エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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エヴリンは敵を倒すために 戦いを強いられてしまう。これはすごく変な映画である。 すごく変な映画ではあるが、 面白くないわけではない。 説明するのはすごく難しいので実際に映画を見てほしい。
動画配信で映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を見た。
2022年製作/139分/G/アメリカ
原題または英題:Everything Everywhere All at Once
配給:ギャガ
劇場公開日:2023年3月3日
ミシェル・ヨー(エブリン)61才
ジェイミー・リー・カーティス(税務官)65才
ミシェル・ヨーは中国系マレーシア人。
漢字では杨紫琼と書くらしい。
日本語で言うとヤンさんだろう。
この映画の監督ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナートは知らないが、
制作のアンソニー・ルッソは知ってる。
アベンジャーズやキャプテン・アメリカンの監督だ。
ほとんど予備知識なしで見はじめる。
これはマルチバースの話のようだ。
マルチバースと言えば最近見たのは「ザ・フラッシュ」(2023)だ。
簡単に説明すると「パラレルワールド」のことで、
別の世界の自分がいる感じ。
「バックトゥザフューチャー」もそうだろう。
現在のマーティと過去のマーティが存在する。
コインランドリーを営むエブリン夫妻。
朝、台所でご飯が炊きあがったメロディが流れる。
音楽はアマリリス。
これは日本語の歌詞がついているがフランス民謡らしい。
エブリンの炊飯器は象印だと思う。
うちの炊飯器も同じだからわかる。
エブリン夫妻はずっと何かを話している。
ほとんど中国語の普通語だが、
英語交じりだ。
20年来の移民の夫婦の家庭内言語は中国語と英語のチャンポンだった。
エブリンは税務署の監査を受けるらしい。
理由は必要経費の一部に疑義があること。
これはつらいと思う。
オレも自営業者なので確定申告の2月から3月は気がピリピリする。
税理士からこの経費は通りませんと言われると本当につらい。
税務官はジェイミー・リー・カーティス。
もう65才か。
もうおばあちゃんだな。
ちょうど春節の時期でエブリンの父親が来ているらしい。
登場すると、なんと広東語を話している。
中国語の映画を見ていると、
ときどき、普通語話者と広東語話者がそれぞれの言語で会話する場面がある。
章子怡や刘德华の映画で見たことがある。
普通語話者の知人に尋ねてみた。
こういうことは普通にあることらしい。
話さなくても(話せなくても)相手の言っていることは判るらしい。
なるほどそういうことかと腑に落ちた。
エブリンは娘ジョイとは関係がこじれている。
ジョイはうつになっている。
中国系ではない恋人ベッキー(女性)をエヴリンが受け入れられずにいる。
エブリンが税務署で監査を受けているとき、
エブリンの夫の体が別のバースから来た夫に乗っ取られた。
エヴリンは娘の体を乗っ取っているジョブ・トゥパキという敵を倒すために
戦いを強いられてしまう。
はっきり言って、これはすごく変な映画である。
すごく変な映画ではあるが、
面白くないわけではない。
説明するのはすごく難しいので実際に映画を見てほしい。
映画のテーマは親子愛と夫婦愛と家族愛である。
ミシェル・ヨーはもうおばさんだが、
映画の中のミシェル・ヨーは可愛らしくて、きれいで魅力的だった。
彼女の魅力を十分引き出している。
ミシェル・ヨーの代表作であることは間違いない。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
❇️『浅野温子さんとジャッキーチェーンさん出てる?』
エブリシングエブリウェアオールアットワンス
❇️『えぶりしんぐえぶりうぇあ… …なんやっけ?長いねんほんま💢』
🔵かーるくあらすじ。
コインランドリーを営むおばさんが主人公。
夫、娘、痴呆症の父がいる。
税務署申告、同性愛の娘の恋人紹介、ランドリーの管理など忙しい今日の日をどう乗り越えるかしている所に、未来からやって来た夫のメッセージや襲われていく!カオスな状態を家族はどの様に乗り越えていくのか❗️ファミリー難解アクション映画。
◉64D点。
★彡浅野温子さんとジャッキーチェンさんの共演作の様でストーリーも破茶滅茶映画。
私は理解できませんでした。
🟢感想。
1️⃣『頭に入ってこない感がある意味凄い』
2️⃣『この映画。人になんて説明すれば?悩む』
3️⃣『ぶっ飛びすぎて説明不可能。でも観れる』
4️⃣『変な事をすると歴史が変更される設定がカオスやった』
5️⃣『母親と娘こんなにも複雑で解くのか大変が伝わった。』
🌀後でこの監督だと知ってしゃーないなと思えた。
🪰🤯👩🏻🍳🤷♀️👗🦮🍩🏕️⁉️
とんでもない
映像はリッチ
難解?いや単純な話なのよ
本作の話をする前に本作とは全く関係の無い話をしておきたい😐
先日、ヴァル・キルマーの訃報をネットニュースで知った🥲
「ヒート」でのヴァル・キルマーの演技以外、マ王の印象としては、酸っぱい、という感じがしてならなかった彼だが、決してコレは悪口ではない。
そういう雰囲気が漂うのがヴァル・キルマーだった。
渋いとかニヒルとかではなく彼から滲み出る臭い的な何かだ。
お世辞にも二枚目とは言えない彼の執念にも似た表現方法だったんだと思うが、嫌いな俳優ではなかったので悔やまれて仕方無い。
そんな夜にマ王が選んだ映画は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」だったのよ🥸
別に本作とヴァル・キルマーには何の関係も無いんだが、何故か今夜は観るのを躊躇していた本作を選んでみた✨
一見するとマルチバースだの宇宙の危機だのSF映画チックな感じがするが、実は物凄く小さな規模の物語なのよコレ😬
一人の女性が人生を振り返り再生していく過程を描いているだけで、SFって部分は本来物語から切り離すべきカテゴリーである🌀
ともすると、難解な映画に判断されるトコだけどテーマは【家族愛】というだけで140分も引っ張ってる(引っ張らされてる)作品なので見所や語り所は存在しない😂
あの美しかったミシェル・ヨーがかなり老けてたのと「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のキー・ホイ・クァンが50歳にして銀幕に戻ってきた、ぐらいかなぁと😅
家族間のいざこざ(離婚、育児、父との確執)を色んな世界で描写している所為でクドくて解りにくいトコにSF持ってくるから変な期待が膨らむのに反してオチがハッピーエンドとくれば、マ王が無料公開まで待った判断には間違いは無かったとしか感想がない🤣
マ王自身は20年くらい前になるけど離婚してるし反抗期だった頃の妹を見てきたし幼少期のマ王んトコは人に言えないくらい複雑な家庭環境だったので観ていても、この程度で悩むかね、としか感じないのよ😆
もっとヘヴィな家庭なんて履いて捨てる数でいると思うから、主人公の抱えてた悩みなんて言ってしまえばタラレバの世界😑
そりゃ夢を諦めるって部分には痛感させられたけどさぁ~
でも進行形で今の自分の人生を振り返る時、全てが自分で選択してきたハズなのよ。
例えば「○○がこう言ったからコッチを選んだ」とか曰わる方がいらっしゃる。
他人の所為にするのなら何故に自分で決めなかった?
「○○がこう言ったからコッチを選んだ」と決めたのは紛れも無い自分自身であり、ソコに○○なんて人生の分岐点は存在しないからね。
人間てのは後悔の積み重ねで成長、学習しか出来ないスットコドッコイなワケさ。
勿論、後悔だけが学習要素ではないけど後悔や失敗から学ぶべき事は兎に角多い。
膝を付いて悔やむより先に脚は前へと出すが正解。
寝て覚めればもうソコは明日なんだから。
とまぁ、解り切った説教を2時間近く食らっても大丈夫なマゾ気質な方向けの映画であり、マ王のような生粋のサディストには少々退屈な内容でした🥸
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
「スイス・アーミー・マン」の監督なら仕方無い度★★★★☆
てかPG12では無いのね度★★★☆☆
脳内はマルチバース
この映画におけるマルチバースのルールを理解するのが難しかった。というか理解できなかった。
各マルチバースのエブリンが同一画角で同一行動を取る映像はめちゃめちゃカッコよかった。ただ、長く感じたし、疲れるので行動がリンクする描写を毎回毎回出さなくてもいいのにとは思った。
kindとは何か、
とにかく優しくすることもそうだし、親切にすること、kindにするというのは肯定することや受け入れるニュアンスもあるのかなと思った。
自分の心の中の問題を自分の過去の経験や想像力を駆使して問題と戦う映画、問題解決の手法が暴力的な手法から愛に変わるラストだということにもっと早く気づければマルチバースを理解しようとする方面に集中力を割かないですんだのになぁと思った。
a24の作品は見るべき
主演2人のオスカー受賞は納得だけど、作品賞までってほどでは⋯
めっちゃ期待して見始めたけど途中からついていけなくなった。
具体的に言うと指がソーセージになるあたりからw
いわゆる大人のオモチャでぶん殴るシーンはやる必要があったとは思えない。あんなの完全にただの悪ノリで悪ふざけ。
低予算のB級SFコメディーみたいなテイストだけど、演出はシリアス。ふざけてるのか真面目なのかよくわからない。いや、真面目にふざけてると言えばいいのか。
ジャンル無用の破天荒な展開を前半は面白いと思ったけど、後半は飽きて白けてしまった。
要は娘の反抗期に手を焼く母親の物語を、壮大なスケールで描いたってことなのかな?
時として自分の娘がモンスターに見えてしまうという反抗期。それがジョブトゥパキ。みたいな?
最後の方はストーリーがこんがらがってよく分からなくなった。そしてもう分からなくていいやって諦めた。
ケツにトロフィーぶっ刺して強くなるシーンは面白かったし、めっちゃ笑えたw
下半身丸出しでめっちゃ熱演してたあの俳優にも助演男優賞あげたいw
2025/4/1
プライムビデオで鑑賞
家族愛をしっかりと描いた良作
【鑑賞のきっかけ】
アカデミー賞受賞で着目していた作品ですが、永らく未見でした。
評価の高さから、観るべき作品と判断し、動画配信で鑑賞してみました。
【率直な感想】
<マルチバースというテーマ>
本作品は、原題をそのままカタカナにしただけで、とてつもなく長く、もっと工夫できないものかな、と思っていました。
しかし、「Everything Everywhere All at Once」を日本語に訳すと 「同時に至るところに全て」となり、これは、本作品のテーマのひとつ、マルチバースという多元宇宙論を現象面で説明すると、この題名のとおりなのです。
長いけど、そのまま邦題にしたのは、これが一番適切な題名だからだと思うに至りました。
このマルチバースという考え方は、物理学のなかでも量子力学から導き出されているものなので、一応、科学的根拠があります。
このことから、近年、マルチバースを描いた映画作品が多く見受けられるようになってきました。
この作品の優れているところのひとつは、このマルチバースという物理学の世界を、コメディタッチで描いているところでしょう。
因みに、主人公のエブリン(Evelyn)は、英語の綴りからみても、明らかに、Everything Everywhereの最初の3文字、EVEを意識して制作者サイドが命名したものと思われます。
それは、この主人公は、マルチバースの世界を体験することが運命づけられていたということを意味しているのかもしれません。
<家族愛というテーマ>
本作品は、このマルチバースという設定に加えて、カンフーアクションを取り入れて、表面上は、かなりめまぐるしいシーンの連続したものとなっています。
でも、ストーリーを追っていくと、「家族愛」がきっちり描かれていることに気づかされます。
家族を描くというのは、映画作品ではよくある手法ではありますが、それは、一番共感を得やすいという要素であるからと考えられます
本作品が、アカデミー賞を獲得できたのも、この「家族愛」をきちんと映画描いているということが大きな要因ではないかと感じています。
<ミシェル・ヨーは、アクション派>
主人公を演じるミシェル・ヨーは、かつて007シリーズの「トゥモロー・ネバー・ダイ」(1997年)にボンドガールとして出演しています。役どころは中国の諜報員という設定なので、しっかりアクションをこなせる女優さんです。
彼女がキャスティングされたのも、この素質があることが大きな要因だったのではないでしょうか。
【全体評価】
マルチバースという設定のもと、カンフーアクションを交えて、コメディタッチで描くというところから、一見するとハチャメチャな感じですが、しっかりと家族を描いた、優れものの作品でした。
カオスすぎて理解に苦しむ
前から観たいと思ってて、アマプラで観られるようになってたので鑑賞。
アカデミー賞受賞作だから、めちゃ期待してしまっていたけど、期待はしないほうがいいかも。
税務署に行ってカンフーしてるところまでは、ワクワクして観ていた。
マルチバースの世界で、映像自体は見応えがあったけど、違う世界への飛び方とか、下品な下ネタが出てくるところが自分には合わなかった。
それから、出てくる人が周りの人だけというか、世界狭くない?って思った。
マルチバースは置いておいて、カオスな生活になってしまったのは、自分の選択、自分の行動の結果なのかな〜と思った。自業自得?
娘のメイクとか衣装とかは凝っててすごいなって思った。
2時間強の映画なのに、どっと疲れたし、体感3時間くらいに感じた。
hahaha
カンフーとメタバース!
またマルチバース・・・
ハリウッドって最近、完全にネタ切れ!
またマルチバース・・・辟易する
設定はマルチバース版マトリックスという感じ
でも本質的テーマは家族愛
決して悪くはないけど、コレ、
アカデミー賞作品賞受賞作とは到底思えぬ!
年々アカデミー賞への信憑性が
低くなってきていると個人的には思う
カンフーアクションも思った程なく地味だったし
長ったらしいので後半はちょっと飽きた
正直がっかりしたというのが本音
ただ、キー・ホイ・クァンとミシェル・ヨーが
アカデミー賞受賞出来たのは本当に嬉しい!
本当にカオス
ダニエル・クワン監督は「マトリックス」と「ファイト・クラブ」を観て、「こんなふうに哲学的テーマと楽しいアクションを融合した映画を撮れたら、監督を引退してもいいと感じ、その思いが本作の原点になりました。」と語っています。また、「強いヒーローが活躍するアメリカ映画ではなく、チャウ・シンチーやジャッキー・チェンの作品にいちばん影響を受けました、不条理なほどのバカバカしさとクールなアクションを組み合わせるのは、映画製作で最高にエキサイティングな瞬間です、でも、そのバカバカしさの陰で、僕は量子力学や量子物理学、確率論などを学んで、マルチバースが起こりうる可能性を論理的に追求しましたよ。映画オタクであることと同じくらい、僕は科学オタクでもあるんです。マルチバース全体を図表にする作業は心から楽しかったですね。」とも語っています。
冒頭から凄まじいばかりの錯乱状態の主人公、度を越していると思ったらキャラクター制作で注意欠陥・多動性障害(ADHD)に関する取材を行っていたところ、クワン監督自身もADHDであることが判明したそうだ。
なるほど、裏話、インタビューなどを訊けば、この映画の異常性が確信犯だったと理解できますね。兎に角、非凡さは凄いし多くの映画賞もとった作品なので凡人のおじさん如きがとやかく言うのは憚れますが、本当に理解不能、中国移民の潰れかけたコインランドリー一家のドタバタ妄想劇にしか思えませんでした、ごめんなさい・・。
この映画がアカデミー賞?!
まず言いたいこの映画がアカデミー賞7部門受賞?!何故?凄く悪い映画ではないが、間違いなく絶賛されるような映画ではないと思う。一言で言うならB級映画。そして内容は…ん〜表現が難しい映画です。アクション、ヒューマン、コメディ、SF…。そして時間が長い。
アクション…まぁよくあるカンフーアクションだが、アクションにキレがない。
ヒューマン…主人公の家族愛や仕事、恋愛などの苦悩、葛藤が描かれています。特に娘との確執が描かれています。
コメディ…下ネタやシュールなコメディが演出されていたようですが、自分は笑えませんでした。
SF…マルチバース、パラレルワールド、複数の異次元を行ったり来たり、なんでもありです。少しマトリックスに影響を受けている感じがしました。
良かった点
音楽が良かった。
娘の衣装がたくさん出てきたが、どれもオシャレだった。
主人公の苦悩はよく描かれていた。
良くなかった点。
パラレルワールドを行ったり来たりしているせいか、展開がガチャガチャしていてテンポが悪い。笑いのツボが全くハマらなかった。内容が少し難解だった。アクションのキレがなかった。
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