「とても壮大で、あまりにバカバカしい」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス パンダマンさんの映画レビュー(感想・評価)
とても壮大で、あまりにバカバカしい
平凡な日々に飽き飽きしてるママが、別の世界線と繋がることで宇宙(?)を救う話。
思いの外、けっこう評価低いのがビックリ。
兄妹で共有してるおもちゃ箱をひっくり返したような映画。真面目に変なキャラたちが戦闘しているところ、ゲームのMOTHERを思い出した。
途中まで「これは一体なにを見ているんだ…?」と混乱。ただ世界線が繋がるルールが何となく分かると、バカバカしさに面白さが加速。
世界線がごちゃごちゃしてきて考えるの止めてから、終盤になんか深いテーマ投げかけてきて泣いた。
と思ったらやっぱりくだらなくて、再びなにを見ているのか分からなくなる、という思考をごった煮される感覚大好きです。
冒頭の鏡、世界線飛び越えるときの演出、エレベーター、石、映画館などのバラエティー豊かな表現に感動。とりあえずエネルギーに圧倒された。
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