「ホラーっぽい青春成長物語。」ブラック・フォン バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラーっぽい青春成長物語。
いやいや、なかなかの出来っすね!なかなかの掘り出し物だったのではないかなぁ?って思いました。それとエンドロールでびっくり。まさかのイーサンホークだったのね?さすがの演技でした。(事前に情報見ていないので知らなかったのです)
さて、本作。黒電話が当たり前にあった時代設定。自分ににとってそこそこ懐かしい気分になる描写が多数でそれはそれで楽しいです。けど、「ブラック・フォン」は時代設定のみの意味ではなくストーリーのキーになっています、お話を回していく扉として。もちろんホラー仕立ての作品で「バーン!」とか「ドーン!」とかありはしますが(何回か身体跳ねました)、その味付けはそこそこなんです。あくまで「ホラー風」って感じ。だからこそ好きなんですけどね。
怖くなるはずのポイントなのに、意外や意外のスピリチュアル系テイストだったりします。そして、そして何よりびっくりの青春成長物語なんですよね。それがなかなか良い感じにくすぐってくれます。そこはかとない熱い展開、少年ジャンプ的なノリが押し寄せてきますから男の子は燃えるぜ!。そして妹のグェンが激アツです。彼女自身もスピリチュアル・グリバリの「石を片手に」の武闘派ww。超COOL!!だから、ラストのお兄ちゃんとのシーンは「じ〜ん」いいですよー。
なんだよーいい意味で肩透かし食らっちゃったけど面白いじゃぁん。これはこれで「アリ」っすね!
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