「ハリウッド的セカイ系カンフー映画」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス hk-ainselさんの映画レビュー(感想・評価)
ハリウッド的セカイ系カンフー映画
より正確にはセカイ系とカンフーと移民ドラマとマルチバース世界観を「ダニエルズ」一流のダークなユーモアで味付けした映画。
正に「ドントシンク、フィール」である。
物凄く色々な要素が盛り込まれているけれど、コアになるのは夫婦の物語であり、親子の物語であるというのが、1部のエブリシングで主軸になる世界線と2部エブリウェアで主軸になる世界線が別モノというところで表現されている。この構成の妙は、素晴らしいの一言に尽きる。
それにしてもキー・ホイ・クァンがめちゃくちゃにカッコいい。ちょっと昔のジャッキー・チェンを髣髴とさせるので、次の映画出演が楽しみでならない。
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