RRRのレビュー・感想・評価
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3時間、見応えある映画
インド映画ならではの長時間映画。
自宅で鑑賞したため、間はインターバルを挟んで鑑賞。
とても見応えある映画だった。
それぞれが信念を貫く様に圧倒され、ダンスシーンでは愉快な気持ちになり、メリハリのある映画だった。
痛々しいシーンはあるものの、人にもお勧めしたいなぁ。
ただただ極悪非道な独裁者がそこにいて、ヒーローが敢然と立ち向かう
(25/10/10追記)
映画館の企画で応援上映で鑑賞。大画面で初めて観てカッコよさが3割増しになったので★5に格上げ。
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舞台は1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム(NTR Jr.)。大義のため英国政府の警察となるラーマ(ラーム・チャラン)。熱い思いを胸に秘めた男たちが”運命”に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに、それぞれの”宿命”に切り裂かれる2人はやがて究極の選択を迫られることに(公式サイトより)。
ある作家が、冷戦終結後のハリウッド映画について、「旧来のアクション映画やスリラーの世界では、分かりやすくヒーローと悪役が登場しますが、現実の世界はもはやそうではありません。冷戦のような政治的闘争もなく、これが『敵』であるという印は明白ではなくなりました」として、単にミッションだけがある(≒敵か味方か、正義か悪かが分からない)スパイ映画(ミッション:インポッシブル」「ボーン・アイデンティティー」)や、悪役にもまた何かしらの事情を抱えている作品(バットマンシリーズ」等)をその証左として挙げている(丸山俊一ほか「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 アメリカ70~90s 『超大国』の憂鬱」)。
ハリウッドに限らず、日本映画でも韓国映画でもこの傾向は見られ、そうした設定がただの勧善懲悪ではない物語を生み、作品に深みを与えてきた。そのうえで、RRRである。
RRRには悪者なりの一分の理は一切ない。ただただ極悪非道な独裁者がそこにいて、ヒーローが敢然と立ち向かう。とにかく異様に強いし、死なないし、怪我とか毒とかで瀕死だったヒーローは謎の薬草によって完全復活する。よく分からないハンドサインで全てを解し、森の中に奇跡的に置いてあった弓矢の矢は一向になくならないし、舞踏会はインドダンスで大盛り上がりである。たぶん歴史上の人物の微妙にチープなイラストがエンディングで突然大きく映し出されようが、作品の中間地点で「インターバル(休憩)」と出ようが、そんな些事はどうでもいいのである。勧善懲悪の世界線で、10分に1回来るアクションシーンをひたすら楽しめば良いのである。
映画は2時間に収めてナンボ、そこまでが監督の技量であると今でも思っているが、3時間を飽きさせない作品作りもまた、監督の技量なのだと新たな気づきもあった。
最高!!
圧倒されました!
あっという間です✨
伝説を観た!
IMAXにて鑑賞。
ついに!伝説をこの目で目撃した!今更!(笑)ありがとう!リバイバル上映!
散々語り尽くされた本作のレビューを、私なんぞがまともに書いてもしょーもないので、好きなシーンを羅列して終わります。
マッリが連れ去られるシーン。
言葉が通じない事をいいことに、イギリス人が幼い少女をコイン2枚で買い取る。泣いて連れ戻そうとするお母さんを撲殺。開幕早々イギリス人の悪役っぷりが徹底されていますね。😫ヒー
ラーマがデモ隊相手に無双!
柵を飛び越え突撃した瞬間、「え?もうクライマックスやん」。一仕事終えた後、壊滅状態のデモ隊数百人が映し出されます。おいおい!さすがにそこまでやってないだろ!(笑)
ジャングルでビームが虎と激闘!
仕掛けた罠が上手く作動せず(壊れた?)、虎とのパワー対決!ぶっ倒れた虎に「すまねぇ、うんたらかんたら」慈悲深い😊
ラーマとビームが少年を助けるために共闘!
バイクと馬が走り出した!何すんだ何すんだ!?うぎゃー!!無茶苦茶だー!!最高!!😭
川の中でガッチリ握手!歌が流れる。
今後の二人を暗示するかのような歌詞がオープニングらしくワクワクさせてくれます。……オープニング…?既に数回クライマックスを迎えてますが…?
ナートゥナトゥナトゥナトゥナトゥ♫
イギリス人もみんなでナートゥダンスバトル!お盆が楽器なのは「ジャワーン」で学習していたので、お盆見て「あ、始まるやん!これ!」本当に始まったナートゥがご機嫌過ぎて頭馬鹿になります🥳ナトゥナトゥ
マッリとビームの再会。
マッリが「こんなとこ嫌よ!帰りたい!」とビームに泣いて助けを求めます。😢ウゥ…
マッリ救出作戦決行!
総督公邸にトラックで正面から突撃!邪魔するやつはぶっ倒せ!動物達と共に飛び出すビーム。カッコよすぎて爆笑🤣しかし、そこにはラーマが…。
装填 狙え 撃て!
親父ー!!!!
見せしめでビームが拷問されるシーン。
キツすぎる。見るのが辛い。ムチを振るラーマも辛い。顔にかかった返り血と一緒に涙を拭う…。ビームの歌が民衆と映画館の観客の心を鷲掴み。ビームがぶっ倒れた瞬間、民衆が暴動を起こします。すげぇ胸熱…!😖
ビームの処刑を阻止するラーマ。
何も知らないビームがラーマを倒す。それでもビームとマッリを逃がそうとするラーマ。その後反逆罪で投獄。かわいそすぎる…😢
シータの過去話。
真相を知ったビームの涙…。ビームは仲間の為に、ラーマは故郷の為に。どっちも偉いよ!😢さぁ!ラーマを助けに行くぞ!
ラーマと再会!
シータの首飾りをラーマへ。「パチン」とハマる二人の首飾り。😢ウグググゥ……!
肩車バトル!
肩車したままラーマが両手に銃を持ち、ビームが装填、ラーマが撃つ!ほぇー!そんなことできんのか!😯……いや、できねぇよ!(笑)
ラーマ覚醒!
「ラーマン♪」「ビーマン♪」の歌がめちゃくちゃ良い!ビームが水中から飛び出る!先月公開された「デーバラ」でもやってたぞ!(笑)
総督府崩壊!
武器庫にバイクをぶち込むビームとラーマ!もう滅茶苦茶のやりたい放題!大爆発でみんなハッピー!
最後の言葉は…。
「読み書きを教えてくれ」。これ!凄いなって思いました。ジェニーと会話出来なかったこともそうだし、オープニングの英語がわからない為にマッリが連れ去られてしまったシーンにも繋がります。独立には教養が必要。本に囲まれていたラーマを見てそれに気づいたのかも知れませんね。
いやー!最高の3時間!あっという間でした!好きなシーンが多すぎて結局レビューが長くなってしまいました(笑)あ!エンドロールの歌、ダンスも最高!
さすがのインド映画
1つの映画に、娯楽映画の要素を全部乗せの楽しさ。さすがインド映画。日本映画のような心の機微を描くことはないけど、どの映画を観ても楽しめる。
唯一の難点は尺が長いということ。計3時間、2時間で休憩の表示が出てくるがそのまま上映。しっかり席に着く前にトイレを済まして置くことは必須。
英国統治時代のインドで、総監に連れ去られた村の娘を取り戻そうとする男と、この男を捕らえようとする警察官の男の物語。ふたりとも重く深いバックグランドを持ちながら、対抗しながらも、友情を深めていく。この葛藤がこの映画の背骨。
音楽もダンスもわざとらしくなく、映画のストーリーのなかでうまく溶け込んでいる。さすが!
最後のカーテンコールも文字が小さく、音楽とダンスが画面いっばいに広がり、最後の最後まで、楽しめた。
照明が着いたあと、急いでトイレに駆け込んだのは、言うまでもない。
何から何まで凄いの一言
最初から最後まで見せ場の連続、上映時間の長さを全く感じさせない。ストーリー、見せ方、全てが想像の上をいく。髭面オヤジ二人の熱い物語にぐいぐいと引っ張られていく。
純粋に娯楽映画として楽しみつつも、ガンジーさんの精神は何処に行ったのかという思い、英国に対する怒りの根深さ、そんな様々な事を考えさせられた。
ナートゥをご存知か?(RRR観てきた)
娯楽性を重視しながらもきちんとメッセージが込められている
RRR:ビヨンド&ビハインドの公開に先立って長年の課題だった本編をようやく鑑賞しました。
期待に違わぬ面白さ!
イケメンW主演、てんこ盛りのあり得ないアクション。
トラックから動物とともに飛び出してくるシーンはもうたまりませんでした。
インド映画は娯楽性を重視しながら、祖国の英雄を称えるとか、社会の歪みに物申すとか、そのストーリーにきちんとメッセージ性を盛り込んでいるところが異色であり独特だと思います。
同じ抑圧の歴史や社会問題を提議する趣旨でも、韓国映画のちょっとやるせない程悲惨な感じとは一線を隠し、楽しく鑑賞できることを前面に押し出している。
インド映画が世界中で評価されている理由の一端だと感じました。
カルキでインド映画好きかも バーフバリでインド映画好きになり RRRでインド映画大好きになりました〜
インド映画初体験 びっくりした!
昔の香港カンフー映画のアクションとミュージカルが融合した、ぶっとんだ作品。
東アジア特有の暗さはまったくない。ただただ明るいのである。
これがインドか~!と思ってしまった。
エロ以外の映画の面白さをすべてぶっこんだ作品で、テンションがたかく、中身が濃い。
発端から、二人の裏事情までしっかりと説明してくれているから、
置いてけぼりをくらうことは一切ない。
だから、万人が安心して観覧できる。ただ、体力は必要。
とにかく、上映時間が長い長いのである。三時間を超える長さ。
でも、なかだるみが一切ない。ただただ、テンションが高いのである。
このテンションの高さが、中国を越えて世界一の人口であるインドの今の勢いを象徴しているのだろう。
エキストラの人数も半端ないのである。これだけで、圧倒されてしまう。
いやーとほんとにおもしろかった!
夢に藤岡弘がでてきたよ…。
火の男、水の男
普段劇場に足を運ばない友人達も何度も通ってるとオススメされてた作品。しかもIMAXで。
なんか、観に行った友人達がほぼRRRスタンプ購入して一時期ラインはそのスタンプがやたらと来た。
それだけ観客を魅了したのか〜って。
ただ、私は長尺が苦手でねぇ…
いやほんと、長尺長尺脆弱脆弱で。
バーフバリも劇場で前、後編で公開してくれたから観れたけど、あとはタイタニックを劇場で何度も観れたのはたぶん若さゆえの出来事。
気になるし、興味はあるので配信で視聴。
1人の少年を助ける為にラーマは炎を背にビームは水飛沫を背に初めて共同する。
その後友好関係を築く2人。
親友のように兄弟のように駆け回りいたずらをし、ビームの恋の背を押したりする。
彼らは信頼し合い心を通わせあった。
しかし、道は分たれる。
相対する2人はやはり炎と水を纏い戦い合う。
あの時、ラーマが毒蛇に噛まれ口が聞けない状態でなかったらまだお互いが対決しなくて済んだのかも。
妹を救う為、大義の為に2人は戦う。
ビーム処刑の際でビームは民を鼓舞する歌を歌い、それに心を打たれて暴動を起こす民達。
武器を持たず戦う彼らを見てラーマは驚く。
ラーマはビームと妹を逃す算段を行い政府により捕縛されてしまう。
無事に村へ帰ったビームは潜伏先でラーマの許嫁シータによりラーマの絞首刑の手紙を読み聞かされる。
その紙は風に流されビームの首を切る様に飛ぶ。
芸コマ!
その先はラーマ救出へ。
地面をコンココンッて叩き合うとかマジソルジャー。
牢獄期間により足が弱ったであろうラーマを担ぎビームは走り続ける。そんな2人は言葉もなく息がピッタリ。
銃をラーマが撃ち、ビームがリロードするとか斬新過ぎて声がでない。
そして森の中、ビームは力で、ラーマは弓で次々と押し退ける。
この弓を引くラーマがかっこいいのよ。
過去、父にしたように手榴弾を弓にこめたり。
最後、提督の屋敷を爆破。
血溜まり血溜まり♪って言ってた奥方はトゲトゲで血溜まりになってて良かったネ!
部族民の命より高いと言われた一つの弾丸。
そんな事ねぇんだよ!と言わんばかりに渡された銃でビームは心臓を一発。ステゴロ一発で戦ってきたインドの方々の革命的な感じかな。
マッリは母の元へ、ラーマは約束の銃を持ち帰還。
君の願いを叶えさせてくれの言葉にビームは読み書きを教えて欲しいと。
優しい英国女性に恋をした為ってのもあるけど、これも革命だよね。
パーティで2人でのシーン。
ダンスを邪魔されるビーム。銀のトレイがコロコロ…
それを蹴り上げドラムでビートを刻む。
ムトゥを踊る2人がとても良い。そりゃ女性もメロメロ。
しかし、こダンスって長距離マラソンなのか…
歌とダンスはインド映画にとってバフでしかないのよ。
IMAXで観たら本当に圧倒されて泣く作品。インターバルもあるみたいだし。
でも配信で観たからやっぱり少し長いなって感じた。
全851件中、21~40件目を表示













