妙
なんだか変な映画
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