RRRのレビュー・感想・評価
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作家の想像力が生んだ壮大な叙事詩
インド映画界の巨匠S.S.ラージャマウリ監督が手がけた
スリリングで壮大な歴史アクションドラマ!
こちらの作品を見た感想としては、物語の深みとビジュアルの迫力を兼ね備えたまさに作家の想像力が結集した作品!!
映画の中心にいるのは実在した二人の英雄であるアリューリ・シータラーマ・ラージュとコムラム・ビーム。2人が出会ったという史実はないものの作家としてのラージャマウリ監督は彼らの実話を大胆に再解釈し、壮大な創造力によって歴史上の人物を超人的なヒーローへと変え、友情と革命というテーマを壮大な物語に昇華させてます。
壮大なアクションシーン、
息を呑むようなビジュアル、
そして登場人物たちの強烈な感情表現
シーンごとに光り、物語の力強さをさらに引き立てます。
歴史を背景として、エンターテインメントの枠を超えて、興奮を与えてくれました。
ビジネスの世界でも歴史から学べ!といいますが、歴史をアレンジしながらも大切なことを伝えるこの作品には感動です。
キングダム好きの私としてはこちらの作品も心揺さぶられる作品でした。
壮大な叙事詩を体験したい方に、ぜひおすすめしたい一作です。
タイトルなし
尺が3時間と長いんだけど、退屈なシーンが少なく苦にはならなかった。
予定されている事を長々と引っ張られるのがデコピンやシッペ待ちみたいな感じで苦手だから、男2人の決別が早い段階で始まってくれたのは良かった。
最終的にイギリス側が壊滅してしまったが、残されたイギリス人女性はアレで本当に良かったのだろうか。エンドクレジットのダンスにも少ししか出てこなかったし、中盤の役どころを考えると少し茅野の外みたいになってしまったのが残念。
全てが最高
あまりに面白くて30回位観てます。
可能なら記憶を消してもう一回観たい。
初見の時は全てに圧倒され、笑いながら涙が出るとうバグがおきた。
ストーリー、ダンス、アクション自体も想像のはるか上を行き、感情を揺さぶられる。
猛獣を使うシーンは最高のシーン。
アニメでは描けない領域。
そこからさらに伏線回収やインドの文化や叙事詩、宗教とか知っていたらさらに面白くなるし、音楽は同じ曲をシーンによってアレンジして変化させながら展開。
そして最後の最後のエンディングまで楽しくさせてくれる。
インド映画がこれから世界を席巻しそう。
映画館で復活上映されるたびに観ている。
本当に映画館で観た方が良いよぉ
ラージャマウリ監督は天才なんじゃないかと思うんだ
ラージャマウリ監督の代表作といえば、まだ「バーフバリ」ということになるだろうが、短くて見やすいという点において「RRR」は有利だ。
インド映画とか観たことないって人にも観てもらいやすいのはいい。とはいっても3時間あるわけだが。
インド映画を観てくれる人が増えればコッチで観られるインド映画の数も増えるわけで、一人のインド映画好きとしてこの作品は実に有り難い存在だ。実際に「RRR」以降インド映画の上映数が増えていると体感できる。
「ムトゥ踊るマハラジャ」「ロボット」と、おそらく3度目のインド映画ブームだが、過去に比べてもインド映画の波は大きい。
つまりインド映画好きとして「RRR」はとにかく讃えなければならない作品なのだ。
まあ普通に面白いので無理に讃えるわけではないのだが。
ラージャマウリ監督作品は「バーフバリ」を2つとカウントするならば4作目だ。
連続する高揚感、ぶっ飛んたアクション、ゴージャスなダンス(歌うインド映画は全部そうだけど)が持ち味の人かと思う。
そんな中でもこの作品で際立つのは「逆光」ではないかと思うのだ。
強烈な後光みたいになって、うわっ眩しい、キャラクターが見えん。になる。だがそれがいい。
神話じゃないのに神々の戦いみたいになっていくメチャクチャさの前フリとして逆光が使われてるんじゃないかと思えてくる。
普通、逆光使うにしてもキメシーンに1回か2回がいいとこだろうが「RRR」は違う。もう数えられないくらい何度も逆光。
常識破り。いやもう非常識。テンション上がれば何でもアリ。だから面白い。
ラージャマウリ監督は非常識な天才なんじゃないかと思うんだ。
「RRR」が気に入った人は「バーフバリ」も観てね。絶対面白いから。
とにかく最高!
ってかあれ?もう前にレビューしてあったの?修正しなくては!
映画館で観たのだいぶ前で、今さらではありますがレビューさせていただきました。本当にまた観たい…なんならリバイバル上映してくれって思うほど最高でした。
まだ観ていない方もいると思いますので、簡潔なみどころだけ言います。
①引き込まれる世界観
②大迫力かつ表現豊かなアクションシーン
③兄弟の絆と複雑な関係
この一言×3に尽きます。
あまり説明するの得意ではなくてすみません。でもまだ観ていない方はぜひ一度観てみることをおすすめします。一生人生に残り続ける神映画認定間違いありません。
何度見てもまた観たい!
長時間を感じさせないエンタメ
インド映画の真骨頂!アクションあり、歌あり、ダンスあり!
とにかくラーマもビームも向かうところ敵なし!2人がぶつかるシーンは、まさに死闘!虎などの野獣が出てくるところは、さすがインド映画と言えよう。炎が燃え盛る闘いは、迫力満点だ。
映画に流れる歌は、ただの挿入歌ではなく、主人公の心情を表している。ビームの拷問に屈しない気持ち、そして、民衆を焚き付けるシーンは、心が震えた。
友情か指名か…ラーマの葛藤が痛いほどによくわかる。そもそも何のためにイギリス警察に入ったのか…インドを守るためではなかったのか…不条理を感じる同志を裏切ってまで、イギリス警察にいるべきなのか…その気持ちを知ったビームが助けに行ってからの共闘!まさにイギリスの植民地支配からインドを守るヒーローで、目が釘付けとなった。
インド映画ってここまで?!
ナトゥダンスの凄さ
タイトルなし(ネタバレ)
・初のインド映画だったけど、長い割には飽きなかった。
・お決まりのダンスシーンは楽しいけどもう少し短くてもよかったかな。
・リアリティを求めては行けないんだなとクレーンアクションを見て思った。
・痛快、すべてがハッピーエンドで良かった
インド映画の中で一番の傑作
なるほど、これが噂のRRRか
この映画はもう面白いの分かってて鑑賞した感じ。
噂に違わぬエンタメ要素てんこ盛り盛りの大作。インドお約束の長尺ながら全然その尺の長さを感じず、とういわけではなくて尺の長さはガッチリ感じながらも、次はどうなっていくのよと飽きさせない展開で、あっという間ではなくてお腹いっぱい楽しめた。
1920年のイギリス植民地時代が舞台。圧政を敷く提督に理不尽に妹マッリを奪われた村の守護者ビーム、鉄の意志でデモ隊を一人で制圧した警官のラーマ。妹を取り返すべくデリーで身をひそめるビームに対して、マッリを取り返しにデリーに潜入している守護者を捕えようと捜査を進めるラーマ。この二人が市内で起きた列車事故から少年を救うために互いの身元を知らずに協力、二人は親友となっていく。
そして、妹マッリの奪還のために提督公邸を襲撃すると決めた夜、ビームは自分が公邸内に居るマッリを奪還すると身の上を明かす。
公邸での大乱闘の中、ラーマは捕える側の人間としてビームの前に立ちはだかる。
ここまで来てもまだ前半の途中で、ビームの恋愛話(そこでかの有名なナートゥダンスが始まるわけです)だったり、ラーマがビームの弟を捕えたまでは良かったが、毒蛇の逆襲を受けるくだりとか、書ききれないエピソードも満載。しかもここから、何故ラーマは警官になったのか、彼の本当の目的は何なのか、ビームは無事マッリを奪還できるのかなどなど、映画三本分ぐらいの話をエイッと一本に凝縮している。
日本人の皆さん(私も日本人ですが…)がインド映画と聞いて真っ先に思い浮かべる唐突な歌と激しいダンスは、本作ではナートゥとエンディングのみ。途中もいろいろ歌は歌うものの、ミュージカル映画よりは控えめですよというレベルなので、なんかすぐ歌って踊ってダレるんだよねーとかいう先入観は不要だと思う。
むしろ、歌によって民衆が蜂起したりと物語の流れにうまく組み込まれているので違和感は少ないはず。
もちろんご都合主義な展開はめちゃくちゃある。もうインドで脚が動かせないぐらいの怪我をしたり、毒蛇に咬まれたり、鉄砲で撃たれたりしたら、とりあえず薬草塗っときます。
医者いらず、薬局いらずだね!
それと、インド映画のもう一つの見どころのアクションだけど、こちらもご都合主義とか言わずにもう楽しんじゃいましょう!主演のお二人のキレのある動きに加えてワイヤーありCGあり狼あり虎ありでメチャクチャ楽しませにきている。アクションだけ捉えるとちょっとハリウッド押されてるよと思うぐらい勢いが凄い。
ちょびっとインド話。インドの方はマジでイギリス大嫌い。骨の髄からという表現あるけど、本当に骨の髄からイギリス大嫌いで、本作でもえげつない程イギリス人が悪く描かれているけど、これは彼らには結構普通の感覚みたい。どんだけ酷かったのよ、と思ったりもする。逆にイギリスではこれが上映されていたりして、イギリス人の寛容さと言うかドライさもなかなか興味深い。
最後に、欧米では主人公二人を同性恋愛的な見方をしてる向きもあるけど、インド人の独特の人同士の距離感の近さを知らないからそういう意見が出てくるんだと思う。私がインド人と二人で話していると、気がつくとめちゃくち距離を縮められていて、しまいには手を握りだす奴までいる。別に好きなわけやないのよ、そういう距離感が普通なだけ。
なんなら、社員旅行の時にダブルベッドに他のおっさんと一緒に寝てくれる?と言われて低調にお断りした。そういう実感が無いと、彼らのような距離感は理解できないのだと思う。
映画が長いから、レビューまで長尺になってみた。とにかく面白いよ!
あと、歌の力ってやっぱり凄いわ。
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