「あっち行ったりこっち行ったりワケわからんけど」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス ゆみありさんの映画レビュー(感想・評価)
あっち行ったりこっち行ったりワケわからんけど
マルチバースをベースに描かれた映画です。そういう映画や小説もいろいろあるけど、こうも沢山の数の世界が描かれ、次から次へと世界が変わるっていうのは珍しいんじゃないかな。映画にはストーリーだとか、感動だとか、そういうものを重視し、求めている人にはつまんない映画かもしれないけど、僕はそれなりに楽しめた。
生物が生まれなかった並行世界って言うのまで出てきて、石っころがエブリンだったり、ジョイだったり、というのは笑えた。また、1000万年前(だったかな?)に枝分かれした世界というのも出てきて指がソーセージなんてのもありました。実際、マルチバースを主張する著名な物理学者もいるわけで、だったらこんなのもありなのかなと思いながら観てました。
観てる方はジェットコースターに乗せられたような、とんでもない世界観、映画です。
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