「凄まじい説得力」ロストケア Kikiさんの映画レビュー(感想・評価)
凄まじい説得力
長澤さんの黒い服と黒い髪、松山さんの白い服と白い髪に象徴されるような、正義の対立。法的な決着は明らかだけれど、それでも彼に寄り添ってしまいたくなるほどの説得力がありました。
長澤さんのセリフの「人には見えるものと見えないものがあるんじゃなくて、見たいものと見たくないものがあるのかも」という言葉が、心に残っています。
家族の介護、老老介護、ヤングケアラー、、穴の底に落ちてしまったときの救いが、社会として当たり前に用意されることを願って。
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