劇場公開日 2023年3月24日

ロストケアのレビュー・感想・評価

全444件中、21~40件目を表示

4.0俳優柄本明の苦悶の演技が強烈な印象

2025年2月17日
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悲しい

怖い

もっとも印象を受けたのは、俳優柄本明が苦悶の表情の中で「殺してくれ」と絞り出すような声で息子(松山ケンイチ)に告げる場面だ。この二人の間にある空気感こそ、この映画がテーマにしているものに違いないと思う。
 お互いに疲れ果てている。父の介護のために仕事を辞め、生活基盤を失い、行政にも突き放され、社会との繋がりも次第に消えて絶望の穴に落ちる。終わりが見えない介護地獄の苦しみが伝わってくる。また、当事者である父もかすかな意識の中で状況を理解しており、「もう、いいよ」という意思を発するのだろう。
 おそらく、これと同様の事態がそれぞれの事件現場で存在して、そのために彼は「ロストケア」を行った。淡々と。しかし、たとえ似たような状況があったとしても、結果の受け止め方はそれぞれに異なるということも作品で描かれていた。当然である。
 映画は冒頭、孤独死の凄惨な現場検証の場面から始まった。これもかなりインパクトがあった。そして、最後の場面で家族に迷惑をかけまいとして、自ら高齢者施設に入った女性の寂しげな表情が映った。この冒頭と最後の事例は、この事件を立件した検事に関係する人間のものなのだが、全体として物語の作り方として面白いと思った。脚本が素晴らしい。
 どこで最後を迎えるのか、家族の関わり方はどうあるべきなのか。最終的には当事者、家族が決めるべき問題なのだろうが、、それをサポートする社会的仕組みの充実を切に願う。

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エルフくん

4.0日本の課題

2025年2月17日
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泣ける

悲しい

自分も他人事ではないといえる
介護の問題。

家族という絆が
時に呪縛となって
お互いを苦しめてしまう

介護で苦しむ人達をロストケアだと称し
殺害していた介護職人の千葉。

彼の行為は決して許されることではないが、、、
彼の事を一方的に非難しきれない心境があるのも事実で。
最後の赤の折り鶴に書かれた言葉には
涙が止まらない。

日本の現在の課題を浮き彫りにした映画だったと思う。

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yoo

4.0どうすればよかったか?

2025年2月16日
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介護の問題は直接関わった経験がある方々と私のように直接関わったことはない者(映画の中の言い方で言えば安全地帯にいて穴に落ちなかった者)とでは感じ方は全く違うのだと思う。
だが、映画は父親に対する嘱託殺人も含め介護に苦しむ人々を「救った」と論ずる松山ケンイチ側にたつシーンが多く正解を見えにくくしているが、42人の老人を殺したことは大罪であり極刑以外に判断の方法はあり得ない。長澤まさみは自身の父親を見殺しにした事実に苛まれるがそれは罪ではない。母親に感謝し、しっかり寄り添っていけばよいのだと思う。
私は昨年から年金生活をしている。「敵」の長塚京三ではないが、僅かな年金と小遣い程度の配当では生活は賄えないので蓄えを取り崩し、それが尽きた時がXディだと思っている。
年金生活に入ると健康保険(任意継続でも国民健康保険でも)の支払い、前年の年収に対する住民税の支払い、介護保険料の増額やら蓄えを一気に持っていかれる。こんなんじゃXディは予定より早く来そうだ。映画でも柄本明の年金は月僅か7万円だし、働けなくなった松山ケンイチが生活保護を申請しても却下され、万引きした綾戸智恵は3食が食べれる刑務所に入れてくれと懇願する。これらは、今の日本の現実であり、自分で何とかしないと生きていくことすらままならない。
超高齢化社会を迎えている日本。政治も行政も明らかに行き詰まっている。
簡単にその解は見つからないのかもしれないが、変えれるのは政治とお金をまわす経済である。
真面目に生きてきて、何らかの形で日本を支えてきた人々が、年をとってもまともな生活をしていける。そんな当たり前の世の中にしてもらいたい。

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アベちゃん

4.0介護の現実

2025年2月15日
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認知機能が悪化した方たちは元に戻ることもなく、特に家族は大変な思いで介護している事も少なくない。
認知機能が低下すると、部屋で糞便を漏らし自分の便を触りあちこちに付け、色々な物を口に入れ、昼夜問わず独語や強いこだわりを見せて指示が入らない。
介護施設は入所するのも高額で、やむを得ず自宅療養を強いられ家族は疲弊していく。
終わりの見えない介護。「僕の殺人は救いだった」本人以外に家族も安堵が見えたのではないかと。
当の本人も死にたくても死ねない苦痛に苛まれている事もある。

穴に落ちない安全地帯にいる人が、正義を振りかざして非難出来る事では無いと思う。
安楽死が選択出来ると良いのにと思います。

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wataridori

3.060点

2025年2月15日
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悲しい

難しい

寝られる

映画評価:60点

ずーんと、、
心が重くなりました。

人を殺すという事を
正当化する作品は数々ありますが、
そのどれもが幼稚で自分勝手な言い分が多かったし、全うな事を言われても
殺人を正当化できる訳がないと思っていました。

でも斯波の事は、
少し理解してしまいました。

安楽死が認められていない日本において、
老人と家族が目指せるのは互いに我慢する事のみ

その苦痛や苦労に
国が他人事を決め込む。
これはどこにでもある悩み。

幸い、私はまだ体験していないが
いずれはその順番が回ってくる。
温も愛もあるから、我慢は出来る。
だけど、苦しさが無くなる訳ではない。

時間も、体力も、精神も、金銭も無くなっていく。
本当に、本当に、辛い戦いだと思う。
命の終わりを選ぶ事は悪なのだろうか…?

だからといって、
斯波のやった事は正しい事ではない。
家族からの依頼があって初めて
闇安楽死として正当化されるのかもしれない

救われた人もいるだろうが、
今回の件もただの殺人です。
裁かれるべきだし、許せる事ではない。

だけど国が無責任なのは伝わった。

そういった、どうする事も出来ない事に切り込んだ勇気のある作品でした。

【2025.2.14観賞】

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まぁと@名作探検家

3.5彼はなぜ42人を殺したのか

2025年2月15日
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泣ける

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にゃに見てんだ

5.0斯波「これはもう人間の生活じゃない」!!

2025年2月15日
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悲しい

知的

難しい

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

5.0泣ける、そして考えさせられる

2025年2月6日
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泣ける

悲しい

知的

何の前情報も先入観も得ずに見た方が良いです。
内容的にはシンプルな話であるが、介護員の心情と、検事の心情を細かく描写していて、私には涙無しには見れませんでした。
長澤まさみさん、松山ケンイチさんをはじめ、俳優陣もとても素晴らしい映画です。

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ムッシュむらむら

3.5喪失の介護

2025年2月4日
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ゆかした

4.5本当の犯人は?

2025年1月26日
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いつものように、予備知識ゼロで観られてラッキーでした。介護の話ということも知らなかったので、冒頭から「え、どういう話?」というところからぐいぐい興味をそそられました。まさに介護に奮闘中という個人的状況も相まって、登場人物らに共感しまくりでした。ミステリー仕立てということもあり、見せる順番がなかなか素晴らしかったと思います。意外と早い段階で「犯人」が明らかになって拍子抜けしましたが、そこから先が見所であり、今作の強い思いが強烈にほとばしっていて、心を揺さぶられました。本当の犯人は誰なのか、社会に突きつけられたように感じました。松山ケンイチ、長澤まさみの名演技、流石でした!エンドロールで前田哲監督だと知って、そこも知らずに観ていたので嬉しかったです。作品によって多少好みの違いはありますが、「極道めし」(11)、「老後の資金がありません!」(21)、「そして、バトンは渡された」(21)などと共に、今作も大好きな前田作品となりました。

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赤ヒゲ

3.0誰かを救う事は自分を救う事と同義

2025年1月21日
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悲しい

怖い

ロストケアを救いと思う派と思わない派では、
自分は救いだと思う派だった。
自分が酒井美紀の立場なら同じように救われたと思う。
認知症の母の立場でも娘を救ってくれたと思える。

長澤まさみと松山ケンイチ両者ともが"殺人犯"なのだとしても、司法が整っていて何を殺人罪とするかの基準があるのだから、その一線を越えてはならない。

裁判で犯人を憎む家族が傍聴席に居たのだから救いは失敗しているといえる。

キバは実の父の殺害以外は、自分を救うために殺人を犯していたのだと思った。
自分の行いを肯定し続けるための身勝手な殺人だ。

安楽死を選択肢に入れられたら救われる人はたくさんいるということか。

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白黒猫畜生

4.5深夜の鑑賞は‥

2025年1月18日
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marimariパパ

5.0いい作品に出会えた

2024年12月26日
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元々松山ケンイチファンだけど、彼の作品の中でもかなり良い!!
静と動の演技に引き込まれる。
題材的にもきっと近い将来他人事じゃないだろうからぐっとくる。
観た後余韻に浸りたくなる。

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E25

3.5見て見ぬふりはもう出来ない。

2024年11月8日
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とても面白かった。
はじめに斯波と言う男が
いかに素晴らしい介護士かを描き、
謎解きはそこそこに一気に問題提起まで持って行く
脚本が素晴らしかった。

斯波がやった事は本当に悪ですか?
と言うことをこれでもかと見せてくる。

これはじゃあ嘱託殺人は良し、安楽死は良し
と言う事ではなく、
安心出来るところからただ見てるだけでなく、
この問題をじゃあどう解決しますか?
と言うものであって、
ラストももう少し先を見せてくれ
解決してくれと思ったけど、
ここで終わらせると言う事は、
各々ちゃんと考えないといけないよ?
と言う事だと思いました。

このままだと斯波がやった事は
良い事のように思ってしまう。
だけど絶対間違ってるはずだから。

社会のシステムを変える事は容易ではないけど、
自分の親と自分に介護が必要となった時に
どうするのかが正しいのか、
家族と共に考えないといけない。

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奥嶋ひろまさ

3.0私が原作に惹かれすぎていました

2024年11月3日
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公開時に二度観に行ったが今回は家で。

公開前、原作本の厚さにかなり内容がカットされると思い読了。それから予告を観て「えっ!」となってしまった。検事が長澤まさみに、男性から女性になったのは全く抵抗を感じなかったが、原作では最後に松山ケンイチが演じた斯波が犯人と分かる。それまで全く考えていなかったので読んだ時は「えええっ!」となったものだ。これは私の読み込みが浅いとも言えるが。

斯波が犯人と最初から分かる物語にどう再構築するのか。と、映画を観に行ったがどうしても原作と違う組み立てに混乱していた。

そして考えてしまったのが斯波の父としての柄本明の起用。すごすぎた。私の感覚だがW主役の二人を圧倒してしまった。それが検事の母と犯人の父の介護の差をより印象的にするが、演技の見事さにいつまでも斯波の父の姿が頭から離れてくれなかった。その結果他の話が薄く感じられてしまった。

そして映画冒頭で「刑務所に入れて」と頼む老婆。少しコミカル的で長澤まさみの顔にも苦笑が浮かぶ。しかし原作でははっきりと社会問題と扱う。映画未登場だが弱い者を食い物にする人物も登場する。

確かにこの映画は他人事ではない介護問題を扱う。しかし柄本明の名演に全て持っていかれたという印象を捨てることができない。そしてラストの二人の面会。検事が死刑囚に救いを求めている? そう見えてしまう。

原作があると映画公開前に読むのはカットされる部分を脳内補完したいのと、映画と原作の違いを楽しんでいるつもりだ。原作主義ではないと思っている。だがこの作品は原作に軍配を上げたい。

付け足しになるが斯波が怪しいと分析される方法も原作ではページを使っていて面白い。

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豆之介

4.0生きてるのに

2024年10月29日
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ハンバーグ

5.0

2024年10月27日
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観る前から悲しくなるだろうなってわかる映画。
余裕がある時に観ました。

私は介護福祉士だったのですが、あまりに悲しくやるせないことが多くて、脱落したものです。

また、私の両親もその時が見えてきているので、

その穴にはまらないよう。
考えて生きていきます。

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トロイメライ

4.0安楽死の是非

2024年10月27日
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 今作は安楽死をテーマにしている。当然のことながら、問題は認知症などの症状が甚だしい人々に対する介護の負担を、家族などの当事者に全て押し付けていることだ。問題を解決するには、そういった介護の負担の大きい人々を受け入れる体制の拡充が考えられる。しかし、それができるなら既に実施されている。実際には介護業界の人手不足や財源の捻出の問題からできないとなると、やはり安楽死を制度化する必要があるんじゃないだろうか。

 そもそも、今作に出てくるような認知症の進行が甚だしい人々も、正常な判断力を持っていた頃ならば、自分の尊厳が傷つくような状態になってまで生きたいとは思わないのが多数派だろう。プライドは無くなっていないわけで、だとすれば、やはり人としての尊厳を保ったまま人生を終えられた方がいいんじゃないだろうか。検事が犯人の行動は身勝手な正義と言っていたが、それは自分が介護に携わらなくて済む人間の綺麗事にしか聞こえない。以上の点から、真犯人の行動は法律に反しているとはいえ共感できるものだった。

 ストーリーの構成は、真犯人が明らかになった辺りから、やや冗長になってくる印象を受けた。検事の父の孤独死のエピソードも、彼女の心境の変化を描きたかったのだろうが、入れる必要があったのか疑問だった。しかし全体としては良い映画だった。

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根岸 圭一

3.0「考えさせられる」は、必ずしも「良い作品」を意味しない

2024年10月19日
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「泣ける」は、必ずしも良い作品を意味するわけではない。
それと同じで、「考えさせられる」からといって良い作品ではない。
そんなことを感じた作品だった。

親の最期は、ポックリであってほしい。

これは辛く厳しい介護をしている限界状態の子どもだけなく、いずれ訪れる親の老後にそこはかとない不安を抱える人にも共通の想いかもしれない。
親側も、子どもに手間をかけずポックリ死ぬことが理想だと考える人が多いだろう。
介護に疲れ果てた末の親殺しや無理心中が同情をもって語られがちなのも、介護の苦労が容易に想像できるからだ。

そういう意味で、この映画はとても考えさせられる。
松山ケンイチ、長澤まさみ、柄本明、鈴鹿央士、藤田弓子らの俳優陣も素晴らしく、登場人物たちの苦悩は胸に迫る。

しかし、制作側のスタンスは最後までわからない。
それぞれに事情があり、それぞれの正義がある。
という、映画を見る前から自明のことが再確認できるだけだ。

最終的な答えを観る人に委ねる映画が嫌いなわけではない。
しかしこの映画は観る人に委ねすぎて、逃げているように感じてしまった。
考えさせられる映画ではあるが、考えたいだけならこの映画のあらすじをを読むだけでいい。

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ericocco

3.5とにかく辛い

2024年10月15日
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悲しい

怖い

全編陰鬱で目を背けたくなる描写も多く見続けることが辛かった。
老々介護、ヤングケアラー、痴呆、徘徊、失禁。
地獄はすぐそこにあるのに見てみないフリ、他人事だと自分には関係のない事だと目を背けてさほど忙しくもない日常に逃げ込む自分を糾弾されているようで心苦しい2時間だった。

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サミ