エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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わけわからん
事前情報ゼロでの観覧です。
ひたすらわけがわからんというのが第一印象です。主演のミッシェル・ヨーがすごい女優だということはよくわかります。
話の筋としてはマルチバースを行き来して特殊技能をマスターしていき敵を倒すということなのですが、そこにギャグやら家族愛やら同性愛やら中国市場への忖度やらをごった煮にして古き良きカンフー映画で味付けするに飽き足らず、凄まじい映像の洪水で観客を溺死させようという監督の強い意志が伝わりお腹いっぱいになりました。
面白いのかどうかすら判断に苦しむ映画でした。つまらないということではないので評価としては3.5です。俳優陣の頑張りでアカデミー賞をもらったのではないだろうか…
映画好きの方が観たがるような作品
俳優陣には脱帽!
“Everything Everywhere All at Once”この言葉に尽きる、愛すべきタイトル
多元宇宙というカオスを巻き込む壮大な家族愛と生きるということを規格外にふざけて真っ当に描いた奇跡みたいな作品。
これがアカデミー作品賞を獲る時代に生きてるって本当しあわせ。最高ですA24
言葉で説明しても左から右に通り抜けてしまう真理が、もはや理解不能レベルのユーモアと通例に縛られないアイデアで映像化されるから全身で共感してしまう。
序盤の日常描写から引き込まれて目が離せなかったし、視覚芸術はじめ細かな演出やメタネタを多用しても崩れないバランス感覚も素晴らしくて、オリジナル脚本も言わずもがな傑作です。俳優皆最高だったけど、ステファニー・スー!!!ただのカオス映画でないことは伝わってほしい。
この作品を論理的にこんなメッセージや魅力があると語るのは野暮なのでとにかく体験してほしいです。アートであり、コメディであり、社会をより良い方へと導いてもくれる、とにかく凝縮すると愛の塊。
そして“Everything Everywhere All at Once”この言葉に尽きる愛すべきタイトルが邦題に残って本当に良かった。
くだらん!
えっ……?
これは駄目
カオス感が素晴らしいなどという意見もあるけど、とっ散らかっているだけでまとまりがなく、脚本が支離滅裂で一切何も入ってこないことが問題なんだと思う。
『スイス・アーミー・マン』も『マトリックス』も私としては肯定派なんだけど、この作品は耐え難いほどつまらない。たとえアカデミー賞7冠取ろうと駄目なものは駄目。せめて多元世界を表現するなら、お互いの干渉を物語として成立させて欲しかった。石のシーンだけはなんか面白かったけど。ミシェル・ヨーは本当に『グリーンデスティニー』で賞をとってほしかった。
80年代から90年代にかけてのアカデミー賞最優秀作品賞獲得作品、『普通の人々』とか『クレイマークレイマー』『レインマン』など家族とはなんだろうと真剣に向き合った作品が多い中で、この粗悪な低レベルの作品が同じ作品賞とは信じがたい気持ちです。10年後の評価はどうなっているんだろう。皮肉ではなく、この作品をみて家族愛に号泣できる精神の持ち主が羨ましくもあります。
アカデミー賞が意味不明
賛否両論のレビューのため、期待しないで見たけど、あまりの下らなさに思わず劇場で「はーっ?」と言いそうになった。途中まで話を広げるだけ広げておいて、ラストの尻すぼみ感がすごい。
よくわかんなかったんだけど、要するに、娘がLGBTってことを母親が昔気質のおじいちゃんに打ち明けられないから全宇宙が崩壊しそうになり、最後に打ち明けたから崩壊せずにハッピーエンドってこと?なんのこっちゃ?
おバカなことをしてイヤフォンをプチっと押していろんな並行世界を行き来するのは面白かったけど、せいぜい視覚効果賞とかくらいで、これが6冠でトップガンが音響賞だけって、マジで意味不明。見終わった直後は、「中国忖度&トップガンはトムクルーズがジャケットに台湾の国旗着けたからはじかれたのかな」と思っちゃいました。
これがアカデミー賞作品賞?
(原題)Everything Everywhere All at Once
ハリウッド的セカイ系カンフー映画
内容は良いのかも
カオスって言っておく
期待度MAXから鑑賞したらけっこう困惑というのが正直なところ。評価が二分されていることは監督の過去作からも想像はついたので、がんばっておもしろがろう、話に付いていこうとスクリーンに集中したのだが、それでも意識が時々別のバースに飛んでしまった。いくつかの著名な映画評論のおかげでオスカー7冠の理屈はわかるけど…。
そもそもコメディ?ギャグ?要素が個人的にまったくハマらず。下ネタは嫌いじゃないが、ディルドをヌンチャクにしたり、アナルプラグ型のものが肛門に刺さったところで露悪的なだけで笑いにはならない…と思ったら、CINRAというウェブメディアで、ディルドやプラグはQIAカルチャーと切り離せないとの説明。いやいや大人の玩具までそこに結びつけにゃならんのか。
ただ、ムービーウォッチメンでの解説で監督の一方ダニエル・クワンがADHDであることが語られていて、妙に納得。スイス・アーミー・マンも妄想的に話が進行し、これなにやってんの?感があったものの、ある視点を持つことでまさに膝を打つ作品だった。せめてスイス〜同様100分以内に収まってたら、とソーセージ指バースの自分なら楽しめたかも(適当)。
編集能力は圧巻!だが…
マルチバースの世界がスクリーン上でコロコロ変わる。これが見ていて気持ちいい(途中までは)。
設定は難しいのではなくおそらくほぼない。
いろんな宇宙があるよーってくらい。
下ネタはいらなかったな。静かな奴が急にきつい下ネタいうと冷める感じ。なんのフリもなく急にやられても。
そもそもバカな事やると能力発動という設定がキツイ。中学生かよ…。
それでも途中までは映像?編集?の力で不思議な感覚で見れていたが、これ系の話の主人公のあるあるの終着点に向かってからがすごい長い。
もうラストは誰もが読めているのに同じような事をずっと言ってる気がした。ここでとにかく睡魔
結構悪い点をあげたが、何も考えず見る映画としては悪くない。ラストもわかりやすい家族愛?として見られるし。しかし要らん下ネタで一緒に見る人は選ばなければいけないという…
純粋な心で楽しむのが鍵、この映画の真の意味とは。
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