RRRのレビュー・感想・評価
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目と目で通じ合う…かすかに色っぽい?
評価☆5が多いのも納得。なんと濃ゆい物語なんだ! 日本人なんで知らなかったが、インド人なら誰でも知ってるらしいヒーローを2人揃えて、涙あり笑いあり、スーパーアクション満載で魅せる! みなさん書いてるけど、3時間あっという間だった。
とにかくすごい。ラーマとビームの運動能力と回復力ったら! こりゃ死んだかもと思うと、次のシーンでピンピンしてるんだもん。彼らは初対面で、目と目で通じ合って、あうんの呼吸で少年を助ける。火と水の出会い。この出会いから救出の流れ最高。特にラーマに惚れた。この俳優さん、馬にも乗れるし、踊れるし、なんでもできるね。
インド人から見れば、この時代のイギリス人はこんなイメージなんでしょうね。そのイギリス人に従い、同じインド人を棒で殴り倒すラーマは、最初は悪役にしか見えなかった。差別され、ビームの拷問を見せられ、インドの民衆は我慢に我慢を重ねて、いよいよ沸点に達する。そして因果応報、悪代官は成敗されてスッキリ。ひとつ気になるのは、ジェニー。偏見のないフラットな人物なのはいいんだけど、ビームが鞭打たれてる時、反応が薄くないかな。やめて~と叫ぶでもなく、泣くでもなく、ワンカット顔をゆがめるだけ。ラストに向けて、ちょっと説得力が足りない気がする。
群舞シーン大好き。キレキレ。インドのダンスって、肩の使い方がかっこいい。ナトゥーダンスも2人が息ピッタリ。あの足さばきはマネしたくなる。このビートって、二拍子? 南米のフォルクローレと通じるものがありそう。エンディングでは、男子2人に負けじと、シータも表情豊かに踊りまくる。この子、ほんっとにかわいいなぁ。あ、監督もいたような…?
You Tubeで、インド映画の舞踊シーンに、まったく違う音楽を付ける動画をあげてる人がいる。サザエさんとか、CM曲とか、Jポップとか。すごい面白くて大好きなんだけど、RRRでやるならどんな曲がいいかなあ。あの早い踊りに、ミディアムテンポを合わせると、けっこうマッチするんだよねー。鬚男とかサカナクションとかどうかな。シンクロムービー、ぜひ見たい!
今年一番かもしれない
多くの映画レビュアーさんたちが大絶賛していた本作。私の住む映画過疎地・秋田県では上映が無かったため、お隣の岩手県にて鑑賞いたしました。インド映画であること以外は事前知識は無い状態での鑑賞です。
結論ですが、めっっっちゃ良かった。今年は『トップガン マーヴェリック』が一番かと思っていましたが、匹敵するレベルの作品です。とにかく最初から最後までクライマックスのような展開が続き、全くダレるシーンが無い上に、3時間の映画を観終わってから「もう一回観たい」と思わせるほどのクオリティでした。細かいところまでこだわって作られているのが画面を通して伝わってきて、本当に最高です。間違いなく今年一番観るべき映画だと思います。
2022年12月と2023年2月、2回鑑賞しました。
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1920年代、イギリスの植民地であったインドでは英国軍によってインド人が厳しく弾圧されていた。英国軍に攫われた女の子を助けるために暗躍するビーム(NTR Jr.)とインド人でありながらイギリス側の警察で活動するラーマ(ラーム・チャラン)は、敵同士でありながらお互いの素性を知らぬままに知り合い、大親友となる。
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観終わってから振り返ると、意外とストーリーはシンプルなんですよね。単純で分かりやすい。
しかし、分かりやすいストーリーでありながら、火と水のようなメタファーであったりインドの神話や歴史を基にした比喩や演出など、数えきれないくらいの映画的表現が隠されています。いかに監督が細かいところまでこだわり抜いているかが、スクリーン越しにも伝わってくるくらいの作品でした。
完全に個人的な経験則ですが、「劇中で映画のタイトルが出てくるシーンが素晴らしい作品はもれなく名作」という法則があります。ここ3年くらいで約350本の映画を観てきましたが、今のところ例外はほとんどない気がします。本作『RRR』もまた、タイトルの出てくるタイミングが秀逸で素晴らしかったです。
主人公の二人が映画開始30分ほどでお互いの素性を知らぬまま出会い、流出した重油が火災を起こす川に取り残された少年を助けるシーン。アイコンタクトと簡単なジェスチャーだけで意思疎通をした二人が、息の合った圧巻のアクロバティックで少年を救出し、固い握手を交わしてお互い名乗り合う。そこでタイトルの『RRR』という文字がバーンと出てくる。
私はこのシーンでテンションが上がりまくって思わず笑っちゃいました。ここまでテンションの上がるタイトルは初めて見たかもしれません。
とにかく序盤から終盤に至るまで、退屈するシーンが全くない。無駄なシーンが一つもない。
3時間近い上映時間の映画は今まで何本も観たことがありますが、観終わってから「もう終わっちゃった」と思った作品は本作が初めてです。
ところどころにインドの神話をモチーフとした演出があるので、本作を鑑賞する際にはインドの神話や風習を知っていると更に楽しめると思います。しかしながら、知らなくても十分すぎるほどに楽しめますし、劇中に出てくる神話モチーフの演出について解説している方も多くいらっしゃいますので、そういう解説を観てから二度目の鑑賞に挑むのも違った楽しみ方が出来て良いかもしれません。
2022年公開映画では間違いなくトップクラスに面白い映画でした。オススメです!!!!
汗かいたわ!
アクション有り、ロマンス有り、BL有り、歌有り、ダンス有り、抗英有り、そしてリアリティー無し...な超ウルトラスペクタクル満漢全席映画!!
屈強な青年二人が最初は敵同士として出会いつつも固い友情を結び、やがて圧倒的武力のイギリス領インド帝国に対して敢然と戦いを挑む姿を描く一大アクション叙事詩。
実在の独立運動指導者二人をモチーフにしているというのがウソのようなスーパーパワーぶりで、アベンジャーズのメンバーに居ても何の違和感も無いですがその心身の強靭さに加えて歌やダンスも人心を動かすほどのレベルなのでもうアベンジャーズを超えてます。
言ってしまえば"おバカ映画"なのですが、それをこれだけの熱量と規模(製作費7200万ドル超・・・『アベンジャーズ/エンドゲーム』の1/5ぐらいか)で作り上げてしまえばもうそれは偉大で崇高なるおバカでしょう。
足りない。
かっこいーー
That's entertainment !!
ラーマッ♪♫ ビーマッ♪♬
英国植民地時代のインドにて、英国人に連れていかれた少女を助ける為立ち上がる男、ビームと、ある目的から英国警察として働く男、ラーマ。屈強な2人の男がとにかくハチャメチャやる様子を描いた作品。
御多聞に漏れず、本作も3時間に及ぶインド映画。
インド映画好きだけど、如何せん長い作品が苦手なのでいつも重い腰を上げるのにひと苦労なこのジレンマよ(笑)
しかし、本作は終始とにかく痛快で3時間の尺を全く感じさせず、それでいてドラマ性もしっかりあり、お約束のダンスシーンもありと、非常に見応えのある作品。評価が高いのも頷けますね‼
アクションも抜群‼・・・というより、なんならやりすぎなくらいに何でもアリw
まぁここをツッコむのはナンセンスなので、楽しんだもの勝ちですね。
友情と使命の狭間で揺れ動く2人がメインテーマだが、個人的なベストシーンはやはりナートゥですね♪華やかで迫力もあって、それでいてシュールさも抜群‼ホント、マジで混ざりたい。
エンディングも最高でしたね♪シータ可愛すぎ‼
上映終了後に会場から多くの拍手が起こったのって、ワタクシの映画人生の中では初だったのですが、皆さんの会場ではどうでしたでしょうか?
とにかくアツく、楽しい作品で大いに満足できました。
強いて惜しいポイントを挙げるとするならば、武器が届いて、それからの話がメインディッシュかと期待していたので、3時間の尺を越えても良いから更に先を見せて欲しかったことかな。
あとはせっかくなのでIMAXで観たのですが、画面がデカすぎて全部を視界に入れられずw
寧ろ迫力が半減してしまったのがかなり残念だった。これは作品の問題では無いですが、失敗したなぁ~(笑)
割と後ろの席を取ったのですが、それでも・・・あそこデカすぎだよ。。
そして毎回思うのですが、インドの役者さんって大変ですよね。
どんなにイケメンで、どんなに演技が上手くてもアレができなきゃ絶対スターになれないでしょw
あとどうでも良いけど、ラーマはラーマのままなのに、ビームは歌の時だけ「ビーマ」って呼ばれてたのがなんか可愛かったw
終始面白かったです‼今後もインド作品に期待☆
インド映画侮りがたし
おもろ!
全くノーマークだっけど、レビューの評価の高さがトップガンマーヴェリックばりだったので、即日観に行きました。
インド映画ってあまり観てきてないんだけど、とにかくセンスが素晴らしい。
これを日本映画にしたらギャグ路線になる気しかしない。大真面目にやっていて、一つもギャグ路線に芝居しないところが逆に面白い。
途中、ひげづら男2人のBL作品を見ているんじゃないかくらいの描写も面白すぎる。
音楽も派手で、心境を表すところのSEとか派手過ぎて笑ってまう。
そして考えてみると、アクションが見やすい。スローが多いせいもあるのか、アクション多くても全く疲れない。ハリウッド系のアクションは、誰がどう動いて何がどうなって、、、って早すぎてわからないし、疲れる。でもそれが全くなかった。
動物解き放っての登場シーンとかかっこよすぎ。
火の付いた弓矢を放つ登場シーンもかっこよすぎ。
ラーマがどんどん現地人化していくのもおもろすぎ。
2人が戦っている歌の歌詞もおもろく感じる。
インド映画要素も残しつつ、映画としても楽しい。
3時間30分、長くなかった!
インド映画すごいな
179分の壁をぶち壊せ!!!
いやぁ、完全に舐めてた!!!これはすごい!!
初のインド映画にして最高峰!!!!
正直、かなりの長尺だし、インド映画って踊って歌ってのイメージだったから苦手意識持っていたし、いくら評価高いと言えど、4.4は過剰過ぎでしょと思ってました。思っちゃってました。3時間前の自分を殴りたいです。そして、長いからなぁと公開から2週間も経って見た今の自分にも、拳を入れたいです。圧巻とはこのこと...ハンパねぇ!!!!!
私みたいに、「長いもんなぁ」とか「インド映画だからなぁ」とか言って、この映画から目を逸らしている人、結構いると思うんです。そんな人達に言いたい。
マジで後悔するぞ!!!!!!!!
公開から2週間にして国内映画ランキング入りした本作。人気沸騰していること間違いなし。「まぁ、どうせ直ぐサブスクで配信されるから、そん時でいいや」と思っている人。そんな人にも、もう一度言いたい。
マジで後悔するぞ!!!!!!!!
今年一、映画館で見るべき作品です。
圧倒的なスケールと目が飛び出そうになるほどの映像美。華やかな音楽、色彩豊かな美術、そして超大迫力のアクションシーン。音響へのこだわりがとてつもなく、全身が疼く。興奮と感動のアトラクション。果てしない熱量には心奪われ、ハイカロリーなストーリーにはぶち上がる。もちろん、インド映画なので歌と踊りも欠かさない。しっかりカッコよくて、しっかり美しい。至極のエンターテインメント作品、爆誕です。
多くの友情もの映画ありますけど、これほどまでに情熱的で肉厚な、友情愛に溢れた映画は未だかつて見たこと無い。179分という長尺を一切無駄にせず、話の構成もまとまりも完璧に過ぎるが付くくらい、質が高い。しかも、長さを全く感じさせない3時間。それどころか、「え!?もうエンドロールなの!?」と思えるほど、3時間があっという間。胃もたれしそうなくらい濃厚なのに、時間の経過を忘れさせてしまう効果を持つのが、この映画なのです。
強烈なアクションシーンには瞬きをするのさえ忘れてしまうくらいに大没頭。導入から結末まで、抜かりなく面白くて、カッコよくて、エクセレント。主人公2人を演じた役者も、熱に溢れる最高の演技で開いた口が塞がりません。最初はどっちがどっち?とこんがらがっていたけれど、どちらも面白いくらいに特徴的で、動きや表情を見れば、見分けられるようになります。
英国に対しての思い、祖国を守る信念、家族との約束。様々なテーマが179分に詰め込まれている、アクションの見どころだけでは留まらないハイスペックムービー。自分は今、何をするべきなのか?何を大事にするべきなのか?主人公たちは心の中で何度も自分に問い、そしてとある決断をする。そんな決断までの過程が、すごくよく出来ているのが、ここまで楽しく面白く、最後には感動しながら見れた理由だと思います。あと、シータ役の女性の美しさも見どころのひとつです笑
まだまだ語り足りないくらい、見応え3000%と超大作。今年公開された海外の映画で堂々の1位。この衝撃作を映画館で見逃すな!!!この長尺でも、何度も見たいと思えるくらいの最高傑作です。半年ほど前、長い映画は面白くない!とか言ってしまった自分に言いたい。半年後、その意見が覆る作品に出会えるよと。
追記(2023年9月10日)
公開からおよそ1年。2回目、3回目観ようと常々思ってはいたものの、新作映画を追い続ける日々でなかなか再鑑賞出来ず。吹替版も逃し、配信も開始し、遂に上映が全国的に終わってきた最中、地元の映画館でまさかの大復活!しかもIMAXで帰ってきた!これまでは「THE FIRST SLAM DUNK」がIMAXの枠が空いては埋めていたのですが、ようやくこいつの出番かと。上映スケジュール見た時に大興奮ですよ。この日のために1週間頑張ってましたから!
初めてのIMAX。
一週間限定上映ということでかなりの集客。ギリギリでの購入となってしまったので、座席はかなり左寄り。最上級の音響をど真ん中で堪能できなかったのは非常に残念でしたが、やっぱり通常上映とは差が歴然でした。アクションはもちろん凄いんだけど、音楽がまあ名曲だこと。1回目ではそれほど感じなかったけど、骨太なストーリーから歌・踊りに変わるまでの流れが完璧。この映画を見てから幾つかインド映画見てきたけど、やっぱりRRRに勝るものなし。ナートゥがもう1回劇場で見れて本当に良かった。
どなたかレビューで書かれていたのだけど、本作は5分に1回名シーン。映画10本分くらいのボリュームで、セリフもシチュエーションも、そんじょそこらの映画とは重みが違う。笑いが出るほどぶっ飛んでるのに、イギリスの支配下に置かれていたインドを舞台としているからか、すごくリアリティがある物語で、号泣しちゃうほどドラマチック。マジで面白い。本当に面白い。この映画をまだ見ていないなんて、逆に羨ましい。この衝撃をこれから味わえるんだから。
こんなに長いのに1秒も飽きないし、トイレに行きたいなんて全く感じない。現実のことなんて忘却しちゃう。気づいたら終わっていて、「あ、トイレ行こ」と思い出す。また上映してくれないかな。今更とか言わず、色んな人に見て欲しい。この傑作、劇場で見らずにどうする。
やっぱ、マサラで観たい
久しぶりのインド映画
バーフバリの監督でバーフバリをしのぐって番宣だったので神話ものですかと思ったら、よくある勧善懲悪物でした
もちろん、バーフバリのスケールには遠く及びませんが、あの激しいダンスに踊り出したくなりましあ
やはりインド映画はマサラで観ないといけないですね
じっとしてらんないよ
韓国、中国では日本軍が悪役になるように、インドではイギリス軍が悪役になるんですね
虐げられた相手に一矢むくいるのは現地の人達には痛快でしょう
しかし、今のインド
事情があるのはわかるけと、ロシアの肩を持つのは辞めてくれないかな
力でねじ伏せようなんて、あんた達が受けたイギリスと同じやり方なんだよ
化石みたいな戦争行為に加担するのは本当におかしい
入場者特典でポストカードもらったけど、こういうのどうしていいかわからない
もうちょっと考えてプレゼントしてくれないとね
活動写真の面白さを現代で一番感じさせるのはインド映画だったとは!エンタメのすべての要素を盛り込んで間然とするところがない極上のインド料理!
①実は世界一の映画大国であるインド。その底力を見る思いがする。宇宙でなくてもスーパーヒーローがいなくても人間だけで十分面白い映画を作れることを証明してくれる。
②話は至ってシンプル。老若男女オールOKの勧善懲悪もの。しかも悪者はインドを植民地として圧政を敷くイギリス帝国の悪辣な総督夫婦。歴史的背景もバッチリなので話の筋がぶれません。主人公やその仲間たちへの感情移入もバッチリ。
③貧しい村の少女が端金でイギリス総督夫人に買い取られ必死で後を追う母親が酷い目に遭わされる冒頭はまるで「水戸黄門」かと思わせる出だし。少女奪還がメインテーマのアクションものかと思っていたら、インド人ながらイギリスの警察官になっている男のめっちゃ強い武勇談に場面が飛ぶ。
もはやインドにしか存在しない熱い娯楽魂を浴びる
やっと観れた。3時間というので疲れてる日にトライは出来ず、満を持して。偶然新ピカのライブ音響回。そしてあっという間の3時間。ただでさえクラクラするような映画に前半からの打楽器の音が、クる。
そして、いいですね、もの凄くいい。シスターフッドの世の中にこんなにもどストレートでチャーミングなブラザーフッド映画。インドの歌って踊るトオルとヒロシに二度ほど熱い涙が。。
植民地の圧政からの解放ってとても握り拳作りやすい題材も相まって、敵は敵はしく、英雄は超がつくほど英雄らしく、あらゆるコミックよりコミカルに、そして肉感的で80年代に置き忘れた娯楽魂を揺さぶられた。当時のあらゆる香港の娯楽映画にあった「何かを信じきって楽しませる」ことに徹してる。ダンスは言わずもがな、アクションシーンもモブシーンも、音楽もアクションもCGも、容赦なくいろんなものを取り込みつつ独特の発展をしていて、国の中で映画が産業としてしっかり回ってるんだな、って感じがする。通常ハイスピードのカットなんか嫌いなのだけど、その時の顔や肉体の躍動感が止まっていてもいいんだよな、素晴らしい民族アートを観れた感じ。
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