劇場公開日 2023年3月24日

ロストケアのレビュー・感想・評価

全460件中、141~160件目を表示

2.02023 123本目

2023年11月2日
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怖い

出演者は素晴らしいし演技も◎

内容が重いというか、介護する方の大変さは
相当だと思うが、ほんとにこんな殺人があると
許せないです。
見終わって、どんよりしてしまう作品でした

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しゅん.13

5.0介護について物申したい

Tさん
2023年10月20日
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映画はとても素晴らしかった。
検事と犯人、どちらの正義も正義だと感じた。
この場を借りて言いたいことがある。
うちの両親とも、車いす生活で要介護3〜5を経験している。父親が亡くなってから、5年後に母親が車いす生活となった。
介護される方は、最初は感謝の言葉を述べるが、それが当たり前になってくると一番辛いのは自分だと我が儘になる。介護する方も、出来る限りの事をしようと精一杯お世話をするが、それが当たり前と思われると辛くなる。
世の中の大半の人は、施設に預ける事を「悪」と感じていて、預けられた人を可哀想と言う。
実態を知らないのに、口は出すべきではない。
当事者はいっぱいいっぱいなのだ。
家で介護をされるのが幸せと思っているのは、介護に関わっていない人達ばかりだ。
施設の方が行き届いたサービスを交代しながら24時間してもらえる。介護される方もその方が幸せだし、家族も安心して毎日を送れる。
このロストケアされてしまった人達も、最後まで家で診ているから苦しくなる。
金銭面で施設にお世話になるのは難しい人もたくさんいるのは知っている。自分も、それだけの貯えを作れるか不安だ。
それこそ、私自身が介護を必要とする身体になったら、介護されるより死を選びたいと思う。その頃に、尊厳死という制度が出来ていれば…と思っている。
父が寝たきりになり、食べ物も嚥下食しか食べられなくなった時「早く死にたい」と呟いた声は、10年以上経っても忘れられない。

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T

4.0重厚で心えぐる

2023年10月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

非常に思いテーマを扱った作品で、関心はありつつも他人事、将来のことと心の奥で見えない、見ないようにしているところをえぐる作品。
松山ケンイチと長澤まさみの演技の実力を感じる作品。でも何より柄本明のあの演技、観客が耳を傾けてかろうじて聞き取れる苦しみの言葉に震えた。
安全地帯と穴の底は紙一重。
現実問題として他作品でも同じだが、検事や検察事務官があそこまで捜査するのかという問題は置いておかねばならない。

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Misty

3.5安楽死と殺人は紙一重

2023年10月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

小説「ロスト・ケア」(葉真中 顕 著)を数年前に読んだが、時代が変わり、内容を変更して映画化をしたのはよいことです。
寝たきり高齢者を殺していく介護士と女性検事のやり取りが続く映画です。最近見た映画「PLAN75」は高齢者の安楽死をテーマにしています。
答のない問題なので、マスコミも政治家も社会も個人も議論を避けています。
安楽死と殺人は紙一重なのに。

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eimei

4.0救いとは

2023年9月30日
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鑑賞方法:VOD
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ぞの

4.5殺人か救いか、考えや論理がせめぎ合う“ロストケア”

2023年9月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

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近大

4.0独りよがりの正義

2023年9月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

長澤まさみには惹かれたが、映画を観て陰鬱になるのは嫌なので、
映画館での観賞は控えた。
映画館で観ても良かったかとちょっと後悔。

生のみを無条件に善として押し付ける風潮には憤りしかない。
立場としては断然松山ケンイチに近い、同じと言ってもいい。
もちろん、実行はしないけれど。
そういう意味で彼の言葉に逐一頷き共感した。
長澤まさみを論破する様は痛快ですらあった。

訳の分からない某マイノリティを論議するなら、
安楽死こそもっと論議、立法されて然るべきと改めて感じた。

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みみず

3.0現代の高齢化社会に一石を投じる映画

2023年8月28日
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昨年の『PLAN75』、今年の本作『ロストケア』と次々に、現代の高齢化社会に一石を投じる映画が公開されるが、本作はなかなかの感動作だった🙂

ケアセンターの介護士=斯波(松山ケンイチ)は、周囲やケア家族らに「あんな親切な優しい人はいないわね~」と言われる人望。
介護を受けていた老人1人が亡くなったことをキッカケに「斯波が勤務するケアセンターの老人の死亡率が高い!」ということに疑念を持った検事=大友秀美(長澤まさみ)。
しかも亡くなった老人たちの死亡日が斯波の勤務日でなかったため、大友は斯波に事情聴取する。
斯波いわく「私は老人たちを殺していません。42人を救ったのです…」。⇒これは予告編で見たことあった。

全体的に介護などの場面が多めかな…と思っていたら、そうでもなくて、松山ケンイチと長澤まさみのそれぞれの家族エピソードなどは感動もの💕

しかし、自分は家族に迷惑かけないようにポックリ逝きたいものだ…と思ったが、まだまだ死にたくはない😅w

前田哲監督による佳作🎥✨

<映倫No.123417>

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たいちぃ

4.0考えさせられる

2023年8月22日
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とにかく松山ケンイチと柄本明の演技が素晴らしい映画。
長澤まさみ、藤田弓子の演技もよき!
松山ケンイチ演じる殺人犯の問題だけでなく、長澤まさみ演じる検事の事情にも泣かされる。
親への介護について、あらためて考えさせられるいい映画でした。

柄本明は、「ある男」でも感心するほどの演技力を見せてくれましたが今作もとにかくすごい。涙腺崩壊です。目を背けず、みなさん是非ご覧ください。
ラスト付近の戸田菜穂にも注目!!

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コップのサチ子

5.0モンスターか救世主か…他人事ではない

2023年8月15日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

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しゅうへい

5.0グッときて

2023年8月13日
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ハッとして、パッと目覚めました。

介護に認知症が絡んだ時の周り共々蝕まれるやるせなさを感じました。

そしてやるせなさの向こう側に降り立った独りよがりの正義に答えが出せない感じ。

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もひょもひょ

4.0介護の現実。

2023年8月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

役者全てが素晴らしかったです。
柄本明さん。
とにかくスゴい。
介護が必要になっていく様が生々しくリアル。
あの演技があったからこそテーマがよりリアルになったと思います。

公開してすぐに見ていたのですが、この作品は心が痛くなりすぎて思いが纏まりませんでした。
殺人は絶対やってはならない。
とは限らないかもしれない……。
その殺人が誰かの救いになる。
そう思うと…

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あまいち

3.0あのラストはぁ、、、

2023年8月3日
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市丸よん

4.0老いて最期、重要なイシューですね。 郷里の親はどうしているかなと、...

2023年7月25日
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悲しい

怖い

老いて最期、重要なイシューですね。
郷里の親はどうしているかなと、痛さを伴って感じられるような。

どアップの表情、役者さんらのすごみを感じました。

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woodstock

4.0溜飲は下がらなくてよい

2023年7月6日
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北枕寝二

3.0あ、あ、誰だっけ~、吉本の~

2023年6月18日
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あ、あの、あ、誰だっけ~~~
確か吉本新喜劇の~~~
っと、思ったら綾戸智恵さんだった!

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jasmine

4.0身近に感じる出来事。

2023年6月5日
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鑑賞方法:映画館

観る人の年代にもよって感じ方はあると思うが、とても身近な社会的な課題である。当事者は苦しんでいるが、周りの人にはなかなかわかりづらい生活の状況。自分自身にも他の人にも、少なからず起きることであり、そうなった時に自分がどう思って、どう行動するかは正確には想像できない。この映画では、ある意味、その場合の最悪な精神状況を前もって知ることができる。
全く退屈させないストーリー展開で、配役も絶妙で、うまく映画にした良作だと思う。
40歳以上の方には観て欲しい。若い方はもう少し歳を経たら観て欲しいかなという感じ。

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FKMovie

4.0最後が良かった

2023年6月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

思い込みと言えばそう。
救ったといえば、それも否めない。
お父さんとのシーンも、すごく良かったです。
裁判所での言葉に、なにか全てが詰まってたように私は感じました。
どんなに辛くても大変でも、かけがえのない家族なのです。

経験とか諸々によって、感じる部分は違うんだろうなーと。
森山さんの曲もすごく印象的でした!!

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kkis

4.5観れて良かった

2023年5月20日
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鑑賞方法:映画館

ケア日記の朗読シーンに涙がこぼれてしまった。

穴には落ちていないが、
検事のように完璧な安全地帯にはいないので、
殺人はダメなことと解っているのに、介護士・斯波宗典 側に立ってしまって…

もう、辛いというか悔しいというか…
何とも言えない胸を締め付けられるような…

尊厳死問題や、貧富差、適確に作用していない行政
これは目と鼻の先のことだから、
目をそらさずに、もっと真剣に、国が大々的に考えて欲しい。
非常に深く考えさせられる作品でした。

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hkr21

3.5見事な伏線

2023年5月19日
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鑑賞方法:映画館

伏線の仕掛けがあまりにも見事な作品です。

本作の紹介文としては、「42人もの老人の命を奪い、その殺人を“救い”あるいは“介護”であると主張する連続殺人犯と、彼の罪を強く非難する検事の対決を描き、なぜ犯人は殺人を犯したのか、その真相に迫る社会派エンターテイメント。」とあり、深刻な社会問題を下地にしながら、そこに猟奇的殺人の謎を解くミステリー要素を盛り込んだサスペンスドラマと捉えられますが、私は全く異なる感想を抱きました。

巻頭の、長澤まさみ扮する大友検事が、孤独死した老人の暮らす部屋の現場を検証するシーン、このシーンの意味が巻末のシーンで解き明かされます。
この巻末シーン前のラスト30分、大友検事と松山ケンイチ扮する犯人の斯波の二人での、殆ど台詞のない寄せアップでの長回しが交互に続くシーン、演技派二人の面目躍如たる、息が出来ないほどの重く濃い空気が映画館内を覆い尽くしていました。
ここで長澤まさみの目が変わりました。それまで1時間半に亘りエネルギッシュな探求心と検事としての正義感に満ちて煌めき輝いていた目が、一気に澱んでどんよりと沈んだ目に一変します。
一方の松山ケンイチ。それまでの無感動で死んだ魚のような無気力な、まるで生気のない目が急に生き生きと輝き出します。
私には、この転換が、この瞬間には意味が分からず理解不能でしたが、このシーンに続く巻末の映像で、一気に氷解しました。
この映画の本質は、この二人の“目”の輝きの入れ替わりを伏線とした、瞑想ないしは夢の中の物語です。

本作は、明らかに大友検事目線でカメラは捉えて進行します。これは多くの方も共感されると思いますが、実はこの映画は、単に彼女目線で捉えただけではなく、斯波というシリアルキラーを触媒としつつ延々と2時間続けられた、彼女の、父親の死に対する悔恨に根差す壮大なモノローグだったということが、ラストに至って始めて明らかになりました。
実際に斯波という介護士による大量殺人があったかどうかは、本作にとって問題ではありません。あくまで大友検事の心の内の後悔と葛藤を、見事な伏線を張り巡らして描いた作品です。

これは偏に、緻密に練り尽くされた脚本の完成度の高さに基づくと思います。
松山ケンイチと長澤まさみの二人の対話劇は、濃密で重厚な舞台劇のようであり、ダイアローグドラマのような展開に、観客は上映中、終始スクリーンに熱中し没入していました。

とはいえ、上映中はその圧倒的重力に吸い寄せられながらも、一方で観終えた後に強い疲労感と脱力感が残る作品でした。

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KeithKH
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