劇場公開日 2023年3月3日

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「いわゆるマルチバース系の中では「お笑い系」の要素が強いかな?」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5いわゆるマルチバース系の中では「お笑い系」の要素が強いかな?

2023年3月7日
PCから投稿

今年72本目(合計724本目/今月(2023年3月度)7本目)。

 こちらの映画の投稿も遅れました。
いわゆる「マルチバース」をテーマにした映画は何か版権でもあるのか、1年に10本くらいは流れてきますが、中にはアクションバリバリという映画もありますが、こちらはお笑い・コメディ色が強いです。

 ただ、いわゆる一般的な「マルチバースもの」を基準に見に行くと、展開があっちこっち「妙な展開・理解」に飛ぶので、「そのマルチバースものだ」ということを前提にすると、やや肩透かしを食らうかな…という印象です。

 いわゆるB級映画というご意見もありましたが、そこまでの「積極的悪害」までは感じられず。まぁ、マルチバースが好きという方からすると「異端作だなぁ」という評価になると思うのですが、マルチバースを離れて「一つの映画」という観点からすれば、どうみてもA-評価で、多くの方はAランク評価になるのでは、と思います。

 なお、この手の「マルチバースもの」は、作品は違っても誰が犯人だの誰が悪役だのどうやってうんぬんを書き始めると一気にネタバレであるので、そのあたりは省略します。結局のところ「マルチバースものでもコメディ色が好きかどうかで行くいかないが大きく分かれる」作品では、と思います。

 採点に関しては以下の通りです。

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 (減点0.3/マルチバースものの一般的な期待とやや異なる)

 ・ もちろんここは減点が難しいのも重々理解しているのですが、過去(私が見に行くようになった2020年以降)で、いわゆる「マルチバースもの」でこんなにコメディ色・ギャグものが強い映画ってほかにありましたっけ…?

 「その意味では」「マルチバースものだ、楽しみだなぁ」という方の期待を裏切ってしまったかな、という点は「ある程度」指摘はせざるを得ませんが、逆に「マルチバースものでは絶対にギャグ・コメディに走ってはいけない」という「かたのあてはめ」も変な話であり、減点幅はどう考慮してもこの程度(正直、0.2で切り上げ5.0にしようと思ったくらい)です。
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yukispica