エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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私はあんたと一緒にいたい
当時、映画館で観ました🎬
エブリンを演じたミシェル・ヨーのアクションが久々に見れて嬉しかったです。
ふざけたことをしなければ、別バースの能力が得られないという設定はなかなか奇抜でしたね😳
ジョブ・トゥパキというのは結局娘の別人格だったのか、岩のパートはどういうことなのか、イマイチわからない部分もありましたが😅
ステファニー・シュウも得体のしれない雰囲気はそれなりにでてましたよ。
ウェイモンドを演じたキー・ホイ・クァンも、違う能力をそれぞれ演じ分けており、器用にこなしていた印象🙂
なによりアカデミー賞で作品賞・主演女優賞含む7冠を達成したのは、ここ数年でもなかなかな快挙だったのでは😀
マルチバースが絡むとどうしても複雑になり、私の理解が追いつかない部分もありましたが…奇想天外な映画ならではのストーリー、思ったよりも楽しめました🙂
そしてアジア系女優として、初の受賞に輝いたミシェル・ヨーに拍手を送ります🖐️
ため息つかせて。
良い映画だとは思う(と言うか良い映画、という事にしたい人がいるんだと思う)なにか伝えたい大きなテーマがある(ように思える)作品だと。ただ楽しめなかったなぁ。正直疲れた。時々「観る人を選ぶ映画」ってあるけれどまさにそれだなと。映画通と呼ばれたい人には丁度いいのかな。下品だし騒々しいし。ソーセージを見て男性器を想像して喜ぶなんて大の大人のするこっちゃないですわ。
ところどころ良かったと思うシーン(岩になるところとか)もあったけど。そもそもミシェルヨーの顔が苦手なのもあるのかな。
国税局?の人がジェイミー・リー・カーティスに似てるな?と思ったらやっぱりそうだった。あとジョイがプロ野球の森友哉に見えて仕方なかった。結論としては主演女優賞はまだわかるとして作品賞はちょっと....納得しない人は多いだろう。私もその一人。
寝かせて再鑑賞したほうが、いいかもしれない作品
楽しい分岐
実は「マルチバース」って言葉に慣れてなくて、マーベル系かな?と。実際視聴したのはスパイダーヴァースしかなかったし。
そしたら、時を掛けるエヴリンでびっくりした。
しかも、彼女の選択しなかった世界に飛ぶとか。
家長制度とか、傾いた事業のコインランドリーの税金問題、離婚を考える気弱な旦那、同性愛者の娘、その人種などなどエヴリンは様々な問題を抱えていて、わーーー!!ってなる寸前でエージェントになる旦那に時を飛ぶ命令をされる。
どこの世界でのエヴリンはお亡くなりになってるとか…私の知ってるような知らない設定。
エヴリンは様々な時の分岐を経て戦い続ける。
時には血を流し、尿を漏らし。
女優、歌手、コック、格闘家、ピザ看板勧誘、手がソーセージ、謎も多いが、いろいろな方法で謎の敵と戦う。
なんの為かよくわからん。
しかし、謎の中毒性がある…このバタバタの寸劇をもっと観たいと思ってしまうのはプロレス技とか下手なカンフーとか第3の目が開くというオタク心ゆえなのか。
謎の敵はの親玉は娘ジョーイ。
彼女が見せる謎のベーグル…
なんだか、意味がわからないけど涙が出てきた。
謎なのよ!ベーグルって側がパリパリして中がもっちり、ケシの実とか振ってるあれ。あれ?なんでこんなシーンで私は泣いてるのだ?と不思議だった。
この話は母娘の深く広い対話なのかな?と思った。
最終的にエヴリンの取る行動は戦いではなく優しさ。
それは気弱な夫の「優しく」の言葉を受け止めての行動。
今まで敵だった奴らが幸せになっていく姿はご都合的っぽいがとても良かった。アライグマ助かって良かったね!
石になってまでも娘に寄り添い続けるエヴリン。
ジョーイと共に崖から落ちるエヴリン。
ここまで愛されてる事を知れば娘としたら嬉しいのだろう。
最後のアレはただの照れ隠し。
序盤で飛ぶ為の分岐が旦那に真剣に告げるアイ・ラブ・ユーだった事。
これも伏線回収するかなと思ったら言葉ではなく心のこもったキス。
足は口ほどに物を言うってのを知った作品。
飛躍もオチも想定内
最初の30分でかなり笑えるが同時にオチも見え透ける。マルチバースって銘打ってるけど、最後まで飛躍しない「統制されたカオス」て感じ。違う見方をすると初期モンタージュに近い構成以外にマルチバース系は物語る方法が無さそう。だから特に新しい映画ではないし、巷に溢れる革命的っていう感想どうかしら。
良いところも勿論ある。エヴァの最終話みたいに下絵が躍動するシーンがそれで「Organic」と岩バースには笑った。でも結局岩同士会話しちゃうところが痛い。鏡にヒビ入って視覚的に分裂する所とか途中でエンドロール出現する所もベタで「飽きてるよ?」って言いたい。
サイレント映画好きだから喋って世界観説明してくる映画苦手。ノーランと同じで説明過多世界観はゲームでやれ。完結した世界観に興味は無い。
不快?深い?難解。
ちょっと厳しい・・・
数々のショーを撮ったり、予告をみたりしていて、とても面白そうと期待大でアマプラで鑑賞。タランティーノとかチャーリーとチョコレート工場とかちょっとへんてこな世界も割と好きではあるのだけれどこれは入り込めなかったのでとても残念。
冒頭は入り込みやすかった。主人公が税金の支払いに行くというシチュエーション、娘が恋人を紹介しにきたりと普通の日常から始まるところは。
その後マルチバースに入り込み、行ったり来たりして他にもこんな人生があったとかそういう発想が素晴らしいと思ったし、途中までかなりわくわくしていた。
途中からなんだかB級映画のようなぐたりを感じてしまい、集中がとぎれたかな。娘の変貌ぶりもちょっとついていけなかったので、この世界に入り込めなかったのは残念〜
俳優のこともっと知ってたり深掘りすれば楽しいのかもしれない。カンフーとかこの夫婦や娘の演技は素晴らしかったとは思う。
色んな「可能性」を感じる作品
ポリコレガー!などと言われる昨今ですがこちらに関しては「既婚中年女性」「マイノリティ(移民)」であることが映画の面白さや深みをうまく引き出してくれる作品でした。
どん底だからこそ無限の可能性が分岐する。
しかしながら主人公に共感を得やすいであろう中高年女性が、ところどころに出てくるパラレルワールド要素や物理分野の用語を一回の視聴で理解したり楽しめるかはわかりません。
画面もチカチカすることが多く、中高年には凝視するのがしんどいかもしれません。
その辺が評価の分かれるところかなあと思います。
なので、こちらの映画を本当に楽しめるのは主人公の夫に共感出来そうな理系もしくはSF好きの既婚中年男性なのではないかと思います。
ところどころ出てくる下ネタも男性向きかな。
それでも愛を感じさせてくれる作品です。
個人的にグーニーズが好きだったので感慨深かったです。
マルチバース疲れ
スパイダーマンやデッドプールやフラッシュや、その他諸々の作品で、ここ数年間で色んなマルチバースが描かれて来ました。
今の流行りだと思いますが、本作はもっと庶民的なレベルでの類似作だと思います。
NETFLIX無料期間の最終日に鑑賞したので、タイムリミットにギリギリという事と、気疲れで、結局途中で観るのをやめてしまいました。
気持ちの余裕がある時に、落着いてじっくり鑑賞すれば、作品自体の出来は良いのかもしれませんが、今回は途中で筋を追うのに疲れてしまい、もういいやとリタイアしてしまいました。
インディジョーンズで可愛かったキーホイクァンと、007でセクシーだったミシェルヨーを拝めただけでも良かったかなと思います。
ハリウッドの凋落を象徴
かなり遠回りな家族愛!? いくらなんでも飛ばし過ぎでしょ…
あまり好みのジャンルではなかったが、第95 回アカデミー賞11部門ノミネート7部門受賞という快挙を成し遂げた作品とのことで鑑賞。
なんと突飛なストーリーなのだろうか。マルチバースやらなんやら、めくるめくカオスな展開に正直ついていけない。「レミーの~」だかなんだか知らないが、アライグマの登場もとにかくぶっ飛んでいる。
最終的には「家族愛」に収まっているようだが、このあたりも人形だったり石だったりと、ちょっとホロリときつつもやはり奇想天外過ぎるし、かなり遠回りし過ぎている印象。
うーん、この感じでアカデミー賞等々の高評価はかなり意外。個人的にはあれだけ色々な役を演じまくったミシェル・ヨーの主演女優賞はじゅうぶんありだとは思うのだが、「トップガン マーヴェリック」ももっと評価して欲しかった。
もちろん、わかりやすい映画が良い映画だとは全く思っていないのだが、2度観て初めて理解できる映画が良いとも一概には思えないかな。
移民チャイニーズの必然性が無い
ま~合う合わないはあるのでしょうけど。
危機に瀕したパラレルワールドを救うことで、自身と家族を見つめ直す主人公の物語。
ミシェル・ヨー主演のSFファンタジー。アカデミー賞受賞と授賞式のドタバタで著名になった作品ですね。元々、アクション俳優としてのミシェル・ヨーが好きだったこともあって鑑賞。結果、完全な失敗でした。
やりたいことは分かります。
異国の地での生活。父の介護、娘との不和。そんな環境が精神を蝕み、絶えずイライラを隠せない主人公。
そんな主人公が、パラレルワールドで違う人生を歩んで来た自身に触れることで、「自身」との、「夫」との、「娘」との関係を見直し再生を果たす物語。
凄く、良いプロットだと思います。
でも、個人的には、まったく刺さりません。
ただただ、分かり難く、意味不明なシーンがが続き、拷問のような時間が過ぎていくだけす。
ベーグルや腕がソーセージになるシーンなど何かしら意味があるのでしょうが、それを考察する気にもなりませんし、そんな考察に意味があるとも思いません。
ミシェル・ヨーのアクションも、年齢を考えれば仕方がないとはいえ、「おふざけ」レベル。
これがアカデミー賞なのですから、私自身の鑑賞レベルが低いのでしょうが、それでも酷評せざるを得ない作品だと断言出来ます。
私的評価は1にしました。
岩の場面も son luxのサントラも 素晴らしい
son luxにハマって映画を知りました
岩の場面は好きだな〜
チーズベーグルが伏線だったとは(ベーグル食べたくなりましたw)
インターステラ級の抜群に面白いSFでした
ヨーは次作ブレードランナーに出るらしく、そちらも楽しみです
son luxのcdジャケットは全作ともに好きですが、このサントラ盤のジャケットも最高です
誰もが抱える孤独と愛
誰もが抱える孤独と愛を端的に表現する物語
家族や恋人との関係に必ず訪れる孤独な気持ち。
わかってもらいたい。わかってもらえない。
大切だからこそ言えない。積もる孤独感。
そこから生まれる、自己防衛の心理からなる攻撃的な言動。
そしてさらに深まる溝。
結局それらを解決したのは、自分の気持ちを知ること。自分がどうしたいのかという本質に向き合うこと。そして優しさを持って愛する人と接し、受け入れる事。
そんな「愛」のテーマをマルチバースと中国移民というトリッキーな設定とコミカルなアクションであえて複雑にしながら描く。
脚本・製作はアベンジャーズエンドゲームのルッソ兄弟。
素晴らしい内容だった。
演技派を揃えつつ、俳優のビジュアルで勝負しない作風も、映画の内容をより引き立てている気がした。
素晴らしい。人に勧めたくなる映画だった。
No. 1442
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