劇場公開日 2023年3月24日

ロストケアのレビュー・感想・評価

全416件中、41~60件目を表示

4.0多くの人に観て欲しい作品

2024年8月20日
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難しい

観ていて、いつ自分の身に降りかかって来てもおかしくない、まったく他人事ではない内容に、身がつまされました。
普段考えることを無意識に避けている現実問題を突きつけられた気がしました。

松山ケンイチさん演じる男の行動は決して許される事ではないと倫理的に頭ではわかっているのですが、映画を観ていると彼の行ないを肯定したくなり、これも1つの自己犠牲による正義なんではないかと錯覚しはじめ、ともすると、ある種、ヒーロー的にも感じかねないのですが、決して、それで終わってはいけない映画であるとも感じながら観ていました。

最後に裁判傍聴席の女性が叫んだセリフが非常に重要で、
結局、他人の関係性や感情なんて、理解しきれるワケもなく、
外側から土足でそこに踏み込み、自分の価値観だけで自分の正義を振りかざすことは自己満足以外の何ものでもないことをしっかり提示していることはこの映画のキモであると感じました。

救われたなんて決して思っていない人間がいる
一方で救われたと感じる人間もいる

重要なのは松山ケンイチ演じる男の行動の是非ではなく、このような誰の身に振りかかってもおかしくない現実がすぐそばにあり、その時、あなたはどう向き合い対処しますか?問われていることだと感じました。

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nao

2.0暗い

2024年8月19日
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鑑賞方法:VOD

アマプラでながら観
長澤まさみの告白いらなくない?

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ケサ

3.5見応えあり

2024年8月18日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

相模原のやまゆり園、横浜の大口の病院の事件が土台にあるのかな。自分自身、親の介護は本当に大変だった。怒鳴りつけてしまうこともあった。そんな身内介護ですら大変なのに介護士の方々は沢山の高齢者や家族と接し色々考えてしまうことあるよな。また経済的に困窮した家庭が救われない実状も悩める問題だな。外人やら戦争国家に金をばら撒くのではなく日本国民や介護に携わる職業の方を国は保護して欲しいとか色々考えさせられた。医療業界は根深いパイプで繋がってて優遇されてるが介護業界はまだまだだからね。日本の抱える問題を描いた作品。

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koo

3.0他人事では済まない。

2024年8月18日
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鑑賞方法:VOD

誰もが落ちてしまう可能性のある穴、本当に必要な人達には作用しないセーフティネットはまず見直す課題だろう。
柄本明さんの演技が1番良かった。

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はまぐりの短い感想文

5.0日本の行先をも考えさせられる

2024年8月18日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

難しい

介護、孤独死、安楽死…
自らの今後、日本の今後も考えさせられる作品。
とにかく重くて深いので観る時は注意。

柄本明の演技がすごい。
松山ケンイチの論説に心動かされる。

最近親と歳が変わらないお母さんが倒れ障害が残った。そして最近急に亡くなった。
倒れた時、友人父は書類やら何も分からず娘の友人が動き回っているのを目の当たりにした。

まだ親は健在だが、実家は遠方になる。
目を背けていたが、倒れたら?書類は?手続きは?
自分にも課題を課せられた。
こどもの人口も少なく高齢者大国になる日本。
今でも介護者不足で問題視されるのに…
ピンピンコロリと昔の人はうまく言ったように
私はピンピンコロリと逝きたい。
安楽死は認められてないが、もし認められたら
私は安楽死を選択したい。
そんなことを考えさせられてしまった。

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ゆんちゃん

3.5今でも泣けてくる

2024年8月17日
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鑑賞方法:その他

泣ける

悲しい

こういうのを見ると『京都伏見介護殺人事件』を思い出す。
最後に裁判官が被告に優しく諭したと聞く。
正解なんて無いと思う。
最後は病院でポックリ死ねる幸せを願う。

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JPwolf

3.0難しいな

2024年8月17日
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まゆう

4.0すごい演出、空気感

2024年8月17日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

余計なシーンやグロさもなく、静かで悲しく、切ないお話でした。
長澤まさみ対松山ケンイチの取り調べシーンは緊迫していて、画面から目が離せませんでした。

鈴鹿央士くんの立ち位置が癒しでもありバランスを上手にとっているなと思いました。笑えるシーンもあったので、最後まで疲れずにストーリーに集中できます。
正解が見つからない題材のため感想がまとまりませんが、観てよかったです。

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なっちゃん

4.0介護と家族という切れない絆について考えさせられる

2024年8月17日
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おしぼり

4.5生きるなら

2024年8月16日
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泣ける

難しい

心身ともに健康でいたい、だけど、ままならない現実、もはやお互いに地獄からの解放は、死によるしかないのか、、問われる、考える、松山ケンイチの眼差し、長澤まさみの葛藤、まだ現実から距離がある世代の反応など、それぞれの演技が「見たくないもの」を「魅せて」くれた。
エンドロールがあたたかく傷を癒す。。
相手の同意はありましたか?それは勝手な自己判断では? どれだけ詳細に状況を記そうとも、悲惨に「思えて」も、その本質は当人達にしか、知り得ない。関係者のその後を果たして本当に好転させた??? 心根の優しい青年を苦悩させ、歪ませてしまう、介護現場の苛酷さよ、、

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she'lly

4.0⭐︎4.3 / 5.0

2024年8月16日
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鑑賞方法:VOD

8月16日(金) @ AP映画(2023)
ロストケア
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「私、救われたんです」に心を抉られる🥹人間として生きる事がこんなにも苦しいのか?「絆」って言葉を深く噛み締める映画🎬
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#movie 🎬2024
#備忘録
#ロストケア
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#映画好きと繋がりたい
#映画好きな人と繋がりたい

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まー。

4.5意外に埋もれている一本

2024年8月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

普遍的で重いテーマを、わかりやすく伝えている良作と感じたが、キネマ旬報で年間18位という評価は、やや低すぎるようにも思える。

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Bluesboy

5.0全ての人

2024年8月15日
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鑑賞方法:VOD

人とは何をもって人なのか、生きるとはどういう意味があるのか、突きつけられる映画でした。

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まさ

3.5何が「ロストケア」だよ

2024年8月15日
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ほりもぐ

4.0ものすごく現実に迫っていると思う

2024年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ボタもち

2.5原作改変し、凡作に

2024年8月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

原作は介護保険制度、福祉への痛烈な批判を込めた作品だったが、さすがに映画化するにあたり、そのあたりはややぼかしてしまったのは仕方のないことかもしれない。上映時間の枠に収めようとして、結果的にうわべだけの社会派作品になってしまった。特にラストシーンには呆れてしまった。小説家は漫画家ほどは自分の作品への執着はないのかもしれない。映像は別物と割り切ってしまえばいいのかもしれないが、原作がここまで手を加えられてしまったことには驚いているかも。

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なみかぜ書店

3.5見て見ぬふり、心抉らえる…

2024年8月14日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

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KEI

3.5悪ととるか正義ととるか

2024年8月12日
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Don-chan

4.5穴の中にいる人間

2024年8月12日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

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さっこ

4.0怪優たちの饗演

2024年8月11日
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アマプラ自動再生していたら、
いきなり始まってしまった。
やばい…
陽光降り注ぐ、暑い夏の昼に観るテーマじゃない。

全人類に共通する重い重いテーマ。
そして一生答えなんか出ない。
それでも、いざ自分の出番が来た時に
どうするかは分からないが、今のうちから
考えておかなくてはならないテーマ。
ということで、肯定も否定もできない。
頭のどこかに置いておくことにした。
その日が来るまで。

なので映画的目線でお話しする。
なんといっても松山と長澤の熱演。
これに尽きる。
もちろん他の俳優も凄いのは言うまでもない。

最初の取り調べのシーン。
松山の背中から語り掛ける長澤。
・事実関係の確認しているだけですよ。
というアングル。
ゆっくりとカメラは90度移動し、
長澤は松山の前に回り込み、二人は対峙する。
・ここから内面について深堀しますよ。
という意思表示。

しばらくして2度目の取り調べのシーン。
基本的にカメラは相手の肩越し(斜め)から
話す人の正面の顔を捉えている。
・二人の意見は全くの互角。
両方に感情移入できる設定。
さて、あなたはどちらの考え?と観客に問いている。

ラスト刑務所での面会のシーン。
アクリル越しに長澤の独白を聞く松山。
相変わらずカメラは斜めだが、アクリルに相手の顔が映る。
・松山の行動には同意できないが、
長澤の内面には松山と同じ感情が同時に存在している。
あなたもそうでしょう?と観客に同意を求めている。

ついにカメラはアクリルに松山を映さず、
真正面からカメラ目線で「あなたのことを思いました。」
・自分の中に蓋をしていた感情が溢れ、
正直な自分を認知症の母に告げ、
そして今松山にも告白した。
何も言わず、やさしい表情を見せる松山。

ここまで書いて馬鹿らしくなった。
そういうテクニカルな映画じゃないのよ。
これは。
原作は知らんが、映画では最後に若干松山寄りに描かれた。
その賛否に関してだけは私は「否」。
でも実際に自分の番になったのなら「…」。
まだ答えは出さないでおくことにした。

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にゃろめ