赤い糸 輪廻のひみつのレビュー・感想・評価
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B級感があるけど良い映画
台湾の映画なので、俳優陣はほぼ知りません。
VFXが派手だったりセットがチープだったり、多少B級感がありますが、エンタメとしてとても良かった。
転生とか赤い糸とか、日本人にもわかる内容だけど、台湾の文化が見えて良かった。
恋愛映画ではありますが、別の視点も多いので、恋愛映画が苦手な人にもオススメです。
凝った構成のラブ・ファンタジー 高校の制服姿で悪霊とバトルする「週刊少年ジャンプ」的なところも面白い
落雷で命を落とした青年が、赤い糸を使う縁結びの神様“月老”となり、現世の縁結びを行う中で、初恋の相手との失われた記憶を取り戻していく、輪廻転生ラブ・ファンタジー。
予告編では、輪廻転生を扱ったロマンチックなラブ・ストーリーの面が強調されていましたが、それだけではなく、月老たちが、なぜか日本の高校の制服を着ていることもあり、悪霊とのバトルもあるため、「週刊少年ジャンプ」の漫画の実写化のような雰囲気満載。
他にも日本のアニメ、漫画、「リング」「呪怨」ネタも多数。
主演が(竹内涼真+成宮寛貴)似のイケメン、ヒロインがマナカナ(三倉茉奈 三倉佳奈)似(カワイイ)。
ラストまで、いかにも泣かせるストーリー展開ではありますが、それは承知の上で観ているので、待ってましたという感じ。
なかなか凝った構成で、面白かった。
エンドロールに流れる主題歌も良かったのですが、そこに延々と映される、変なスタッフ・キャストのペット自慢みたいなのが邪魔で、せっかくのラストの余韻がぶち壊しです。
プロなんだから子供じみた内輪受け、内輪自慢は、ほんとやめてほしい。
日本と韓国以外では放映が難しいタイプの映画かな…。
今年4本目(合計1,096本目/今月(2024年1月度)4本目)。
※ 台湾作品です。以下、「台湾」といった場合、中国本土を含まない意味での台湾を指すものとします(断らない限り全て同じ)。
タイトル通り「赤い糸」がテーマの一つに入ってきますが、冒頭か10分あたりのところででてくる「七夕伝説」(織姫と彦星のお話)について、台湾では「赤い色で結ぶ」文化があり(バレンタインデーと並んで告白に適した日とされる)、この点でそのような文化がない日本とやや異なります。ただし、七夕文化が多少の差異はあるとしても存在するのは漢字文化圏である中国・台湾・香港・韓国(北朝鮮)・日本程度であり、そもそも「文化自体が存在しない」国のほうが多いです。こうした事情から、「日本・韓国以外での放映はそもそも難しいのでは」と思えます。
このこと(七夕伝説のお話)は最初に出て、ここで「月下老人」(月老)の話も出ますので、漢字文化圏である日本では、台湾のその文化の差異がわからなくても理解はある程度可能で、逆に言えば同じ漢字文化圏である韓国(北朝鮮)以外では放映が著しく無理ではないか…と思えます。
この「日本ではある程度わからないところも補って見ることができる」点は映画のプラス材料でかつマイナス材料でもあります。冥界、閻魔大王などは日台である程度解釈は違っても基とする文化は同じだし理解も容易ですが、その分、映画全般にあたって町の看板などに字幕のない部分もあります(「調剤室」や「胃炎」など。登場人物の一人が薬局にいることによる)。一方で「階段」にはなぜかそのまま「階段」という字幕がつくのも珍妙で、逆にいえば「調剤室」は違う意味なのかとか勘ぐっても意味がなく、余りその辺のことをどうこういっても仕方がない気がします。
また、マイナス点に挙げている方も多い「妙にストーリーの流れが遅く感じられる」点については私もそう思いました。映画館では「常識的な範囲で」スマホで時間を確認することくらいはどうこう言われませんが、途中からラブシーンやキスシーン、ダンスシーン等が出るので、「これで終わりなのかな?」と思いつつずっとずっと続いていくので(まぁ、メタ的にいえば「放映終了時間まで映画は放映される」わけですが)、「いったいいつが終わりなのかわからず、ずっと同じようなバトルシーン等も出てきて混乱する」といった点も同時に抱えます。
なお、映画全般にわたって日本文化「そのもの」を参照しているシーンが少なからずありますが(いわゆる「ミュージカルシーン」で流れる音楽が日本語「それ自体」であったり、スラムダンク等のネタが出る等)、この点、日本上映にあたって「差し替え」を行ったのか原作自体がそうなのかは不明です(どちらにもとれる。日台では文化の差は少ないし、交流も良好なので、常識的な範囲で許可をもらって「あえて」日本文化を入れたようにも思える)。
採点に関しては、上記に述べた点以外に致命的な問題があり(ここでも言及あり)、それを気にしたものです。
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(減点0.3/エンディングロールが極端に長い、意図するところがよくわからない)
ディズニー映画を彷彿とさせるほど長いです(10分くらいある?)。また、エンディングロールの部分も2つに分かれているので、最初のほうだけ見ると「もったいないかな」といったところもあります(前半のそれの放映後、「おまけシーン」のようなものが3分程度ある)。ただ、そこももったいないな(エンディングロールは最後まで見てね、は入れてほしかった)と思った一方で謎なのは、後半の長い長いエンディングロールを見ると、謎の「(Windows95か98か古いOSの)エラーシーン」で終わってしまうという珍妙な終わり方をする点で(正直何を意図しているのか不明…。わざわざエラーシーンを出す意味ってあったんでしょうか?)、放映フィルムがバグってるんじゃないかとすら思ったくらいです。
※ 最後のその「エラーシーン」が「8181」のコードを出していたことから「バイバイ=終わりですよ、ということ」にも読むことは可能で(8181でしたっけ?)、よくわからない部分ではあります。
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(減点なし/参考/バスケットボールについて)
台湾ではバスケットボールは、野球に次ぐか、野球をしのぐほどの「国技」です(映画内でバレーボールでも他のスポーツでもなくバスケットボールになっているのは、そのため)。
孟婆湯とか、そういう系の映画は必ず見ます、 ストーリーが絶対好きだ...
孟婆湯とか、そういう系の映画は必ず見ます、
ストーリーが絶対好きだから
これも良かったです
月下老人とか牛頭馬頭とかって、
人の(というか神様の)名前かと思っていたんですけど、
もしかして神様が請け負う役職名?
諦念って日本語をこの映画で学びました
そして、初めてカタツムリのアップで泣きました
いろんな要素が詰まったB級作品だったけど、
下品なところがないともっと良かった
最高やん
控えめに言って最高!
あのとき助けて頂いた◯◯です
ほどけてばかり
「あの頃、君を追いかけた」の監督の最新作ということで、撮るジャンルが異なる監督の作風に興味はあったので、小規模上映ですが朝イチ回に飛び込んでの鑑賞。
クリスマス当日だったので、ビビアン・ソンさんからのメッセージがあってなんだかほっこりしました。
期待していたものとは違う…というかジャンルがこれでもかってくらい入り混じっていて混乱しました。過剰すぎる演出も相まって胃もたれしてしまいました。
雷に打たれてしまった主人公が元の世界に戻ろうとするという転生系のお話でしたが、異世界に飛ぼうとかではなく現実世界に戻ろうというのは中々斬新で良い試みだなと思いました。
ただ、転生を待機する世界での登場人物がやたらめったら多くて画面がうるさいですし、それらもなんだか過剰に振る舞うのが鼻について、しかも面白さには全く繋がっていないというなんだか致命的な作りになっていました。
ホラーだったりグロ要素や変態要素を突然ぶち込んでくるのは監督の趣味嗜好だと思うので、しゃーないかなと最初は観ていましたが、それがあまりにも多すぎるかつ割とインパクトのあるものだったので、小学生以下はこの作品を観に来ることは無いとは思いますが、PG12指定くらいはあっても良かったんじゃないかなと思いました。
VFXマシマシのアクションシーンはなんで入れた?とは思いましたが迫力はしっかりあったのでモーマンタイで。
ラブストーリーのシーンはまだ良いなぁと思えるんですが、そこまでの過程がいくらなんでも暴れすぎまとまらなすぎなのがキツかったです。
アルーが助けに来るところはウルっときました。
エンドロールでこれでもかってくらい犬・猫たちの写真が流れてきて、間違いなく今作の一番良いところでした。製作陣の動物愛は劇中のアルー含め強く伝わってきたので、そこはとても良かったです。
台湾映画ってあまり観る機会が無かったので気にしたことはありませんでしたが、結構自分と相性悪いんだろうなーと思いました。こんな自分の感想を覆す作品が出てきて欲しいです。
鑑賞日 12/24
鑑賞時間 9:40〜11:55
座席 H-9
泣かせようとするのと下ネタ
エンタメを全て詰め込みました!
まじで全部入れてるんじゃない?アニメまであるし笑
ここまで詰め込んだらある意味感動しますよ。
日本のサブカルが豊富に用意されている。
冥界から現世にいくシーンはポップで、アニメーション的な感じもあり素晴らしいと思う。前時代的オタクも久しぶりに見て懐かしくなったわ。
・不満点
説明と号泣させようとしてフリを何度も映像で見せてくるのが面倒。
付随して長い。非常にもったいない…。
また下ネタが浮いてるように感じた。
パンフレットはデザインは凝ってるのに、中身が薄い。最初監督のコラムが結構載ってて、いいじゃんとおもったら訳して再編集されたもので少々ガッカリ。(HPで読める…)
ホラー描写が結構気合入っているので、怖いのが苦手な人は注意です。
かなり楽しめましたね~。さすがに金が掛かっていそうだったけど日本でもこんな作品作れないかなって観ていて思った次第です。
追記
首がそれだったかも
ファンタジー強め
無機物もイケるんですねw
落雷に打たれて死んだ青年が人間に転生する為に相棒ピンキーと共に月老となって、人間界で縁結びをすることになる話。
手首につけられた数珠玉の善行の証である白い玉の数によって転生する生物の種類が決まるという設定で進行していく…どうやったら白くなるのかわからんけれどw
純愛ファンタジーということだけど、怨霊らしきものとのバトルあり、貞子&俊雄みたいなものが出てきたりとドタバタコメディ感ありで、純愛パートがテンポ悪くて寧ろダルいのは自分がそれを苦手なだけ?色々な設定が有り過ぎてちょっと小難しさも感じるし。
詰め込みまくりのエンタメ作品で全体的に楽しくはあったけれど、感動させたいのがミエミエでちょっと面倒くさかったりして、面白くはあったけれど大絶賛とはならなかったかな。
いやーエンドロールも長かったりw
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