「ま~合う合わないはあるのでしょうけど。」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ま~合う合わないはあるのでしょうけど。
危機に瀕したパラレルワールドを救うことで、自身と家族を見つめ直す主人公の物語。
ミシェル・ヨー主演のSFファンタジー。アカデミー賞受賞と授賞式のドタバタで著名になった作品ですね。元々、アクション俳優としてのミシェル・ヨーが好きだったこともあって鑑賞。結果、完全な失敗でした。
やりたいことは分かります。
異国の地での生活。父の介護、娘との不和。そんな環境が精神を蝕み、絶えずイライラを隠せない主人公。
そんな主人公が、パラレルワールドで違う人生を歩んで来た自身に触れることで、「自身」との、「夫」との、「娘」との関係を見直し再生を果たす物語。
凄く、良いプロットだと思います。
でも、個人的には、まったく刺さりません。
ただただ、分かり難く、意味不明なシーンがが続き、拷問のような時間が過ぎていくだけす。
ベーグルや腕がソーセージになるシーンなど何かしら意味があるのでしょうが、それを考察する気にもなりませんし、そんな考察に意味があるとも思いません。
ミシェル・ヨーのアクションも、年齢を考えれば仕方がないとはいえ、「おふざけ」レベル。
これがアカデミー賞なのですから、私自身の鑑賞レベルが低いのでしょうが、それでも酷評せざるを得ない作品だと断言出来ます。
私的評価は1にしました。
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