「【試写会にて】A24初のSF超大作‼️」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス シナモンチュロスさんの映画レビュー(感想・評価)
【試写会にて】A24初のSF超大作‼️
2/16のFilmarks東京試写会にて、A24史上No.1大ヒットそして第95回アカデミー賞最多の10部門11ノミネートを取ったのですごく楽しみにしてました🤗
スイスアーミーマンのコンビ「ダニエルズ」が監督と脚本、マーベル映画のキャプテンアメリカやアベンジャーズシリーズを手がけたルッソ兄弟がプロデュースした作品ということでマーベル的要素も含まれてるし、監督をしたダニエルズのコメディ要素もミックスされてまさに"A24らしいエンタメマーベル作品"といっても過言ではない映画に仕上がっているのではないかと思いました。
キー・ホイ・クァンさん演じる主人公の夫ウェイモンドが別の次元を生きる(アルファ・ウェイモンド)に体を乗っ取られ、国税庁で最初繰り広げるカンフーアクションに興奮しました🤩✨✨
別次元のありとあらゆる世界に生きる可能性(自分達)にアクセスして能力を覚醒させて戦うという設定がすごく斬新でとても面白かったです。
主人公のエヴリンと娘のジョイが監視カメラのモニターの前で喧嘩してる時にモニターに少しフォーカスが当てられるのですがその時から夫のウェイモンドが別次元に生きるアルファ・ウェイモンドに体を乗っ取られはじめて、国税庁ではじめてエヴリンに対して別次元のアルファ・ウェイモンドに「全宇宙を救えるのは君だけだ」といわれそこから予想も常識も超えたマルチバースの世界で壮大な闘いに巻き込まれてゆくのですが…
全宇宙のカオス(悪の根源)の正体は娘のジョイでものすごく流暢な英語で表情や声を変えてダークサイドのジョイ=ジョブ・トゥパキなどを演じていてステファニー・スーさんの演技の幅びっくりしました。
そしてエヴリンのお父さんでジョイにとってはおじいちゃんのゴンゴンの別次元のアルファ・ゴンゴンが別次元の世界のリーダー的存在で、エヴリンがジョブ・トゥパキを倒すのを躊躇すると娘だろうがあらゆるマルチバース(別次元)に影響を及ぼすものは絶対に滅ぼさないといけないというところでエヴリンが葛藤する部分だったり、母と娘の(エヴリン)どう理解してあげればいいの(ジョイ)なんで理解してくれないのという家族愛がメインテーマになっていて最後はハッピーな感じでおわってよかったなーと思いました。
まだ公開日が2週間後と全然先ですがダニエルズの2人が日本が大好きということで反響によっては続編かこういうテイストの映画をまた製作してくれるのではないかと期待しています😳
※結構色々と詰め込んでて、ダイナミックかつスピード感があったりするので1回みただけでは作品を理解するのは難しいかなと私は思いました🤔私自身も公開日の3月にまたみてみようかなって思ってます。