劇場公開日 2023年3月24日

ロストケアのレビュー・感想・評価

全320件中、181~200件目を表示

0.5嫌な映画だった

2023年4月2日
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私は資格は何もないが、前職 デイサービス、現職 就労B 勤務。
長澤まさみファンなので観たが、気持ち悪さ以外 何も残らなかった。
昨年 認知症だった母が他界している。

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まっぴー

3.0老後のことを考えてしまう。

2023年4月2日
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一応、妻子はいますが老後誰か面倒を見てくれるのか不安になったと同時にやはり子供には迷惑かけたくないな〜と考えさせられました。
現在、単身赴任していますが、家族から連絡が来るのは、数ヶ月に一度ぐらい、しかもLINE!
週末に風呂に入っている時等に今ここで倒れたら発見されるのは週明けだな〜とたまに恐怖を感じます。
すみません、脱線しました。
映画の内容としては、少し暗く笑いもくシリアスな内容でした。
その中で松山さんの演技は力強くすごくよかった!
松山さんってこんなに目力があり演技がこんなにうまかったんだと思いました。そんな中、脇役でありながら凄い演技を見せてくれたのが、柄本さんです。
もう、さすがというしかない!
柄本さんの演技で、この映画がすごくしまった良い映画になっていると思いました。
坂井さんも久しぶりに見ましたが、50歳すぎても綺麗で、若い頃より今の方がタイプかも。
年配の方には見てもらいたいです。

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ツヨポン

3.0すごく良く出来てました!けど。。。

2023年4月2日
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原作、葉真中さんのファンで原作も既読です。
キャストの皆さん演技が素晴らしくてのめり込みました。作品としては素晴らしかったんじゃないでしょうか。間違いなく今年の日本アカデミー賞ノミネートはいくでしょうね。
ただ、こればっかりは映画の宣伝の特性上、仕方ない部分はあるのですが、原作のフーダニットの部分をもうちょい楽しみたかったですね。
宣伝、ポスターも含めてネタバレでしかないので、犯人誰なの?えーそっち?!をもう少し楽しんでもらえる作りだとよかったと思います。
でもそれ以外は本当に色々考えさせられる素晴らしい作品でした。

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Hideking

4.5絆=呪縛

hさん
2023年4月2日
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自分がされて嬉しいことは他人にも。。。

普遍的な優しさとは

さもありなんを聞きながら
涙が止まらない
理由は解らないが劇場を出てもずっと。。

もう一度観てみよう

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h

3.5高齢化や介護をめぐる問題に、正面から取り組んだ意欲作だと思う、けど!

2023年4月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

涙が出てくるような辛辣な介護と老人の現実を
次々と突きつけられる
そこには、救いも、希望も、感動もなくて
胸にずっしりと重く溜まってゆく…

社会的弱者が介護のために、自分の人生を犠牲にしても、
助けてくれる法律はないのに
その人が介護に耐えきれず、相手を犠牲にしてしまえば、
たちまち法に裁かれる…
この国の現実に、あらためて、がく然とした

あとひとひねり、ストーリーに深みがあればなぁ…
ちょっと、ドキュメンタリータッチだった

松山ケンイチ✕長澤まさみ、松山ケンイチ✕柄本明
の丁々発止の迫力ある演技は、
かなり見応えあり!
セリフの間合いや、表情で語るあたりなど、
さすが!のひと言

また、
鏡や窓に写った虚像と実像を対比させたり、
アクリ板を挟んで写りこんだ虚像と実像を交互に入れ替えたりと、
斯波と大友の対峙シーンの映像は印象深かった

あー、
なんか歳取るのが恐ろしくなってきたー

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ぴーちぱい

4.5誰もが直面するリアル

2023年4月1日
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淡々と現実を見せつけられる。
これは映画か?いや、ドキュメンタリーか?
見終わると頭が混乱するほど、
ストーリーも役者もすごかった。

一点残念なのは、
新人の足立さんの過去などにもう少し踏み込んで欲しかったこと。
途中、少し「?」だった。

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わたわたわたたたたん

4.0職務と個人的な感情の間

2023年4月1日
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評判の良い介護師が、密かに老人を殺していた事件を担当することになった検事の話。

介護疲れの家族を救う為の殺人と、死刑という国家の秩序を保つ為の殺人は同じだと主張する犯人。
対して、他人の人生の最後を勝手に決める権利など無いと論ずる主人公。

何でそんなに犯人に寄り添うのだろう?粛々と法に則り裁けば良いのに?と、観ながら思ったのだけど、その理由は最後に明かされる。

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DKawa

5.0すべての国民が向き合うべきテーマ

2023年4月1日
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このテーマはすべての国民が向き合うべき、ある意味、道徳の授業にぶち込んじゃっていいくらいだと思う

もしそのタイミングが来たとしたらばどっちに投票するかを、いまのうちからみんな考えはじめたが良い、自分は、柄本明の思いを公的に叶えてあげるべき派

出張介護サービス会社に勤める、周りの誰からも信頼されてるスタッフがその実、担当する多くの老人を死に至らしめてて、そしてそれを、救い、であるとする

周りの人からは見えにくいところ、ところどころのご家庭で、大分変わってしまった、むかし優しかった老親が引き起こす、いつ終わるともしれない阿鼻叫喚

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sysr

4.0柄本明ってすごい

2023年4月1日
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松山ケンイチさんも長澤まさみさんも凄いんだが柄本明の凄さ!圧倒的。
近い将来絶対に来る未来を見た。
一番染みる年頃だけども若い人にも見て欲しい。
すぐ近くの未来に不安が滲み出る。
私は穴に落ちる方だ。

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ぱぴこ

4.5骨太の社会派

2023年4月1日
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題材が重いだけあってどう展開するかだったが、流石にやられた。
特にラストはもう正義ですって言い切る終わり方。
松山ケンイチと長澤まさみの演技合戦もも見物。
避けては通れない問題を考えて行かなければならない。「見たいものしか見ない」ってセリフが刺さる。

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るい

4.0もっと良い作品に成れたのに

2023年4月1日
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誰も裂けられないし私自身も経験しいずれ逝く自分には身近で重いが大事な話だからこそ、ストーリーは焦点絞って淡々と描いて欲しかった後半ストーリーに無駄が感じられた穴に落ちた普通の日常を描くだけで充分だったと思うそれだけで感情の重さに耐えられない。

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なんてこった

4.0最後の折り鶴のシーンいやー泣かされました。イイ映画でした。観て良か...

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

最後の折り鶴のシーンいやー泣かされました。イイ映画でした。観て良かったです。

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binn

3.5まぁ、ほぼ予測通りの展開ですね

2023年3月31日
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鑑賞方法:映画館

まぁ、ほぼ予測通りの展開ですね

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晴

4.5

2023年3月31日
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想像以上によかった!

長澤まさみと松山ケンイチの2人の聴取でのやり取りを中心に物語が進んでいくんですが、なぜ42人ものお年寄りを殺害するに至ったか、最初の殺害だった父とのやり取り・経緯のシーンが本当に身につまされる。

こういう状態に追い込まれている人って、かなりいるんじゃないでしょうか?
自分も父を亡くす過程で、映画のシーンと本当にそっくりな場面があって、その時の感情がよみがえりました。

介護の問題は深刻で、今後どんどんこうしたケースが増えていくと思うんですが、思ったのは、選択肢があってもいいのではという事。

生き続ける事が本当に幸せなのか?安楽死はタブー視されるけど、本人の意志が明確にあっての事なら、そういう選択肢があってもいいのではと感じました。

長澤まさみがお母さんに頭を撫でられるシーン、松山ケンイチが父を殺害した後に、折り鶴に書いてあった父からのメッセージに気づくシーン、涙が止まりませんでした。

冒頭の遺体のシーンが、実は長澤まさみのお父さんの孤独死の現場だったという展開も衝撃でした。

1つだけこのシーン無くてもいいのでは?と思ったのは、松山ケンイチを尊敬してた後輩の介護士の女の子が、松山ケンイチ逮捕後に、介護士を辞め風俗嬢になっていたシーン。

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mac0812

4.0前田哲監督 新作がベストを続けていてすごいと思う

2023年3月31日
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松山vs長澤が凄い迫力で入ってくる。向き合って話すだけの場面の見せ方が上手いよなあ。柄本と3人の演技でずっと観られました。鈴鹿もいい俳優になってきますね。「こんな夜更けにバナナかよ」から、「そして、バトンは渡された」「老後の資金が足りません」とシリアスなテーマなのにエンターテイメントにするのが上手くて感動させてくれる前田監督ですが、本作は笑いの要素なくグイグイ来る。
でも後味は悪くない。前田監督の才能と手腕を感じます。
今後もずっと期待してしまいます。

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SUZUKI TOMONORI

4.5優しさとは何かについて考えさせられた

2023年3月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

介護において優しさとは何かについて考えさせられた。勿論殺人は許される事ではないが、介護する側は疲れ果て、される側もこれ以上生きる事を望んでいないのに、介護を続けるのは「優しさなのだろうか?」と考えさせられた。
斯波が殺人に至るまでの過程がわかりやすく丁寧に描かれていた。サスペンス要素はあまりないが、非常に面白く考えさせられた。

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ぬおーん

4.0絆や家族愛や親の恩と罪悪感という呪縛

2023年3月31日
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鑑賞方法:映画館

実両親義両親を見送り、自分の終活も考えなくてはならない年齢にさしかかってきた。
だから、このテーマは身につまされる。綺麗事では解決できない。
4人の親の死を見届けてまず感じたのは開放感だった。「やっと、終わった。」
自分のまわりの同世代のひとたちも、純粋に親の長生きを願っているばかりではない。
あるひとは言った。「私は母より長生きしなくちゃならない。それは、母への愛や責任感ではなく、母が死んで開放されて、自分のために生きたいから。」

映画館で、ずっと斯波の視点に肩入れしつつ観ている自分がいた。
松山ケンイチの眼の演技が秀逸。介護士としてお年寄りと接するときの慈愛に満ちたまなざし、司法と対決するときの何もかも諦めたようなぞっとするほど虚ろな瞳、最後に大友の告白を聴いているときの感情を取り戻したようなまっすぐな視線。

家族の絆という呪縛に囚われ続けなくていいよ、そう声を大にして言いたいが、じゃあ家族が放り出したら、この国の高齢者(特に貧困層の)はどうなる?
本当に気が重くなる、切実な映画だった。

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みい

4.0実話を元にした作品ではないらしい

2023年3月31日
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この手の事件を元にしてはいないようです!
しかしながら良く耳にする話かと思います。
高齢者の介護を的にしていますが身体障害者も含めた作品かと思います!
色々考えさせられます!
私ならどうするだろう?
気になる方は観てください!

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883HT

3.5心臓を潰されるような気持ちになった

2023年3月31日
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誰にでも起こり得る介護の現実を、際どい角度から描いている。
多数の老人を殺害した斯波の狂気性が暴かれていくのかと思ったが、まったく違う展開だった。
斯波と大友検事のやりとりがとても印象的で、法に拠り、正義に立っているはずの検事側の言い分が途中から怖くなってきた。

最初は正しいと思っていた側の言い分が、途中からおかしく見えてくる。とても考えさせられる展開だった。
(例えとして適切でないのは承知だが、かまいたちのネタのような展開。)

斯波にも正義があり、そして斯波の行動で救われた人間も間違いなくいる。
正論・正義は時に残酷で、むしろ人間らしさがないこともある。
そういったことを強く感じた。

メッセージやストーリーはすこぶる良かったが、大友の行動の意味がわからないところや不要に感じる描写があったのが残念。
検事はなぜ最後あのような行動に出たのか?何を伝えたかったのか?検事も救われたかったのか?
疑問符がいくつか残ってしまった。原作を読めば納得できるのだろうか。気になる。

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あぶる

5.0長寿を喜べない時代になって

2023年3月31日
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鑑賞方法:映画館

健康寿命という言葉がある 医療や介護サービスの世話にならない年齢のことを言うようだが、骨折や脳卒中などの入院を契機に要医療あるいは要介護状態となって、逝去するまでの間が、医療・介護サービスの進歩・普及により数年、人によってはその間は10年以上となり、この数年から10年以上が「生きている」というより、見方によっては「生かされている」という現実がある  「ピンピンコロリ」、死ぬ直前までピンピンしていてコロリと死
ぬことが、高齢者自身の願いだという人もいる一方で、子どもの側からすれば親の長寿を願いたいという気持ちがある
しかしその多くは医療や介護サービスといった「社会の支援」があることが前提であり、子ども自身の仕事やその家族生活を犠牲にしなければならない「家族介護」のみで先の見えない数年から10年以上を費やすことは困難なことである  社会の支援なしでは、介護者である家族が、「親孝行の美談」から一転、虐待・放置といった「加害者」にいつ変わるかもしれない、という危うさの中で家族介護が行われている  骨折や脳卒中で救急入院して一命をとりとめれば「退院許可」という「命令」が主治医から告げられる  月20万支払えれば、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、療養型病院という「選択肢のカード」があるけれど、支払えなければ「自宅」もしくは「家族」という選択肢しかない  親が基礎年金だけなら、支援する子どもが一人っ子なら、「親ガチャ」じゃないけれど、親の余命の間子どもが介護づけの生活となることが確定するのかもしれない
「失われた20年」世代に非正規雇用の方が多く、また8050問題といわれる80代の親の年金に寄生する未婚の50代、こういった人々が親の介護にこれから直面してくる
医療も介護も「2割負担」「3割負担」と自己負担が引き上げられれば、医療・介護サービスを購入できる「安全地帯」で暮らす人以外はみんな「穴に落ちる将来」に直面する
きれいごとではない「自助・共助」の呪縛が始まっている
本作の検事も容疑者も、立っている場所の違いはあっても、常に親の介護についての葛藤の中にあり、観る側も他人事ではないことを知っているからこそ苦しくなっていく(3月30日 イオンシネマりんくう泉南 にて鑑賞)

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chikuhou