「どこかチグハグ」ブラック・フォン ドラゴンミズホさんの映画レビュー(感想・評価)
どこかチグハグ
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監禁された少年が幽霊の助言で助かる・・・と聞いたら新鮮なアイデアに聞こえるが、どこかチグハグでコンセプトが曖昧に感じた。
●幽霊…つまり奇跡はうまく配列しないとご都合でしかない。なんで主人公だけ幽霊の声を聞けて、それまでの犠牲者と違って助かったかとか、腑に落ちないところが出てしまう。
少年に霊能力があってその能力で忌み嫌われている…とか?妹は予知夢を見るとか奇跡の安売りみたいに感じる。
●幽霊のアドバイスも中途半端で逆に主人公がピンチに陥る。何なんだろう?
●犯人がただの狂人とかイーサン・ホークが演じた割に安っぽい。仮面を被せるなら身近な教師が犯人とか意外性が欲しい。
●妹の通報は的外れだし、最後は電話で殴るだけで犯人を撃退。絶妙な脱出劇はなかった。
名作「ミザリー」みたいなのを期待してたけど、違ったね。
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